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[店舗レポ]くすりのレデイ平和通店 | バーチカル陳列と重点品のフェース拡大で買いやすく選びやすい売場を実現

株式会社レデイ薬局(本社:愛媛県松山市、代表取締役:白石明生氏)は2023年11月30日、愛媛県松山市にドラッグストア「くすりのレデイ平和通り店」を開店した(愛媛県では118店目)。

▲松山市では初のピロティタイプ(1階駐車場、2階店舗)

平和通り店は松山城の北側に位置し、周辺は松山大学、愛媛大学をはじめ教育機関が多くあり、松山市有数の人口密集地区である。

しかし、近隣にはスーパーマーケットやドラッグストアが少なく、地域消費者のワンストップショッピング性を高めることと、駐車台数を確保するために、愛媛県では同社初の「ピロティ店舗」(1階が駐車場、2階が売場)として開店した。また、2024年には調剤薬局も開店し、「調剤併設型フード&ドラッグ」として、さらに便利な店舗になる。

売場づくりの特徴は、用途・機能の単位で縦方向に商品を陳列していることだ(バーチカル陳列)。棚1本から2本程度で同一の用途・機能の売場が連続して続くために、消費者は売場を回遊しながら、常に新しい用途・機能を視認することになり、ワンストップショッピング性が高まる(写真1、2参照)。

また、売れ筋、売り筋商品の陳列量フェース数を広げて陳列量のメリハリを付けた陳列になっており、その棚でどの商品を一番押しているかが明確である。奇をてらったような売場づくりではないが、とても買いやすく選びやすい売場である(図表1参照)。

以下の有料部分では同店舗の売場の強さを40枚の売場画像で解説します!

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