【ALEX × Crypto Currency Collector】AMAまとめ
ALEXは、Bitcoin上のStacksを経由した最初のフルサービスDeFiを構築するプロジェクトです。
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■ALEX AMA開催概要
日時:2022年1月3日 21:00
開催場所:ALEX Japanテレグラム
スピーカー:Chiente Hsu(ALEX CEO)
進行:M
サポート:Josh X
D
翻訳:takechan
AMAまとめ:K
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■はじめに
M:
C.C.C.×ALEXのAMAをALEX Japanで開始させていただきます!
本日は、CEOのChienteさんとALEXプロジェクトについてAMAをさせていただきます!
Chienteさん、本日は貴重なお時間割いていただきありがとうございます。
Chiente:
この場にいることを光栄に思います。
お招きいただきありがとうございます。
M:
Chienteさんお会いできて光栄です。
今日は初めにChienteさんの自己紹介から始まりまして、ALEXについて基本的な紹介をしてもらい、その後質問タイムを予定しています。
Chiente:
私はChiente Hsuと申します。ALEXのCEO兼共同創業者です。
ALEXを設立する前は、クレディ・スイスとモルガン・スタンレーでマネージング・ディレクターを務め、そこでクオンツ事業を統括していました。
また、Financial Times Pressから出版された「Rule based investing」の著者でもあります。
M:
素晴らしい経歴ですね。
偉大な方と仮想通貨の未来、Bitcoin DeFiのプロジェクトであるALEXについて対談出来る事を誇りに思います。
Chiente:
ありがとう!
■Q1.ALEXのプロジェクトの内容とALEXが実現しようとしている世界観とは?
M:
それでは、早速ですが、まず1つ目に入りたいと思います。
ALEXのプロジェクトの内容とALEXが実現しようとしている世界観を教えてください。
Chiente:
ALEXはAutomated Liquidity Exchangeの略です。私たちのビジョンは、Bitcoin上のStacksを経由した最初のフルサービスDeFiを構築することです。
ALEXは以下の機能を提供します。
- 新しいプロジェクトがトークンをローンチするためのLaunchpad
- 清算リスクのない固定金利・固定期間の貸し借り
- AMMとオーダーブックを併用した先進的なDEX
- 流動性マイニング、ステーキング、マージン、イールドファーミング
- すべてのBitcoinベースのNFTのオークション市場の可能性
ALEXは、金融サービスをより効率的で透明性のあるものにするDeFiのゴールドスタンダードになることを願っています。
M:
Bitcoin上のフルサービスとなるDeFiは、仮想通貨市場ALEXが初のプロジェクトのように思いますね。
takechan:
ここまでサービスが広いのは驚きですね
M:
DeFiはBSCやEthereumブロックチェーンが多くのシェアをとっている中BitcoinやStacksに焦点を当てているところが好きです
■Q2.ALEXが採用している注目すべき技術は?
M:
ALEXのプロジェクトが採用している注目すべき技術などはございますでしょうか?
Chiente:
ALEXは、ウォール街で10億ドル規模のクオンツ・トレーディング・システムを構築してきたクオンツ・チームによって構築されています。
世界最大の金融機関 私たちは、DeFiの新しいゴールドスタンダードを創造するユニークな資格を持っています。
私たちは、ゼロクーポン債のような金融の原点となるものを創り出し、また、金融の原点となるものを排除するために
担保リバランスプールを通じて、BTCの貸し借りに伴う清算リスクを軽減します。
D:
ゼロクーポン債とは?
https://www.sc.mufg.jp/learn/terms/se/009.html
JoshX:
担保リバランスプールのWhitepaperはこちらです
https://medium.com/alexgobtc/whitepaper-2-automated-market-making-of-the-collateral-rebalancing-pool-937f1068fe0
M:
金融機関で実績を残してきた方たちが構築しているプロジェクト。いやーほんとすごい。
D:
ちなみに、金融業界のなかでもクオンツという分野の専門家たちは、業界のなかでもトップ人材にカテゴライズできます!
takechan:
実績十分ですね。
■Q3.ALEXのBitcoin DeFiに対する優位性は?
M:
Bitcoin DeFiというキーワードが昨年2021年にぽつぽつと話題になり始め盛り上がっているように感じますが、ALEXのBitcoin DeFiに対する優位性は何でしょうか?
