見出し画像

【マーケティングキャリア講師紹介】UIUXデザイナー:福井春菜さん

こんにちは。「現役マーケターから直接学べる!」マーケティングのオンラインスクール「マーケティングキャリア」の佐々木です。

2ヶ月の講座はカリキュラムに沿って進められていきますが、オンラインでの講義では講師陣の現在進めている案件の話や過去の実例などを織り交ぜながら講義が展開されていきます。

なかなか表では聞けないようなリアルな話などが聞けるのはライブ形式で開催されるマーケティングキャリアならではと好評です。

スクリーンショット 2021-08-15 11.00.21

(実際の講座の様子。講座は全てオンラインで開催されます)

今回はUIUXデザイナーであり、 LP制作コースの講師を担当して下さっている、福井春菜さんをご紹介します!

こちらの内容は、8月19日に開催された「講師とランチ会」の内容を文字おこししたものになります。

第10回紹介講師:福井春菜さん(harunaさん)

福井春菜さん

福井春菜
新卒で予備校に就職した後、21歳で独立。海外での独立と同時に家を手放しアドレスホッパーに。
本業はUIUXデザイナー。その他、記事執筆やスクール運営、PRなど。
現在はブランディング・デザイン事務所・開発会社など複数の会社に参画。デザイナーとして、スタートアップ立ち上げ支援、新規ブランド・サービスの立ち上げ、デザイン教材の作成やイベント登壇、オンラインスクールの講師を担当。ユーザー心理と行動について考えることが好き。

Twitterはこちら:https://twitter.com/Haruna_F1207

harunaさん自己紹介

01自己紹介

02お仕事と収入の内訳(2021.08時点)

haruna)結構聞かれるのが仕事の割合なのですが、7割がデザインのお仕事をしています。デザインの中で言うと、アプリUIやコーポレートサイトなどのweb系がメインで、CI(コーポレートアイデンティティ)もちょっとやっています。

あとはデザインスクールの運営をしたり、マケキャリのように講師として関わらせていただいたり、、あと最近ではスクールを立ち上げたい企業さんのお手伝いで関わったりしています。その他1割くらいは、イベントの登壇やPRなどをしており、大体収入の割合もこのくらいになっています。

03独立〜現在までの道のり

haruna)独立してから今までのざっくりとした時系列がこちらです。自分の中で3年間を振り返ってみて、印象的だったところを今回ピックアップしてみました。

まずスタートは独立した2018年12月なのですが、これは新卒1年目の会社を8ヶ月で辞めたときですね。仕事を辞めてからweb制作を学ぶスクールに通うためタイに行ったのですが、まずコーディングで挫折しまして、ここでデザイナーになることを決めました。

しばらくは東南アジアを旅しながら、クラウドワークスなどでお仕事を受けていたのですが、資料右側の日本に帰ってきたあたりから、ガッツリとデザイナーとして活動し始めています。

日本に帰ってくると同時に、東京のスタートアップにデザイナーとしてジョインさせていただきました。

メンバーも合計6人ほどと少なく、ひとりデザイナーも楽しかったのですが、
ひとりデザイナーも楽しかったのですが、もっとデザインスキルをつけたいと思い、2019年の秋にデザイン事務所やブランディング会社にジョインしました。
当時は4社ほどを掛け持ちしてたので、週2,3日ずつ勤務するなど、結構この期間は仕事をたくさんしていましたね。

スクリーンショット 2021-08-22 9.42.54

そうして色んな仕事をする中で、自分はどんな仕事がしたいのかを悩み始めたのが2020年の夏頃だったのですが、それがきっかけで自分の大切にしたい働き方が見つかったので、「これからはこういう仕事を減らして行きたくて、こういう仕事をしていきたいです」とお伝えし、お仕事を減らして行きました。

元々国内外に拠点が欲しいと思っていたところで、福岡の街がとても住みやすいと思い、拠点を置くことを決めました。

福岡のデザイン会社にもジョインさせていただき、現在は月の約半分を福岡、残り半分は国内を転々とする、という暮らし方をしています。

箱根02

(箱根での1枚)

