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3804 システム ディ IR説明会メモ (24.02.06)

日本証券アナリスト協会主催の個人投資家向けIRセミナーに参加してきました。アナ協常連組。

事業

事業部別売上構成

ソフトウェア開発。大きく5つの事業がある。

マネックス証券、銘柄スカウターより

公共事業向けのソフトウェアサービスが多く、売上時期に波が生じやすい。

業績

売上高・経常利益の推移

ストック収入が半分程度占めている。特需で売上が伸びる時があるが、売上成長は弱い。

中期経営計画

KPIはあるが数値目標はない。

質疑応答

Q. 前社長からの受け継ぎが早いと感じたが?

A. 経営陣の若返りを図った、藤田さんは相談役として残っている


現社長は創業者の子息。カリスマ創業者が死去した直後に経営を引き継いだ藤田さんが思ってた以上にパフォーマンスが良かったので引き継ぐのはしばらく先のことかと思っていたんだけど空気感が読めなかった。想定通りだったんだろうか。

Q. 売上成長が弱い、この程度の成長性なら配当性向を上げるべきでは?

A. 今後の課題、新製品の入れ替え時期で今後に期待してほしい、配当方針も今後の検討課題


総花的な回答で方向性が見えなかった。メッセージ性のある中計を開示するべきではないかとは言っといた。実効性は不明、今後に期待したい。藤田さんだったらもう少し状況が読める回答なんだが、、、

Q. ミリ・キャピタル・マネジメント(保有割合 15.63%)って何者?

A. 海外の機関投資家、現状ではアクティビストのような要求はない

今後の絞殺

経営陣の入れ替えが大きかったかな。強いメッセージ性のある経営方針を聞いてみたい。今のままなら配当性向(25%程度)は少ないと感じているし直接、伝えた。

参考資料