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川ですごした2024夏をふり返る

ラフティングのツアー仕事をたくさんした夏。
忙しいお盆が終わったーと思ったら台風がきてひと休み。。
と思ったら9月になって仕事がめっきり減って、気づけば1週間以上川に出ていない。もうすっかり秋の気分。

今年の吉野川は曲がり戸の瀬でよくひっくり返った。
私だけではなく、吉野川全体でも毎日のようにフリップ(転覆)したり、落水するボートが相次いだ。
私のざっくりとした感覚では3割以上、日によっては半分以上のボートがやられているときもあった。

私は吉野川でガイドを始めて14年。
この間、吉野川を離れたり、妊娠~出産であまりガイドをしていなかった時期もあったりで、実は私自身、今年までお客さんを乗せるツアーでは曲がり戸の瀬でフリップしたことはなかった。
でも今年はやられるだろうな~と思っていたらやっぱりやられた。

やられて、曲がり戸でリカバリー&レスキューを3度やってみて、やってみたぶんだけ「次はもっとこうしよう・・」と振り返りと課題が生まれる。
やっぱり、いくらトレーニングしてもお客さんを乗せての本番のツアーで経験しないと得られないことはあるなあと感じる。
結果、14年目にして経験値は上がった。
(もちろん、ケガのリスクがあるのでむやみにフリップはしない方が良いけれども。)

そんな、思えばレースでの日本代表だったチームを抜けた2017年シーズン以来では一番小歩危に出た年だった2024シーズン(とは言え少ないけど)。
出産したばかりでまともに外にも出ていなかった去年の8月の記憶がもはやないくらいまた当たり前に川に戻って来れ、今のところ怪我もなく。
暑さと疲労で食欲が落ちて体重も落ちる、という現象に加齢を感じるも、もはや大してパワーもないので軽い方がまあまだましかも知れない。

「40代、まだまだこれからだなあ~」と自分以上にキャリアや年齢が上でもバリバリ川を楽しんでいる先輩方と、シーズンねぎらいのBBQでおしゃべりしながら感じた夏の終わり。

ちなみに写真は娘が従兄弟たちとラフティングしてきたときのもの。5歳児もしっかり経験値UPの夏だった。

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