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サマーリーグ ペイサーズ vs マジック 2023年7月10日

サマーリーグ2試合目も、ネムハードが終始試合を作り危なげなく勝利。
ペイサーズ強いです。

注目のジェイレス・ウォーカーは序盤シュートタッチに苦しみますが、相手にピタッとくっつく執拗なディフェンス、リバウンド、アシストと前試合に引き続きオールマイティな活躍。今日も美しいスティールが1回ありました。
彼がコートに出ていると、不思議と相手の点が入らなくなる気がします。これは気のせいなのかな?ディフェンス時のオフボールの動きについては勉強不足でよくわかりませんが、勝手にジェイレス効果だと思っています。
ジェイレスは大型のネコっぽいなと思っているのですが、まさに招き猫のように、試合に出ているだけで勝利を呼び込むような、そんなオーラを感じます(ベタ褒め)。
この試合は何度かゴール下へのキラーパスを出していました。パスセンスの良さは期待以上でした。
いわゆるオールラウンダーと呼べるスキルセットに、差別化要素としてスペシャルなディフェンス力、そして運動神経が備わった選手だと思います。

シェパードは前の試合の鬱憤を晴らす活躍で、16ポイント。特にコーナースリーは非常に高確率でした。カレッジ時代のキャッチアンドシュート62 eFG%は伊達ではありません。彼のクイックモーションのシュートフォームは美しいです。アメリカっぽい自由度の高いフォームではなくて、イメージでいうと日本の高校バスケのような、きびきびとした感じのフォームで、個人的にかなり好きです。30分出場で、0ターンオーバー。

マスリンは色々試してる感じがしました。最強になりたいという気持ちは痛いほど伝わってきます。ファウルをもらえているから良いのかもしれないですが、もう少しショットクリエイションの幅が出てくると最強に近づくのかなと思いました。
試合序盤でマジックのドラ6ルーキーにシュートを阻まれて火が付いたのか、その後執拗に1-on-1を仕掛けたり激しいディフェンスをしたりと、負けず嫌いっぷりがわかりやすかったです。結果的にFG3/12の8点の不完全燃焼に押さえ込んだので、たぶんマスリンの勝ちです。

アイザイア・ジャクソンはパワフルで良いのですが、やはり荒削りさとファウルの多さが目立ちます。レギュラーシーズンでは、サマーリーグのようにうまく結果オーライにならなくなると思うので、少し心配です。

日焼けしたネムハードは、周りとの実力差からか、前試合に引き続き非常に伸び伸びとプレーしていて、余裕を感じました。この試合では特にドリブルで緩急を付けるのを試しているように見えました。パスも思い切りが良いし、ドリブルからのジャンプショットの精度が高いです。この試合でサマーリーグ卒業とのことですが、満場一致でしょう。彼ならば安心してハリバートンのバックアップ正PGを任せられると思います。

IND 108 - 85 ORL
ネムハード 21P 3REB 7AST 3STL
シェパード 16P(3P:4/7) 9REB(4ORB) 0TO
マスリン 17P(4/16,FT:8/9) 6AST 1STL
ウォーカー 16P 4REB 4AST 1STL 1BLK
ジャクソン 13P 11REB(4OREB)
ブラウン 16min 6P 5REB 1STL
(ORL)
ブラック 8P(3/12) 7REB 3AST 2STL
ハワード 10P 5AST 1BLK

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