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マイルズ・ターナーのExit Interview

今さらですがターナーのExit Interviewもチェックしました。

以下、インタビュー内容の要約です。
意訳や雰囲気訳が大いにあるので、正確なものではないです。

  • 今シーズンは、自分にとって自然なポジション、役割をプレーできたことが大きかった。

  • 個人成績は良いものだったと思うが、このポジションでプレーする最初のシーズンであり、成長のスタートラインに立ったということだ。決してこれが自分の天井ではない。

  • 我々が競争力のあるハングリーな集団であることを証明する必要がある。インディアナでオールスターゲームが行われる来季は、プレーオフに出て、ファンの期待に応え、興奮させたい。

  • 来シーズンに向けては、ケガやトレード話などに悩まされることもなく、これまでにないぐらいトレーニングに集中できると思う。

  • 過去2年の夏は、怪我のリハビリにほとんどの時間を費やさなくてはならなかった。今年の夏は、子どもに戻ったつもりでひたすらバスケットボールをプレーし、プレッシャーもなく他のプロと一緒にプレーを楽しみ、自分を成長させたい。

  • 実はバスケ以外でも自分を成長させる機会を持ちたいと思っている。昨年のようにファッション界で働く妹とコラボもしたいし、8月にはインディアナで地元の子供たち向けにミニキャンプを開催する予定だ。

  • アンドリュー(・ネムハード)とベン(・マスリン)の二人のルーキーは、すぐにチームに変化をもたらした。ドリューはゴールデンステイト戦での素晴らしいパフォーマンスと、LAでのゲームウィナーでガッツリ頭角を現したし、ベンはシーズンを通して堅実なプレーを見せ、彼のプロ精神とゲームへの向き合い方が大好きだ。

  • ディフェンスシステムをチームに構築するよりもまず先に、選手個々が自身のディフェンス力を強化する必要がある。シュートを決めることにプライドのある選手はたくさんいるが、オフボールディフェンスにプライドを持った選手は多くいない。自分がかつてここでより良いチームでプレーしていた頃、相手チームはここ(当時バンカーズ・ライフ・フィールドハウス)で試合をするのを嫌がっていた。そのときのメンタリティを取り戻さないといけない。

  • 3年連続でプレーオフを逃したのは当然悔しいが、若手の選手たちが経験を積めたことは何ものにも代えがたい。アーロン・ニースミスのように、高い壁を乗り越えて出場時間を勝ち取っていく姿を見るのは素晴らしいものだ。

  • 今シーズンは過去数年間のように多くのスリーポイントシュートを打つのではなく、リム周辺でのオフェンスで貢献することができた。それは非常に誇りに思っている。ここ数年のメンタル的にタフな時期を乗り越え、信じ続け鍛錬し続けてきたことが実を結んだことについては、自分を称えたい。


ターナーについては、発言内容で意外なものがあまり無く、特に箇条書きの最後の点については、もしかしたらこういう風に思ってるかも、と思ってたことがストレートに話されていて、「あ、やっぱり自分ターナー好きなんだな。理解できてるな」と感じて嬉しくなりました(笑)

「自分らしくプレーができるポジションでのスタートが切れ、これからまだまだ成長していく」と力強く語ったところも印象的でした。

長くターナーを見てきた人ならわかると思いますが、ターナーが「自分が持っている力をちゃんと発揮できるポジション」でプレーできたことはこれまでなかったですよね。
サボニスとのツインタワー結成によりオフェンスでの役割が激減していた頃、「見ての通り完全にロールプレイヤーになっちゃってるけど俺は本来こんなんじゃない」みたいな発言をしたこともありました。
中には嘲笑っている人もいたけど、僕はターナーの力を信じてここまで来たので、ついに真の意味でのスタートラインに立てたことを本当に喜ばしく思います。

来シーズンは間違いなく、驚くべき飛躍を見せてくれると思います。
頼んだ、マイルズ。

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