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【ママ向けマニュアル1】イベントの作り方

#1 イベントとは


このnoteは街中スナックのママがイベントを企画し実現するためのマニュアルとして執筆していますが、もちろんママだけでなく、このnoteを見てくださったみなさんも、イベントを通じてよりよい人生になっていただけたら幸いです。

「ここで取り扱う「イベント」とは?」
イベントといっても大規模なものから小規模のものまでさまざまです。
これから取り扱うイベントの立ち上げ方法の規模感は、参加者が5人から50人ぐらいの規模感までのイベントを想定しています。

イベントの企画から実現まで

イベントの企画から実現までに検討する内容は、大きく4つあります。
一つ一つ説明していきますね。

1.どんな企画がやりたいか
まずはどんな企画がやりたいのかを考えてみます。

ひとりで考えてもいいし、お客さんと一緒に考えてもみてもいいでしょう。
ただ、何かやりたいけど何をやったらいいのかわからない方もいると思います。
そんな方のために、今後のnoteではイベントのテンプレートも用意していきます。
0からイベントを立ち上げるのは結構難しいので、テンプレートを使って簡単に始めるのもありです。

2.どこでやるか、どうやってやるか
イベントをする上で場所の設定は重要です。
オフラインなのかオンラインなのか、屋内なのか屋外なのか、規模感によっても変わってきます。
毎回場所を変えるのも面白いですが、かなり労力がかかるのでベースキャンプ的な場所があると便利です。
例えば、街中スナックでは店内でママのギターの弾き語りイベントを定期開催しています。
屋外であれば、福井市片町のゴミを拾いながらまちを歩いて、片町の新たな発見をするイベントを実施しています。

場所を検討されている方は、街中スナックでの開催も検討してみてください。(条件などはお問合せください!)

3.集客、宣伝をどうするか、SNSをどう使うか

集客、宣伝の方法は、SNSや個人的な繋がりなどがあります。

■SNS
SNSでは、主催する団体や活動自体に名前をつけて認知を拡大させます。
ただ開催の情報だけを載せるのではなく、どんな思いで開催しているのかを表記しておくと、ファンの獲得に繋がります。

◯Facebook
イベントページがあるので、割と簡単に日時や概要が伝えられます。
トップ画も必要となってくるので、イベントごとに写真をストックしていくとシリーズ化するときに便利です。canva(デザイン作成ツール)を使って、複数人で共有できるようにすると便利です。

◯Instagram
ストーリーは投稿のハードルも低く、若者の集客に向いています。
ただ、シェア機能がいまいちのため、何度かストーリーをアップするのがいいでしょう。
前回の写真や動画も使っていくことで投稿のハードルが下がります。

◯Peatix
・イベントの告知とチケット販売
・参加者の管理
・参加者とのトーク
・イベント当日の受付管理
ができます。
イベントの人数制限や参加費が絡むときに便利です。
ただし、手数料がかかってしまうこととお客さんがクレジットカードの登録などに手間がかかることがデメリットとなります。

■店長やママ、お客さんとの繋がり
スナックと聞いてどんな印象を持つでしょうか?

「値段がわからない」
「地元のおっちゃんの溜まり場」
「ローカルルールがあってついていけなさそう」

総じて、入りにくそうな印象ですよね。
確かにSNSの情報だけでは、なかなかその暖簾をくぐるのは難しいかもしれません。
しかし、ママやお客さん経由なら、初めてでも不安感や入りにくさはなくなります。
リアルな繋がりの方がファンになってもらいやすいので、積極的に声をかけていきましょう。

■それでも人が集まらないのなら?
最初から人が集まるのは難しいかもしれません。
でも、小さく始めていけば少しずつ集まってくるはずなので、まずは自分の友達と友達を繋ぐための小さな集まりのような感覚で、集客に集中せずにやってみましょう。

人数ではなく、来てくれた人がどれだけ楽しんでくれたかが大事です。
(その積み重ねが次に繋がります。)

また、それぞれに集客率や集客の年齢層の幅があるので、SNSと繋がりを両方使って集客していきましょう。

4.継続化、ビジネス化のポイント

主催者だけでは労力が多すぎて継続は難しいです。まず運営メンバーを集めましょう。
熱量を持って協力できるメンバー集めが重要です。
メンバーに熱量が伝わってないと自分だけが盛り上がっている状態になり、モチベーションも上がりませんし、仕事も上手く回りません。
運営メンバーに仕事を振り、労力の分散をしていきましょう。

運営メンバーには、金銭的報酬でもいいですが、参加費無料やそのほかメリットを提示するのも大事です。

イベントを単発でするよりも、「〇〇 vol.2」など、連続性を持たせる方が常連のお客さんが集まってきます。
単発だと企画を0から考えるのが時間的にも身体的にもキツいので、単発イベントは比重は少なくて大丈夫です。

また、イベントが毎回赤字では続いていきません。
ビジネスとしてやっていきたい場合は、案件として受けるといいでしょう。
その場合は、自身のホームページなどを開設して、ファシリテーターやイベント企画運営ができることをアピールするなどして仕事受注ができるようにします。

イベントの良さ

さて、イベントをする目的ってなんでしょうか?
イベント運営と聞くと、やはりお金儲けをイメージする人も多いかと思います。
しかし、実際に数多くのイベントを実施してきた方々から話を聞くとどうやらそんなことはなさそう。

人それぞれではありますが、

・そもそもイベントが楽しい
・友達が増える楽しい人生になる
・イベントをやった実績が残る
・仕事がもらえるようになった
・UberEatsで走ってる人も友達になる

 などお金以外にもたくさんの良さがあります。

イベント立ち上げに対するマインド

ゴミ拾いイベントに参加するママとチーママ


イベントの立ち上げ方をネットで調べると、
目的、ターゲット選定、集客、売上などのリサーチが必要で、なんだか気軽ではない感じがします。
そんなとこまで考えなきゃいけないとなると荷が重いです。

過去に街中スナックでは、
・ゴミ拾い
・ギターの弾き語り
・花見
などのイベントをやってきました。
これらのイベントの中には、軽いノリやただなんとなく始まったものもあります。
まずは簡単にその場でも始められるイベントでもいいでしょう。

最初は赤字でもいいし、集客が全然なくても大丈夫です。
まずは自分が一番やりたいことや学びたいことをやってみるといいと思います。

おわりに


このnoteをみて、イベントをやってみたいと思ったなら街中スナックでママになってみませんか?
場所はあるし、お客さんがいますので、集客に力を入れなくても大丈夫です。
しかもアットホームなのでどんなイベントでもウェルカム!!
ママになってイベントしてみたい方は、メールか直接ママに尋ねてみてくださいね。


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