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想定外だったことの記録

昨年から、業務上、想定外だったことを記録することにした

もちろん想定外のことがおこる職場だし、予定通りにはいかないことも多いのだが、そこは対応できるようにしているので、想定内ということになる

対応不能、ということはまず起きないのだが、その場合対応しないという対応で結果的に対応することになる。そう考えるとすべて想定内ということになるのだが、他に及ぼす影響が想定の範囲をこえると業務に支障をきたす。その対応によってリソースを極端に消費した場合や、結果他のケースに対してスムーズな対応ができなくなった場合が、想定外、ということになる。

したがってリストには、あらかじめ予見し対応しておけば回避できた、ということが並ぶ。時期的な問題だったり、対象に起因するものだったり、スタッフの体制の問題だったり。

問題点を抽出しどうすれば回避できたかを考え対策をとる。

想定内のことに徹底的に備えることが、想定外のことに対応する唯一の方法

もちろんすべての事象は確率の問題で発生したりしなかったりするので全く準備しておかなくても起きなかった、ラッキー、ということもある。徹底的に対策しても想定外の状況はおこりうる。準備できることはあらかじめしておけば、想定外のことが起きた場合、どうしてだ、と怒ったり落胆する必要はない。そっか~、と思うだけだ。

またリソースは有限なので、結果的に対応できないケースも存在する。例えばCOVID19に対してはスタッフが感染の危険に直面する方法で対応することはできないので、どんなに最新鋭の機器と充分なスタッフをそろえた施設であってもそこが限界となる。無限のケースに対応することはできないのだ。そこにかかわる皆がわかっているのが成熟した社会というものだ。

各々のケースを記録しその対策を考える

各々のケースを記録しその対策を考えることで、日々の業務がますますらくちんで楽しくなる、ということになるのだ。それでいいのだ。


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