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マダミス⚠️ネタバレ感想】PC3:天使のエルと時計じかけの国

2024/02/11 12:00〜
「天使のエルと時計じかけの国」の
ラスト1枠に入らせていただきました。

ネタバレなお話をしていきます。

ここでは時系列や私の立ち回りを挙げていきますので、未通過だったりこれから物語を始めようとされる方は出来ればそっ閉じして頂けると嬉しいです。

今回は私の裏側のドタバタ、マダミスとしての動き方で書いていこうと思います。
私まだオンライン卓は7前後というひよこです。
実に偉そうで申し訳ありません。我こそはという歴戦の皆様のお話も伺えたらと思っています。

有名なシナリオと耳にしておりまして大変興味があったのでお邪魔できて光栄でした。
そして初、いつもマダミスの先生していただいてる、尊敬すべきS様の元を離れての卓。
観戦でいるよっておっしゃってくださって…

気分は授業参観。

前日の卓である
「哀悼の星と月夜の慟哭」のニル役が全く抜けてない状態+ほぼ寝てない(前日27時終了の充実感に浸ってた)っていう状態の中挑みました。

GM2人!?
観客!?!?!?

私大丈夫!?!?!?
ーー大丈夫じゃない。

キャラクター5人に対し、♀2♂3のPL
丁度キャラクターも同じ性別で集まったので比較的スムーズに進めました。
PL1とPL3が♀だったのですが、もう一人の女性の声的に「多分PL1を選ばれるだろうな」と思っていたので、その予想通りのPL3の役をいただきました。

姉御か…姉御……

そこで私は気付くわけです。

ーーー待って。

まだ声が微妙にニル残ってる+寝不足の声低め安定しない。

弱った弱ったぞ、と。
機材のマイクミュートをしながら、
あ“ーーー
をし始めます。

ーーー声、出ないな???

ミュートであ“ーあ“ーしつつ、頂いた初期ハンドアウトを見ながら状況整理です。

(この時の裏の私はマイクの前で大慌てでした)

必死にハンドアウトをスクロールしていきます。
iPadのApple Pencilで雑に

すごい汚いけどこんな風に書いてました。
PL3を読み進めていくうちに

(1)弟がいた。天使だった。時計塔の心臓になってる
(2)実は弟は殺された→時計は止めてやろう→隠す事
(3)弟子だけは大事
(4)殺した犯人は誰だ

ざっと箇条書きで整頓していきました。

ーーー自分は殺していないけど事件は起こしている。

ここが一番ネックでした。

殺した犯人役からしたら、事件に絡めて一緒に罪を擦れるところだからです。(私がもし犯人側なら隙があれば全部そこに持っていく算段します)

メタ発言すれば、黒よりのグレーのなるのがマズいです。(現状グレーですし)

読み進めて突っ込まれそうな箇所と、相手からの「自分は見てる」という言質を貰うための動きを考えていきます。

ーーー会食後の顔が青い、は詰めてくる。
(この間に時計を止めてるからです。しでかした事への懺悔です)

「嘘は事実と絡めて話すこと」
私はこれを心掛けています。
その方がバレにくいからです(酷い話)

・前日に酒を飲んで具合が悪くて。
→酒豪のキャラ設定はないから嘘と感じやすい
→逆に設定があれば使える話。

なので私は、PL3の背景を考えました。
国で唯一の時計技師。相手にしてるのは常に機械(時計)。一緒にいるのは弟子だけ。

ここから私が導き出したのが
「①貴族も集まっての改まった会食会なんて、②アタイには顔色伺って食事なんて具合悪くて仕方ない。③だってアタイは時計しかいじってないんだよ?そばに居るのも弟子だけさね」です。

ここで嘘は②だけ。なので何度も「なんで顔青かったんだ?」をきかれても「貴族の会食会だぜ?(げっそり」「時計いじってるほうがいいさね」で抜ける気満々でした。

ーーーこう書いてて大丈夫なの?ってなるんですけど
犯人役でも犯人側じゃなくても基本的に私は動き変えてません。

あとは声の調子や速度とかそういうお話になってくるんですが(もうなんか酷い奴)
心の動揺をどれだけ対応できるかだと考えてます。

後は
・時計を止めたのを誰か知っているか
・弟子に貸した鍵を奪った事
・私がばら撒いた灰

この処理です。そばに居るのが弟子なので,彼が疑ってくるなら逆に怒らず全肯定でいく。という考えでした。
弟子には正直でいたかったんですよね…
確かに技師として「時計をとめた」は知られないよう動くこと、が目標の1つでしたが。

ーさあスタートです。

誰から話して主導を取っていくか見ていました。
まとめ役,発言力が強い役…この見極めをしていきます。

メタ発言をするのであれば白よりのグレーになること。もしくは発言力の強い方に白をもらうこと。

それを目標にしつつ犯人を探していきます。

時計塔の上部に刺してあったという事から
(頭に殴った痕跡はあるから犯人二人はできなくはないが)
子供であるPL1とPL4は白寄りでした。
むしろPL4は弟子であり盲目であり犯人だとしても犯人とは思わない気持ちでした。

