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ペイサーズ @ ラプターズ 2023年3月22日

先日見直した2022年のライジングスターズ・チャレンジでやっぱり可愛かったスコッティ・バーンズが見れると思ったのですが、手首の怪我で欠場。
代わりに、ホームコートのエアカナダセンターがスコバンアリーナみたいな名前に変わっていて、バーンズの時代の到来を予感させられました。

トロントでの試合ということで、記念に(?)ネムハード、マスリン、ブリセットのカナダ人トリオがスターターでした。
こういうところを見ても、カーライルなりにもがきながら色々試してるんだなと実感します。

ネムハードがダブルダブルの大活躍。ディフェンスでもチームで試合を通してプレッシャーを与えることができ、何とか逃げ切り勝利。プレイイントーナメント入りに向けて、大事な1勝を手にしました。

ネムハードはこの日もfloor generalっぷりを発揮し、ロングスリーにドライブにアシストに大活躍。この人は生粋のポイントガードなんだなと再確認。前にも書きましたが、ハリバートンとの同時起用は良さが薄まる気がします。是非、たっぷりとポイントガードとしてのプレー時間を与え、粗削りな部分が出てきたらTJやヒルでカバーしてあげるようなローテーションを試してみてほしいです。

マスリンも、この日はよくボールが回ってきて自由にプレーし、結果を出しました。今のうちにきちんとエース教育をして、オフボール時の動きなどスコアラーとしてのスキルレベルを向上させ、将来のインディアナを背負って立つスター選手に育ててほしいと思います。
空中で接触しても全く軸がぶれない体幹の強さと、ドローファールの上手さは、やはり何か光るものを持っています。

バンブリートやアヌノビーがオープンスリーを外しまくってくれたから勝てた感は否めないですが、それ以外では多くの場面でしっかりとタフショットを強いることが出来ていました。
3Q後半あたりから、最近ありがちな攻めがもやもやっとする時間が続き得点の勢いが止まってしまい、対照的にシアカムを中心に自分たちの展開に持ち込みソリッドに得点を重ね始めるラプターズをさすがだなーと見ていましたが、結論、格上相手に今ある戦力でやるべきことはやったと思います。

こういうときに、ターナー選手が存在感を出してくれると助かるんだけどなー。
最近は肩の力が抜け、ゴール付近でのオフェンスムーブはよりジャーメインっぽく(?)なってきているし、ブロックしなきゃしなきゃという必死感が無くなり、プレーにメリハリが出てきていたりと、確実に次の次元に向けステップアップしています。
がんばれターナー。「ターナーで勝った」という試合をもっと見たい。


IND 118 - 114 TOR
ネムハード 25P(11/17) 10AST 2TO
マスリン 15P(3P:3/3,FT:6/6) 1STL 1BLK
ターナー 16P 7REB
マコーネル 14P 7AST 2STL
(TOR)
バンブリート 28P 11AST 2STL
シアカム 31P 10REB 7AST 1BLK

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