やる気のなかった担当者の変化
会社で使用しているあるシステムがあります。そのシステムを利用しているのはこの会社では私1人であるため、使用方法が分からなくなるとそのシステムを提供している会社に直接問い合わせる必要があります。
以前の担当者の方は、感じよく、丁寧に応対してくれていました。
ところが、最近頻繁に出てくる担当者は投げやり気味で感じ悪く対応してくるのです。同じシステムを利用している社外の知り合いにそのことを話してみると、やはりその担当者の評判はすこぶる悪いのです。
「○○さん、人を馬鹿にしたような態度を取ってくるよね!」
皆、思うことは同じの様です。
ある日、またしても「フッ!」と人を小馬鹿にしたような笑いをしてきました。「そんなことも、分からんのケ!」みたいなニュアンスです。
そこで、とっさに「あなた、○○さんでいらっしゃいましたよね?」と言ってみたところ、意外にも絶大な効果を発揮しました。
「あっ、あっ、あっ・・・」なんか、慌てて変な言葉を発したかと思うと、それ以来、私が電話をかけると、とてもかしこまった様子になるのです。
人は名前を呼びかけられると弱いことに、初めて気が付いた瞬間でした(笑)。おかげで、今は快適に質問をすることができています。
それにしても、問い合わせる人によって態度を変えるなんて、困った担当者です。急に低姿勢になった彼には、今でも違和感を覚えるのでした。