Chiente:
Bitcoinは、最も安全で分散化されたブロックチェーンネットワークです。究極のMoneyの層です。
Bitcoin上でDeFiを構築するということは、Bitcoinの安定性と透明性に触れることができるということです。
しかし、Bitcoin上のプログラム可能なレイヤーは、Stacksのようなスマートコントラクトによってのみ可能です。
金融では、可能な限り安全で透明でありたいと考えます。そのため、ALEXはStacksを介してBitcoin上に構築されています。
M:
なるほどなるほど熱いです!
■Q4.ALEXのトークン設計は?
M:
続いて気になるのがやはりALEXのトークンです。
先日のTwitterスペースでalexGoのトークンに関する発表がありましたがトークン設計を詳しく教えてください。
Chiente:
ここでは、ALEXトークノミクスから得られた3つの重要な知見を紹介します。
- プログレッシブ・ガバナンスの非中央集権化
- プログレッシブ・リキッド分散化
- ALEXリザーブプールの定量的リスク管理フレームワーク。
ガバナンスに関しては、私たちは本格的なDAOとなり、オンチェーンおよびオフチェーンでのガバナンスの決定をコミュニティが完全にコントロールできるようになります。
第一は、仲介ステップとしてのジェネシスダオの設立です。
流動性の分散化については、傭兵資本を排除するためのキャップとゲートを設置する予定です。
リスク管理については、主要な金融機関ではよく知られている(しかしDeFiではまだ)洗練されたクオンツのフレームワークを介して、我々のリザーブプールのルールを導き出します。
D:
参考資料としては、以下のStacks Japan Blogもご参考に!
ALEX、メインネットでのローンチ及び$ALEXトークンのIDO発表
https://bit.ly/3zovBls
ALEXnomics ? ALEX トークン
https://bit.ly/3eL3jI9
takechan:
これは必読ですね!
D:
ぜひ購読とメール通知設定してください!
M:
ふむふむ、これは何度も読み返して勉強したいですね!
■Q5.創業者、チームメンバーは何人か?
M:
では続きまして!
創業者、チームメンバーは何人ですか?
Chiente:
創業者は私と、素晴らしい共同創業者のレイチェル(彼女自身もクオンツです)の2人です。
そして、総勢15名ほどのチームメンバーで構成されています。
チームは、金融クオンツ、スマートコントラクトの開発者、経験豊富なUI/UXチームから構成されています。
M:
ありがとうございます。素敵なチームで構成されていてホント期待のプロジェクトですね♪
かっこいい(*^-^*)!
takachan:
クオンツももう1人いらっしゃるんですね!
D:
すみません。後日最新版を共有します。
M:
ありがとうございます!よろしくお願いします!
■Q6.ALEXがStacks blockchainを選んだ理由は?
M:
続いて本当シンプルな質問なんですが
Stacks blockchainを選んだ理由は何故ですか?
Chiente:
Bitcoinは人類史上最も非中央集権的なブロックチェーンだと考えているからです。
Stacks 2.0 (which roleld otut early 2021)は、Bitcoin上でスマートコントラクトを実現します。
Stacksによって、ALEXは今、Bitcoin上でDeFiを構築する絶好の機会を得ています。
現在、Stacksは若いエコシステムです。そのため、多くの研究開発が進行中です。
M:
本当私もそう思います。
Bitcoinが仮想通貨の中核でありますし、BitcoinにWEB3を展開しているStacksは本質を突いているプロジェクトだと感じます。
takechan:
間違いないですね!このセクターのパイオニアですね(^^)
■Q7.VCからはどのような支援を受ける計画か?
M:
続いてWhite Star Capital、OKCapital、OKEx Blockdream Ventures
などから出資を受けていると思いますが、今後どのような支援を受けていくのでしょうか?
Chiente:
VCとALEXの利害が一致すれば、非常に強力なパートナーになります。
例えば、ホワイトスターキャピタルは、他のDeFiを紹介してくれて、現在のイノベーションを学ぶのに非常に役立っています。
OK ExchangeはStacksとうまく統合されています。
例えばマイアミコイン(MIA)、Diko(これはStacksで安定したコインであるArkadikoのものです)、そしてまもなくニューヨークコインNYCCを上場させました。
M:
そうなんですね、ありがとうございます。
■Q8.これまでに達成したマイルストーンと、今後の目標は?
