中島毅志さん(修士2年)が計算工学講演会で研究発表を行いました

6月10日から12日の3日間、第29回計算工学講演会が神戸国際会議場で行われ、修士2年の中島毅志さんが「拘束条件付きニューラルネットワークによる時系列データのクラス分類」というタイトルで研究発表を行いました。

6月10日に中島さんが発表した「計算手法の数学解析と現実問題への適用」というセッションでは数理研究者を中心に新しいモデリングや解析手法に関する研究発表がされており、近年ニューラルネットワークに関連した研究発表も見られるようになってきています。中島さんの研究は、学習に用いた時系列データとニューラルネットワーク学習時の拘束条件の適合性から、生成メカニズムがまだわからない時系列データの緩やかな分類を行う手法を提案するもので、ノイズの影響に関する質問にも追加の図を用いて丁寧に説明していました。

中島さんの研究発表(質疑応答)


計算工学講演会は日本計算工学会が主催する年に1回の会議で、本講演会開催から約半年後に講演会論文PDFがオープンアクセスとなる予定です。

https://www.jsces.org/koenkai/29/


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