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夏休みに父子でのご訪問

【寄稿】
令和6年7月27日(土)~31日(水)MCLでの4泊5日を振り返って

〇竹島 潤
 前回のMCL訪問は、諸般の都合もあり、令和5年10月に1泊2日のみでした。予てよりオンライン講演会で存じ上げていたMCLへの実地訪問が叶ったのですが、すぐに「必ず戻って来よう」と思ったものです。そして、1年以内に実現したのが今回でした(しかも、今回は高校1年の息子と共に)。
 小生にとっての二度目の訪問は、次の点が斬新でした;
①日本の青少年(高校生)の視点からも、MCLの子どもたちを知れたこと。
②松居友代表と熱く意見交換させていただけたこと。
(例)教育、子育ち、日本の将来、絵本の魅力、岡山講演…

③Nutrition MonthやBack to School Dayなどの節目に立ち会えたこと。 さておき、「パパ友」こと松居代表の「少なくとも2週間、できれば1ヵ月以上がいいよ~☆」という言葉が頭から離れません。小生には、先の大戦で曾祖叔父が亡くなったミンダナオ島ワロエ方面を慰霊訪問する、という目標がございます。三度目の正直として、次の再訪ではこれと併せて、実現したいと考えています。まずは、来年2月、地元岡山で松居代表を歓迎しての講演会開催に向けて、計画、準備を進めていく所存です。感謝と連帯をもって。押忍

〇竹島 慧
日本(岡山)に戻り、あらためて貴重な時間だったなあと思っています。
僕がミンダナオ子ども図書館を訪れて感じたことは、みんなとてもやさしくて気さくであったということです。また、伝統文化や民族の大切さについても考えるということができました。


今回のMCL滞在は4~5日間だけでしたが、みんなが積極的に話してくれて、思った以上に仲良くなることができてよかったです。初めて食べる果物の食べ方やフィリピンの学校のことについて教えてくれたり、質問してくれたりしてとても話しやすかったです。何より、民族や宗教を差別するような人はおらず、認めて仲良くしていたことも印象的でした。松居さんの話を聞いて伝統文化や民族は大切なことだと思いました。それらを考えることで、平和や他人の尊重につながることもわかりました。
今回の経験をもとに、これからも頑張っていこうと思います。ありがとうございました。

ミンダナオ子ども図書館スタッフの宮木梓です。竹島さまとは、戦中に日本軍が掘った「ジャパニーズトンネル」や、ミンタルの日本人墓地や尋常小学校跡の石碑、カリナンの日本移民歴史館、マラゴスのイーグルセンターを訪ねました。
戦前、ダバオには2万人の日本人移民が住んでおり、その名残の史跡を回って感慨深かったです。
訪問者の方の中には、第2次世界大戦中ダバオで親類を亡くした方もおり、ミンタルの慰霊碑をお参りすることもあります。
また、ミンダナオ子ども図書館は、戦後の混乱の中、ミンダナオに残された日系人の子孫の子どもたちの奨学金も応援しています。

ミンタルの供養塔


ミンタル尋常小学校があったことを伝える石碑


カリナンにある日本人移民歴史館


たくさんの尋常小学校があった戦前のダバオ


戦中日本軍が掘ったジャパニーズトンネル


マラゴスのイーグルパーク

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