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2/5 中国のコロナ情報(確定例一桁に!)&上海の状況(2/4は1例)
タイトルの写真は、上海市内(郊外)の高速道路SAです。トイレに行くにも、健康QRコード(緑)の提示と、検温が必要です。出入り口も1箇所に絞っていますよね。健康QRコードでなにをみているかというと、その人が隔離状態であるかどうかが判断されるわけです。言い換えると、出歩いては行けない人を発見するための仕組みなのです。といっても、正常であれば何ら問題はありません。フツーに利用できます。
2/4、PCR検査を日々一生懸命やっている中国大陸の市中感染者の確定例が6例と久しぶりに一桁台になり、新規無症状感染者も5人とこちらも一桁台になっているのに、まあ日本では全然話題にもならないけど、こちらで生活しているものからすると、実感はできますね。警戒しながら経済を回していく、感染者が出ても早期に発見できるように、感染リスクが高い人は定期的にPCR検査する、ワクチン接種を進める、など基本的なことを淡々とやっておりますよ。
2/5 発表 2/4 0〜24時の中国大陸新規感染者状況。
◉市中感染確定例6(黒竜江5 上海1)
◉海外輸入確定例14(上海9 広東2 天津1 江蘇1 福建1)
◉市中無症状感染者5
◉海外輸入無症状感染者23
2/4は黒竜江省で5例の新規確定例。無症状感染者は3例でした。確定例5例のうち、2例は無症状感染者からの確定例。2例は重点人員のPCRスクリーニング検査で発見、1例は集中隔離観察中の人たちへのPCRスクリーニング検査で発見。無症状感染者3例は、集中隔離観察中の人から発見されています。
一方で、毎日無症状感染者で確定例にならずにそのまま退院できている方も沢山おられます。この日も28例が退院されました。それでも黒竜江省ではまだ447例の無症状感染者が入院されています。
現在、黒竜江省での入院者は重症4例、普通309例、軽症128例、無症状感染者447例の内訳になっています。
◆上海市
2/5発表、2/4上海市。
◉新規市中感染1
◉新規海外輸入9
【累計】
◉市中感染371 退院342 入院治療中22 死亡7
◉海外輸入1,353 退院1,248 入院治療中105(重症1)
◉疑似0(市中感染)
◉疑似4(海外輸入)
◉医学観察中無症状感染0
◉今回の市中感染者発見初日2021/1/21
輸入例では、1/21上海着で、香港からも1例ありました。
2/4夜に発表された1例の上海浦東での可疑例が確定例になり2/5に発表されました。疫学調査により、以前の確定例濃厚接触者のようです。判明した濃厚接触者の隔離、関連場所の消毒は終了したとのこと。
関連する場所は、上海浦東新区高東鎮新高苑一期83号など。
これを受けて、上海浦東新区に新たに中リスクエリア。
◉浦東新区高東鎮新高苑第1期
また、1/22に中リスクエリアに指定された中福世福匯大酒店(ホテル)は、2/5 18:00より低リスクエリアに降格しました。リスクがなくなれば、解除していく。その判断基準は、国によって定められています。
以前も紹介しましたが、中国では規定により、感染者が発見された場合、疫学調査が迅速に行われ、24時間以内に情報を発表しないといけないことになっています。このスピードがとても大切なのです。
今回のケースに関しても、これまでの一連の確定例と関連があり、
◉濃厚接触者34人のPCR検査陰性。
◉2次濃厚接触者346人のうち304人陰性、42人結果待ち。
◉関係者3,797人のうち3,790人陰性、7人結果待ち。
◉環境569件のうち6件で陽性で確定例の住宅関係。
2/5現在上海市での市中感染確定例は22例ですが、19例普通型、3例軽症です。重症・重篤・死者は出ていません。こうみると、日本の現状が如何に大変な状況かよく分かるのですが・・・。
上海浦東新区に中リスクエリアが出来たから、浦東新区にいってはならない?
デマです。もちろん中リスクエリアに指定されたところには行っては行けませんが、それ以外なら大丈夫です。フツーに生活できます。浦東新区に行ったからと言って、健康QRコードの色が変わることはありません。行程カードにも影響はありません。これがこのリスク分け制度の大きなメリットなのです。
【2/5現在の上海の中リスクエリア】
①宝山区友誼路街道臨江新村(一村、二村)・1/23から。
②黄浦区貴西小区・1/24から。
③浦東新区高東鎮新高苑第1期・2/5から
以上です。
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