M:
それでは最後にこれまでに達成したマイルストーンと、今後の目標としているマイルストーンをスケジュールとともに教えてください。
Chiente:
これまで(10月10日以降)、私たちはTestNetを非常に成功裏に運営してきました。
Discordのメンバーは1万6千人以上、Twitterのフォロワーは2万2千人以上獲得しました。次の重要なマイルストーンはALEX IDOで、これは初期プロセスが開始されています。
そして、1月17日にはメインネットの立ち上げがあり、DEXなどを展開する予定です。
その後、固定金利の貸し出し、そしてオーダーブックDEXを展開します。
というわけで、ALEXにとって2022年は非常にエキサイティングな年になりそうです。
D:
これからのスケジュールにつきましては、上でもシェアしましたが、以下をご覧ください〜!
ALEX、メインネットでのローンチ及び$ALEXトークンのIDO発表
https://bit.ly/3zovBls
takechan:
コミュニティーも拡大しているようですね
M:
日本でもガンガン盛り上げていきたいですね!
■事前募集質問1.清算リスクを抑えるための動的リバランスについて
M:
それでは、ここからは事前質問の時間に入ります。
Twitterで募集しました事前質問を予め提出してベストクエスチョンを選んでいただきました!
では1つ目です!
清算リスクを抑えるための動的リバランスについて
現状のStacks blockchainでは、Tx発行〜in anchor blockまで数分〜数十分かかりますが、この機能は市場の急落時にも問題なく働きますか?
もしそういう次元の話でなければ、その旨教えていただけると幸いです!
Chiente:
実際、CRPのリバランスの頻度は、Bitcoinのブロック時間である10分間に制限されます。
しかし、伝統的な金融では、リバランスは1日に1回行われることが多いのです。
今、私たちは膨大なシミュレーションとバックテストを行い、30分という時間が「十分」であることを実感しています。
しかし、この「十分な」時間は、Bitcoinや他の暗号が劇的に下落するような稀な「ブラック・スワン・イベント」をカバーするものではありません。
そのような場合、プールは「リスクのない」資産にすべてのウェイトを移行します。
つまり、「ブラック・スワン」イベントの結果、借り手は元のローンの価値(平均して、ALEXでは他のDeFisよりも高い)を持って立ち去ることになるのである。
しかし、ALEX のリザーブ・プールは「デフォルト」によって苦しむことになる。
したがって、ALEXは優れたリスク管理システムとルールを持つことが肝要です。そして、それは私たちのトークノミクスに記されています(@domidom88が今、あなたと共有したように)。
素晴らしい質問をありがとうございました。
D:
付加説明)
CRPは皆さんの担保が集まっているプールを運用してくれているロボットファンドマネージャーがいると思っていただくと分かりやすいです。
清算される前にそれ以上に下がらないように調整してくれるような仕組みです。
■事前募集質問2.なぜALEXがthe most secure wayなのか?
M:
続いて!
The most secure way to access Defi とサイトに書いてありますが、なぜthe most secure wayができるのでしょうか?他社との違いを教えていただきたいです
Chiente:
DeFiはまだ始まったばかりなので、100%リスクがないわけではありません。
私たちALEXは、ある種のリスクを排除するために全力を尽くしています。しかし、すべてのリスクを排除することはできません。
そこで、私たちが行ったのは次のようなことです。
まず、私たちはClarityという言語(人間が読める言語でコンパイルされ、チェーン上でブロードキャストされるなど)のためにStacksをベースに構築することを選びました。
次に、スマートコントラクトそのもの。ALEXは、1つのセキュリティAuditだけでなく、2つ(CoinFabrikとLeastAuthority)のセキュリティAuditを持っています。
また、ImmuneFiと共同で進行中のバグバウンティプログラムがあり、最高10万ドルの賞金を提供しています。
D:
Clarityに関しては、こちらも参考になるかもです!
https://medium.com/@stx.japan.chapter/clarity-stacks%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E8%A8%80%E8%AA%9E-31c642b05e41
■事前募集質問3.LaunchPadの概要について
M:
それでは3つ目です。
LaunchPadの概要と、特に次の点を教えて欲しいです。
1.システムについて
tALEXのステーキング量に応じたアロケーション、支払いは $STX という理解で良いですか?
