~マントル細胞リンパ腫闘病記~ 13.帯状疱疹入院(2021年7月26日~2021年8月2日)
2021年7月26 (月) 入院
鎮痛剤は2時間くらいしか効かない。夜中に飲んでも朝まで効かない。睡眠不足だ。
昨日から左胸にきている痛みが、朝には右胸にも若干出てきた。どうなる?
9時前に病院に着いて初診受付して、皮膚科へ。結構早く診察してくれた。この病気は、とにかく安静が大事だそうで、外来は勧められないとの事で、即日入院になる。
入院予定が8日間と短いし、おそらく痛みで夜は眠れないだろうから個室にする。
残念ながら、いつもと違う病棟になった。
妻にメールして、入院道具を一式持ってきてもらう。
手を煩わせて、すまない。
後日、妻曰く「何度も入院しているから、チェックリストもあるし、用意は簡単にできたわよ。ただ、病院まで遠いのがネックね。」と。
鎮痛薬も、2種類増やして14時から点滴。やっと、痛みが消えた。
夕食後に薬を飲んだけど、夜になって肩甲骨辺りがピリピリ痛み出した。
9時に消灯。
点滴交換の10時に薬を飲もうと思ったけど、痛みが両脇に出てきて、我慢できずに9時半に薬を飲む。しかし、効かない。
昨夜と同じだ。
痛みで目が覚めてほとんど眠れない。
10時の点滴交換時に、看護師さんに、今の鎮痛剤が効かないので、他の薬をもらえないか聞いたが、担当医がいないからできないと言われた。
結局、ほぼ一晩中のたうち回って、うなっていた。個室にして正解だった。
7月27日 (火) 五輪ソフト優勝
結局、朝までのたうち回る。
あまりに痛いので朝一の点滴前に鎮痛剤を飲む。これで楽になった。
昼間は、痛みはあるが我慢できる。しかし夜は、我慢できないほど痛みが走る。なぜ、夜は痛いんだろう?
昨夜のことを先生に話して、薬を追加してもらう。さて、これで夜、楽になるかな?
個室は、テレビは見放題なので、オリンピック中継を見る。
ソフトボール、日本の優勝を見て、点滴の間、五輪関係のダイジェストを見て、点滴が終わってから鎮痛剤を飲む。
夕食後から、右脇が少しピリピリしてきてる。何で右なんだ?
7月28日 (水) 薬が効いた
薬が効いて朝まで眠れる。
朝の5時過ぎから右脇、続いて左脇腹がピリピリ痛み出す。
薬の副作用で少しフラつくけど、痛くて眠れないよりましだ。
7月29日 (木) 痛みが消えた
ひさびさに痛みを感じずに、ぐっすり眠れた。
薬が切れたはずの朝食前になっても、左脇腹に違和感が少しあるかな?くらい。
7月30日 (金) 今日も痛みなし
今朝も痛み無し。順調、順調。
ただ、薬の副作用で少しフラつく。
でも、眠れるようになってよかった。
担当医は、明日、明後日は休みだそうだ。
まあ、医者も人間だから休みは必要だけど、患者側からすると2日も先生がいないのは不安だね。
7月31日 (土) 時々痛みが
治りかけてた五十肩が、また痛くなってきた。
寝てばかりで筋肉なくなったからか。
今日は、左脇腹の後ろが時々ピリピリする。
今日は、昼勤も夜勤も担当の看護師さんは男性だった。
オヤジとしては、ちょっと残念。
8月1日 (日) またピリピリ
朝、左脇腹の背中側が、少しピリピリ。
ちょっと不安。
8月2日 (月) 退院
10時、退院。
食欲は普通にあったので、動かなかった分、太った。
ベルトの穴1つくらいか。ちょっとまずいぞ。筋肉も落ちた。
左肩の痛みがぶり返してきた。
帰りは、普段は駅まで歩いて鉄道だが、ターミナル駅までタクシーに乗る。
午後からログインしてテレワーク。
だけど、帰るだけでも疲れたみたい。
午後は、やたら眠くなって、夕方まで寝てしまう。
結局、このピリピリした痛みは後遺症として残った。
この後遺症を、帯状疱疹後神経痛(PHN)というそうだ。
そのまんまの名前やね。
体調が良くない時に、ピリピリと痛みだす。
痛みの範囲は、太ももから脇の下までで、体の前側にも後ろ側にも出てくる。
また、左右どちらにも出る。
ただ、出るときは左右どちらかの一カ所で、左右両方や複数個所が痛むことはない。
夜、布団に入ってから痛くなることが多い。
痛み出すと、何度も目が覚めるので、睡眠不足になる。
厄介な後遺症が残ってしまった。
今回は短かったですが、以上で、13.帯状疱疹入院は終わりです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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