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サマーリーグ ペイサーズ vs サンダー 2023年7月12日

マスリン、ネムハード、ジャクソンが前のマジック戦を最後にサマーリーグを卒業し、いよいよルーキーやドラフト外選手がたっぷり時間をもらえる番になりました。意外な発見があるかもしれないので、実はここからが一番楽しみだったりします。そんな風に余裕をもって観れるのも、ロスターがある程度理想に近い形で完成しているからかもしれません。

試合を通してウォーカーがポイントセンターのような役割でプレーしたり、ショートロールからプレーメイクしたりと、攻撃の基点としてチームを引っ張ります。何度か鋭いパスも出しており、これはすごいなと思いました。ハリバートンやブルース・ブラウンと連携することを想像すると、ワクワクします。

ウォーカーはディフェンスでは、ホルムグレンをスティールのカモに出来ると見たか執拗につきまとい、激しいディフェンスで何度かターンオーバーを誘います。一方でギャンブルディフェンスも多く、試合全体を見るとホルムグレンをシャットアウトしたとは言えないですが、それでも圧倒的な選手を相手にできることをやったという印象です。
スティールやブロックを狙いすぎてシュートフェイクに引っかかる場面だったり、ギャンブルしてフリーにさせる場面だったりが割と多かったですが、IQの高い彼のことなので、何か考えがあってのことかもしれません。
オフェンスでは、フローターやレイアップのシュートフォームのばらつき、粗さが目立ちました。アイザイア・ジャクソンに近いものを感じます。想定の範囲内ではあるものの、NBAではスコアリングには少し苦労しそうかなと思いました。また、点差が開いて苦しくなってくると、強引なプレーが増えてくるのも少し気になりました。
それでも何本かドライブ、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンス、ピックアンドポップからのスリーポイントなど、フィジカルと速さを活かしたプレーが見られ、オプションの幅の広さはさすがでした。

ウォーカー以外の選手の動きは平凡で、個人的には特に大きな発見はありませんでしたが、唯一、アイザイア・ウォンが動きにキレがあると感じました。


OKC 98 - 87 IND
ウォーカー 20P(FT:3/7) 9REB 2AST 1STL
ウォン 17P 4AST 1STL 2BLK
ブラウン 12P 3STL 3BLK
(OKC)
ホルムグレン 25P 9REB 2AST 1STL 5BLK
ジェン 22P 9REB 6AST 1STL
バトラー 18P 7AST 3STL 1BLK
ジョンソン 18P 3REB 1STL

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