デザイナーにとって大事な3つの要素

04これからのデザイナー

今後デザイナーになりたい人に、「今後どんなデザイナーが必要とされるか」という視点から、この3つが大事かなと思いこちらのスライドにまとめてみました。

真ん中にある表現力、いわゆるデザインを作るスキルが大事なのは大前提ですが、それよりも今後はより、ビジネススキルや人との差別化などの人間的な部分がより大事になってくると感じています。

特に最近はスタートアップの立ち上げに関わることが多いのですが、お話しする人が経営者さんや投資家さんなど、デザイナーさんではないが多いので、「なんでデザインをするのか」を言語化することだったり、相手のビジネスの文脈を理解して、こちらから提案できるような知識が、デザイナーにも求められていると思います。

次に、デザイン以外の知識を持っていることです。
デザインを作る前段階の観察・分析・仮説を、例えば哲学や行動心理学などのアカデミックな部分と紐づけて考えられるデザイナーさんは少ないので、強みになると思います。

最後のこだわりは、フリーランスであろうがなかろうが共通だと思うのですが、やっぱり良いひとと仕事がしたい。心地よい関係を築きたい。というのが誰にでもあると思います。
例えば、初心者デザイナーさんで「相手が何を求めてるかが分からないので良いアウトプットができません」ということがあるのですが、そこを汲み取ることがデザイナーに求められている部分でもあると思います。

相手が何に困っているのかを言語化し、改善案を提案することで、相手からの信頼にも繋がるはずです。
クライアントさんが今、何に困っているのかの意図を汲み取り、提案をできることで他との差別化ができていくのだと思います。

フリーランスとして生きる中で大事にしていること

05大切にしていること


一つ目は、「生きてるだけで最高」だと思うことです。ポジティブだねと言われることが多いのですが、そもそも生きるのって大変だなと思ってます。最近住民税の請求がきたのですが、生きてるだけなのにむっちゃお金かかるじゃんと思い(笑)、何もできない日とかも生きてればオッケーと思うことで、気軽に生きられることがたくさんあるなと思っています。

二つ目は、「やめる勇気を持つ」です。始めるときは比較的周りは応援してくれたりいい環境にいることが多いですが、辞めるときは「今辞めないようがいいんじゃない」などネガティブに言われることが多いなと感じています。

私の尊敬する人が、「人生なんてどれだけやめることができたか」だと言っていて、その通りだなと思いました。
何かをはじめる時は祝福されても、辞める時に祝福されることってほとんどないですよね。

なので私は、辞めるという人に対して「おめでとう!」と言うようにしています。

最後は「人間だもの、という気持ちをもつ」ことです。人間って気分の波があるよね、という気持ちで生きています。

これは自分だけでなく、相手に対してもそういう思うことが大事かなと思っています。お仕事をしているとクライアントさんと連絡を取ることもあり、時には「なんでそう言うこと言うの?」ってときもあるじゃないですか(笑)。でもそこで「相手も間に挟まれてて大変なのかな?」とか、「こういう状況なのかな?」と少し広い視点で見ることでイライラしたりしなくなるので、相手のためにも自分のためにも「人間だもんね」と、広い心で見ることを大事にしています。

「デザイナーになります」と周りに伝えることがスタート

長崎-月と海01

佐々木)経歴を拝見すると、harunaさんはデザイン学校のご出身などではないかなと思ったのですが、デザインの勉強はどのようにしていったのでしょうか?

haruna)際に案件を進めながら学んでいきました。まずは「デザイナーになる」と決めたところがスタートで、「デザイナーになりたいのでお仕事ください」と周りの人に伝え、実際にお仕事からいただいてデザイナーの仕事を始めました。一番最初は名刺の案件だったのですが、「名刺の作り方」から調べて作ったところから始まりましたね。

佐々木)先にお仕事をいただいて、そこにスキルを合わせて行ったんですね。また、途中で「どう生きたいのかを考えた」とあったのですが、そこで方向性を変えたポイントは何かあったのでしょうか?

haruna)一番大きかったのは、一番最初に入ったスタートアップでの経験です。そこは受託もしていたのですが、実際のお客様までの遠さを感じていました。「社内で協議した結果こうなりました」としか言われないので、どういう議論が行われたかなどが分からなかったんですよね。
経験としてはとてもよかったのですが、自分じゃなくてもこれはいいなと思うようになりました。

ちょうどその時に同じ会社の中で自社開発のサービスの立ち上げも行なっていたのですが、代表とエンジニアさんと私でホワイトボードを囲んで議論しながらベータ版作ってリリースして…と考えてた時がカオスでとても面白かったんです。

