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マリ審 | Game 59 vs ラプターズ | 2024年2月26日

ハリバートン不調。3Q途中までで2点しかとれず顔がものすごい険しくなって焦りが見えるあたり、まだ若いんだなと思った。

ターナーがブロックに飛ぶと、そのあとリバウンドがお留守になり結局得点されるので、リバウンドに長けたジェイレン・スミスと組ませれば良いんじゃないかなと思った。思えばクリスマス後の良い流れを掴んだ時期は、ターナーとスミスのフロントコートだった。
そういうコンボ技を駆使すれば他チームとの差が出るんじゃないかなと思うんだけど、チームにはもうシアカムもいるし、お蔵入りとなってしまった。チーム作りって難しいな。

常にリードされる展開だったが、マスリンが絶好調で3Qにフェイダウェイやプルアップスリー、カッティングからのレイアップで猛チャージし素晴らしい追い上げを見せたが、わずかに及ばず悔しい敗戦。

ちなみにこの試合の主審を務めていたビル・ケネディさんが個人的にお気に入りである。NBA審判歴25年の大ベテランは、常に公正かつ正確なジャッジをしてくれるだけでなく、立ち振る舞いもロボットのようだったり偉そうな感じもなく、一人の温厚な人間であるところがとても好きだ。なぜそんなことを知っているのかというと、コーチズチャレンジの結果発表の時の話し方や表情、普段の選手やチームスタッフ、審判クルーとのコミュニケーションの取り方を見て、なんとなくである。
この試合で解説のクイン・バックナーも、際どい場面でペイサーズにとって不利となるジャッジが為されたとき、「彼はNBAで最も信頼できる素晴らしいオフィシャルの一人だ。彼は正しいコールをした」と太鼓判を押していた。
巷で言われるような、NBAの審判は総じて人気チーム寄りのジャッジをするということも、彼からは全く感じない。感じないからこそ、相対的に、体感としてペイサーズに有利なジャッジをしてくれているような気がするのも本音である。
見た目は、少しスーパーマリオに似ている。マリ審って呼んでごめんなさい。
ペイサーズのプレーオフ決勝はケネディさんでお願いいたします。


TOR 130 - 122 IND
マスリン 34P(FG:11/15,3P:5/8) 9REB 5AST 2STL 1BLK
シアカム 27P 9REB 6AST 1BLK
ターナー 16P 11REB 2BLK
(TOR)
バーンズ 21P 12REB 12AST 5BLK
クイックリー 19P 6REB 2STL 1BLK
バレット 24P
ディック 18P(3P:4/4)

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