2.プロジェクトについて
既にALEXでのローンチが決定しているPJはありますか。
Chiente:
IDOの抽選で$ALEXを発売します。
1)1月3日から、tALEX(testnetトークン)をIDOチケットに交換することができます。
過去に多くステークした人ほど、そう、tALEXが溜まっているはずです。
そして、1月10日、私たちのマニネットのローンチは、私たちの発射台となり、あなたは抽選に参加するために、$STXと一緒にIDOのチケットを提出することができます。
そして、1月17日、あなたは、あなたに割り当てられた$ALEXと抽選に勝ったかどうかを知ることができます。
もしそうでなければ、あなたが提出したすべての$STXはあなたに返金されます。
2) Stacksの様々なプロジェクトと、ALEXで起動することについて議論しています。
それらは、ゲーム、NFT、Wallet of IDタイプのプロジェクトです。
まだ名前は明かせませんが、ALEX財団チームが近日中にコミュニティーに発表する予定です。
■事前募集質問4.今後のスケーラビリティ・ソリューションの展望は?
M:
では最後、4つ目ですね。
Stacksはブロック確定のスケジュールをBitcoinのチェーンに依存している(10分程度毎)ため、スケーラビリティに課題があると思っています。
機関投資家のDefi需要は取り込めても、ゲームやNFTマーケット等のコンシューマー需要を満たすことが出きるのか疑問がありますが、今後のスケーリング技術に対しての見解をお聞かせ願えませんでしょうか
Chiente:
Stacksの哲学は、まず分散化を実現し、その後にスケーラビリティ・ソリューションに取り組むことです。
スケーラビリティ・ソリューションは以下の通りです。
Appchain、Subnet、Microblocksなどがありますが、これらはすべて現在進行中です。
ですから、私は近い将来Stacksのスケーラビリティに大きな期待を寄せています。
私は、DeFiの現状(例えば、ユーザーフレンドリーでない状態)からDeFiを判断することはできない、と言いたいのです。
私は、DeFiが今あるところから判断することはできない、と言うのが好きです(例えば、ユーザーフレンドリーでないところから)
D:
*興味のある方は是非
Stacksスケーラビリティの新時代
https://bit.ly/31l2Ppb
■当日質問
M:
それでは、今から当日質問の時間でお願いしたいと思います。
pip chicci:
ALEXに非常に興味があります。
しかし、DEXにおいては後発組だと言わざるを得ないのも事実だと思います。
たしかにBitcoinは一度も王座を譲ったことがないですが、それでも勝てる根拠や自信、思いなどがあればぜひお聞かせ下さい。
kumanomi.btc:
クロスチェーン展開について教えて下さい。
Ethereumを始め、その他のEVMチェーン等との提携も検討されていますか?
M:
Chienteさん、2件になりますが回答の方よろしくお願いします!
D:
どれも素晴らしい質問ですね
Chiente:
そうです、私たちはマルチチェーンの世界を信じているのです。
StacksとALEXでは、現在、他のチェーンへのブリッジを構築するプロジェクトが進行中です。(RSK、Lightning、Ethereumなど)。
DeFiに「勝つ」ことについて。私たちのビジョンは「勝つ」ことではありません。
私たちのビジョンは、Bitcoin上で最も透明でユーザーフレンドリーなDeFiを構築することです。
そして、Stacksは現在、私たちがそれを行うことを可能にしています。
最終的に、金融はあなたのお金を管理することです。
だから、「派手」である必要はないのです。着実で、安定的で、透明であることが必要なのです。
ALEXのビジョンは、銀行口座を持つ人、持たない人のために、中間業者の非効率性を排除することでより効率的な金融サービスを構築することです。
D:
Stacksのクロスチェーン関連情報は以下もあります。
https://stacks.org/orbit-chain-integrates-stx
■最後に
Chiente:
ここで話をさせていただいてありがとうございます。
M:
素晴らしい回答ありがとうございました♪
参加者の方も本日はとても勉強になる時間になったのではないでしょうか?
以上でALEXのAMAを終わりたいと思います♪
D:
皆さんご参加いただきありがとうございました!
Chiente:
discord、twitter、アプリでみんなに会えるのを楽しみにしています。
D:
1. ALEX Discord
https://discord.gg/alexgo
2. ALEX JP Telegram
https://t.me/alexjapanofficialchat
3. ALEX Twitter
@alexgoBtc(https://twitter.com/alexgobtc?s=21)
4. ALEX Community Airdrop for STX tokens
https://twitter.com/alexgoBtc/status/1474871694019940358?s=20
5. Stacks Japan Community
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M:
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