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マツキヨココカラ&カンパニー 売上高1兆円台に / スギ アジアでの連携を拡大

マツキヨココカラ&カンパニーの2024年3月期の売上高が1兆円を超えた。DgS業界では2社目になる。スギHDが、モンゴルのAsayake社と業務提携、インドネシアのMR社と協業を始める。インドネシアではハラール認証商品の開発を進める。

《略号の表記一覧》
DgS=ドラッグストア、SM=スーパーマーケット、CVS=コンビニエンスストア、HC=ホームセンター、GMS=総合スーパー、SC=ショッピングセンター、DS=ディスカウントストア、HD=ホールディングス、M&A=合併・買収


スギ、モンゴルのAsayakeと業務提携

スギHDは2024年5月13日、モンゴルのAsayake.co.,ltdと業務提携することで合意したと発表した。

Asayakeは、モンゴルで通信販売事業や、200を超えるチェーンの小売店等への卸売販売事業、インフルエンサーなどを活用したデジタルマーケティング事業を展開している。

また、創業より「日本の良質な商品を手ごろな価格でモンゴル国内に広めることで、モンゴル国民のヘルス&ビューティを支えていきたい」という考えのもと、高品質な日本の健康食品や美容関連商品を輸入するなど、日本との親交が深い企業だ。

同提携で、モンゴルの消費者に、スギグループの自社開発商品を中心に日本の高品質な商品やサービスを届ける。2024年11月にウランバートル市内で、日本の健康食品、美容関連商品、生活必需品を取り揃えたヘルス&ビューティのフラッグシップ店の開店を目指す。将来的には、店舗の拡大やモンゴルの現地企業へAsayakeを通じての商品供給等を図る。

スギHDは、これまでも台湾、ベトナム、マレーシア、香港、タイ、インドネシアで、現地の有力企業と業務提携を行っている。

スギ、インドネシアのMR社と協業 インドネシアでハラール認証商品の開発

スギHDは2024年5月10日、インドネシアのPT Mustika Ratu, Tbk(以下「MR」)とインドネシア事業の開始に向けた基本合意書の締結に合意したと発表した。

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