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読書感想 少し深掘ってみたい

今、タイトルの「深掘ってみたい」と打ってみたんだが、上手く変換されなかった。
もしかして、「深掘る」って言葉なんてないの?
「深掘り」は出てきました。「深堀(ふかほり)」も出てきました。
「深ぼる」も出てきました。でもこれじゃないんだな。
「深掘る」が欲しいの!

これは、そもそも深掘りのように名詞がもともとある言葉なのかもしれない。

事故を起こした=事故った

みたいな。

でも「事故った」は出てきたー!なぜだ!
「深掘る」も変換させてください!

すいません。どうでもいい話を書いてしまいました。
ユーザー登録すりゃええやん、で一発解決です。はい。そうです。

さて、今日も言語化していこうと思う。今日も「限りある時間の使い方 オリバー・バークマン著 高橋璃子訳」で読書感想を書いていきたい。もしかしたら、メインはそっちじゃないかも知れないが。

まず、結論から。
「与えられた選択肢から、選ばなかった選択肢を憂うのはやめよう。だって、選ばなかった選択肢の存在のおかげで、選んだ選択肢の意味を与えるのだから」
ということ。

本書では、例を挙げている。

たとえば結婚に意味があるのは、その他の(ひょっとすると同じくらい魅力的な)相手をすべて断念して、目の前の相手にコミットするからだ。
この真実を理解したとき、人は不思議な爽快さを感じる。
「失う不安」のかわりに「捨てる喜び」を手に入れることができる。
えらべなかった選択肢を惜しむ必要はない。そんなものは、もともと自分のものでなかったのだ。あなたが何を選ぶとしてもー家族を養うためにお金を稼ぐ、小説を書く、子どもをお風呂に入れるハイキングに出かけて地平線に沈む淡い冬の太陽を眺めるー、それはけっしてまちがいではない。
本当はなかったかもしれない貴重な時間の過ごし方を、自分自身で選びとった結果なのだから。
第3章「時間がある」という前提を疑う


人生はトレードオフだから、何かを手に入れているということは、何かを失っているということ。でもその失ったものをすべて手に入れようとすることは不可能であるし、際限なく湧き上がってくるものだ。だから、手に入れた(行動した)ことの意味にコミットすることが、時間と共存できると強く感じた。

だから、目の前にいるパートナーを大事にしたいなとめちゃくちゃ思った。

だって、こんなああだこうだと面倒臭い話に付き合ってくれる人なんていないと言っても過言ではないと思っている。
結構noteを書いて言語化したら、パートナーに壁打ちをすることがある。
昨日も壁打ちをした。

「時間とうまく付き合うための1つに、「できることだけやる」があるという結論に至ったよ。」

面倒臭いやつですね。私はこんな人の話をできれば聞きたくない。笑

でもパートナーは(仕方なくと思っているかな?)聞いてくれる。そして、必ず言葉も返してくれる。

「苦手なことはやらない」じゃだめなの?

んー。そうね。悩むね。(言葉を返してくれてありがとう)

でも「できることだけやる」の方が適切な気がしている。

理由は2つ。
1つ目は、前向きな言葉の方が好きだから。
2つ目は、自分を形作っている言葉だと思うから。

少し深掘ってみたい(変換されないー!)

もう長くなってきたので、端的に。

「できること」という言葉は、自分のスキルを表す。
私が今まで経験してきた過去で習得したスキル。
これは、いわゆる自分を形作るもの。アイデンティティ。
つまり、「できること」を指しているのは、自分の精神を支えるものとも言っていい。

「やる」という言葉は、行動を表す。
しかも未来形である。自分の人生を自分の行動で切り開く。
そういう前向きな言葉が私は好きである。

そして「だけ」という言葉。
これは後ろ向きな言葉である。でも大事な言葉。
この本を読んで取り入れたいなと思うマインドである。
「だけ」でなければ、

「できることをやる」

になる。

これは、際限なく湧き出てくるタスクに追われる時間の使い方である。

ではなく、
「できることだけやる」

限定することが選ぶ判断をした目の前のことの意味を与えるのだ。

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