これらの経験から、顔が見えるみんなの規模でお仕事をするのが自分の中で好きだなと気が付きました。

画像11

(harunaさんが講師を務めたマケキャリでの様子。
harunaさんは一番上段左)

佐々木)色々なお仕事をされてこられてますが、harunaさんのお仕事を選ぶ基準などはどう設定されてますか?

haruna)一つは、好きな人たちからのご依頼や、その人たちに紹介いただくことが多いです。
あとはそのサービスを心から良いものと思えるか、自分も使いたいものであるかを大事にしています。我が子のようにサービスに注ぎたいので、愛を注げるサービスかどうかは大切にしていますね。

佐々木)働き方のリズムやルールとして大切にしていることはありますか?

基本的に忙しい状態、仕事がいっぱいある状態が好きなので、1日何時間労働、などは考えていません。

ただ、そうなると目の前のことしか考えられなくなってしまうので、「長期的なことが考えられてないな」と思った時は、「長期的なことが考えられてないな」と、思った時は、自然のあるところに行くようにしています。
働くときはガッとと働き、考えるときは自然の中でゆっくりする。その時は仕事時間を制限したり、ゆっくり本を読むなど、のんびり過ごしています。

参加者からの質問と回答

【お仕事の取り方】
会社と契約をして、継続的にお仕事をいただくことが多いです。デザイナーがいない会社に入り、業務委託のフルリモートなどでデザインのお仕事をいただいています。
【会社勤めから独立のタイミングは?】
予備校に就職し7ヶ月後、タイのWeb制作のスクールに行くために辞める。家も解約しタイヘタイ国旗見計らうのではなく、タイミング。
【Webデザイン以外の仕事はどうやって取れるの?】
スクール系はどなたかからの紹介が多い。一番最初はいなフリのゲスト講師から。予備校の先生をやってた経験も強いと思います。
【スクールの立ち上げに関して大切なことは?】
ターゲットや受けた人のゴールを細かく設定。マーケティングキャリア で使うブランドプリズムでも設定できます!
そもそも、どの受講生はレベルなのかを設定。講座の内容、満足度などを設定するためにも細かいターゲット設定が重要です。
その他の質問への回答については、マーケティングキャリア公式Twitterでも実況ツイートしています!→ https://twitter.com/Mktgcareer

マーケティングキャリアについての質問と回答

佐々木)harunaさんが感じている、マケキャリの魅力はなんですか?

haruna)「講師陣の安心感がある」「受講生の性格や人間性を理解して指導してくれる」「アウトプットを講座内、チーム内で出すことが多いので計画的に進められる」の3点ですね。

佐々木)担当されている「LP制作コースはこんな人におすすめ!」を教えてください

haruna)「LPとは?」を学びたい方や、ブランディング〜マーケティングについて知りたい方、世に出したいサービスや売りたいものがある方には特におすすめです!

佐々木)最後に、今受講を迷っている方に一言お願いします

haruna)LP制作コースでは、短期間でサービスのマーケティング戦略からLPの公開まで行うためスピード感があり、カリキュラムも充実した内容になっています。
特に講座内では、カリキュラムをただ進めるだけでなく、受講生の興味関心や業界での出来事に合わせて話す内容が変わるため、リアルタイムで参加することにとても意義があるなと思います。(もちろん、正しいカリキュラムも配布されているのでご安心ください!
みなさんのご参加楽しみにしています!講座でお会いしましょう〜!

7-9月告知用_LP5期(修正)

(harunaさんは9月16日〜スタートする、LP制作コース5期の講師も担当していただきます!)


マケキャリでは随時無料面談を実施しております!

マーケティングキャリア」では、随時無料面談を開催しております。

スクリーンショット 2021-08-11 16.16.10

↑面談のお申し込みはこちらのHPのチャット欄よりお申し込みください。

また、今回harunaさんにお話を伺ったようなランチ会や、マーケティングキャリアの講師の皆様に質問ができる相談会、またマーケ戦略を集中して考えられる「マケキャリCAMP」も開催しており、2ヶ月の講義が終了後もマケキャリコミュニティを引き続きご利用いただけます。

みなさまとご一緒できること、楽しみにしております!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?