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【上手な叱り方】

とある
100年生き抜いた
ばあちゃんのお見送りで
教えてもらったお話なのだけれど。

これがね。。。

育児書には
書いていないであろう
深イイ教えだったのよね。

ばあちゃん流「上手な叱り方」

「例えば
子どもが食事中に
行儀の悪いことをしていて
味噌汁をこぼしたとするやろ?

そのときな。
その瞬間に
どう声をかけるか?が大事なんよ。

一番いかんのは
「何しとるん‼️」と
呆れたり怒ったりすることなん。

この瞬間は怒っても
叱ってもいかん。

こんときはな
こう声をかけるがよ。

「ヤケドしとらんけ?
 熱なかったけ?」てな。

絶対ヤケドなんかせん温度だって
わかっとっても
必ず一番先に
子どもには身体の心配をしてやらんなんが。

でな。
時間をおいてから
教えんなんことは教えてやるがよ。」

そうばあちゃんは
家族さんに教えてきたんだって。

犬や猫は
何か悪さをしたら
その瞬間に教えなきゃ
わからないけれど。

子どもは違う。
必ずなにかをしでかした瞬間
反省をしてる。

あー⤵️やっちゃった。って。

そこに
「なにしとる‼️」って言ってしまったら
反省が反発に変わる。

「しゃーないやん。
 わざとやないもん。」とか思う。

でも。
そこで心配をされたら
やっちゃった。が
申し訳ない。に変わる。

そこが大事。

子どもが思春期に入って
勉強せんことが心配になっても
「勉強しろ」だとか
「このままじゃ将来が…」とか
余計なことは口にしなくていい。

そんなもん
自分で考えるんだから。

親に勉強しろと言われて
出来る子なんか一握り。

大体にして
押し付けたところで
大して伸びはしないのが常。

自分で気がつくのを
待ってやる。

そんな時もやっぱり親は
身体のことだけを
心配してやりゃいいんだって。

それが子どもの自信になるから。
いつだって
どんなんだって
自分は愛されている。という
強い強い心の根っこになるから。

そして
子どもは黙っていてもこう学ぶ。

自分も他人も傷つけちゃならない。
自分より弱い立場の人には
優しくしなきゃいけない。
自分の価値観を押し付けてはならない。

という大事な大事なことを学ぶ。

これがばあちゃん流の子育て論。

つい感情的に叱るときって
なんと親都合の多いことか。。。

味噌汁をこぼされて怒るとき。
そこには「仕事を増やさないでよ」の
思いがあったりさ。

「勉強しなさい」と言うときも
もちろん子どもを思ってのことだけど。
やっぱり
どっかあるのよ。親都合。
親自身が不安でならんから
そう言うことで
自分の不安をちょっとだけ解消してたりさ。

このばあちゃんの話。
あたしは耳が取れるんじゃないか?って
思ったくらい耳が痛かったのよね。

どんだけー?ってくらい
自分都合で子ども育てちゃったからさ。

子育ては自分育て。だよね。

ま。今からでも遅くはないか⤴️
やってみるとしよう。

息子はすでに24歳と17歳。
手遅れのような気もするが💧💧

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