それに天使の心臓は14歳の子供
ふたりはその心臓になりうると考え、別の役割があるのではと…(この辺メタですね)

PL2とPL5に絞ってはいたのですが…
死んだ現場にPL5の形見のイヤリングがある事から
PL2が頭一つこの時から黒でした。

ーー密談スタートです。

弟子との会話で
「時計の音がおかしかった」

ーーーきた。お前きいていたか。

全肯定します。私が間違えたのか…と不安をこぼし、お前いつも頑張ってるしお前が間違うわけがないんだ。きっと何か私がやったんだ…。(実際やってるんですけど)という最低な弱音を吐くっていう。

「そんな事ないっス!!!いつも仕事完璧っス」

ーーここで笑っちゃいけない。信じるの早いよ!?

気づいてくれてありがとう。きっと何かあるんだ。あとで一緒に行こう。そばで見てくれ。

「もちろんっス!!!!」

ーーーとりあえずこれで乗り切る。

さて……この弟子はあとで「音が変だった」っていうのであれば
「いつもと変わらないと思ったんだが…私よりずっと弟子は耳がいいんだ。いつも聴いてくれてる。もしかしたら誰か部品を…?」という

THE 私も被害者です!!アピールする。を頭の四角においてました。(酷い話

そしてPL5とPL4との3人になったとき
犯人なら大人であること。私も犯人になると先に提示(相手を開くなら自分から)
そして、イヤリングの話です。犯人か、殺害者が拾ったか、なすりつけたか。人は文章最後の言葉が耳に残りやすいので「なすりつける」を今回は最後に持っていきました。(話を聞いてるうちにPL5の犯行は弱いと思ったので)

限りなく私はPL5からは黒寄りでいいと思っていました。何故か。PL4からの信頼を得るためです。
ひたすらPL4のことを私は信じてるアピールです。(最低です)

そして変わって密談はPL2。

アタイあんたに聞いてみたいと思ってたんだ
ーーさあ、構えてくるかな?と。

一番怪しいと思っていたので言葉の話す速度とか言い淀みそうな箇所はきいてみたものの…面白いくらい逃げる。楽しくなります。

まずは部屋で呼ばれた人物からのお話をもう一度
そこで言い切って安心してからの
PL1は天使ではないのかという私の机上の空論説。ここが本命です。

ーーーこれ、PL2だな

が私の中でほぼ確信しました。

そしてPL1です。
発言力が私の中で強い方だと思っていたので
(1)私の弟は天使だった。ここにいる。
(2)弟の心臓と一緒にいるんだ
(3)時計は私の全て(弟の心臓だから)。だから時計で殺したやつが許せない。

素直に聞かれたことを答えるのと聞いてない情報も全部出す。言ってくれなかったという事がないように。

素直に信じてくださる方でよかった。

そしてGMからの新たな情報公開。

ーーー祈りの部屋なにしてたっけ?

これ本当に抜け落ちてて。純粋に何をしてたかすぐ調べる、だったんですが…みんな優しくてよかった。

PL4
「忘れる事あるっスよね!!」

ーーー神か。ありがとう。

ーーーハンドアウト調べて、まさかの弟の真実を告げられた部屋が祈りの間か。

さて、どうする?

ここで最初に「幽霊でもいたんですかね」説があった事を思い出して。

「①声が聞こえたんだ。②だが行ったけど誰もいない状態だった…③なにも出せなくて悪い」

PL5「灰は?」

私「④いーや、なかった」

毎度お馴染み嘘と本当の混ぜです。
真実知ってブチギレた時ですね…。

そして隠し部屋で死んだ被害者の日記が公開。
私のここに居る理由を日記に書いてくれていて。

弟が天使だったことも,弟の心臓を信じて時計を直しここにいるという手記だったので
先に話しているPL1にはここで白寄りに見えたのではと思っています。

ここまでPL4が時計の音がおかしいことを言わないで居てくれていて,むしろ本当に信じてくれていて
素直に「ごめんな」っていう気持ちでした。

アクセサリーも私のためだったんだな。ごめんなありがとう。都合よく駒にしてごめん。

ーー最後の会議

隠し部屋を私は知っていて先に日記を知っていたのではないか、それが殺す動機にならないか、を潰すことでした。

私「いや、むしろ先に知ってたら殺してたよ。大事な弟だ」

PL5も「自分も日記を知っていれば自分も先にだった」

ある程度みんな固まった状況でした。
すまないPL2…


そしてエンディングです。

最後まで信じてくれてたPL4の彼にありがとう。
真っ直ぐ誰よりもひたむきで、PL4そのものでした。


どちらにしてもEDは変わらなかったけど、二人で眠れるエンドは安らかだったと思ってます。
逃避行もしたかったけれどね。

こんな感じで閉幕でした。

黒い私でごめんなさい。

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