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ターナースミス2日目 | Game 30 @ ブルズ | 2023年12月28日

前試合から引き続き、ハリバートン&ネムハード、ターナー&スミス、そしてニースミスとのいうディフェンシブラインナップでスタート。
「ディフェンスレスな人たち」ことバディとトッピンを、ベンチスタートにすることを試してみている模様。

引き締まったディフェンスと、この日はバディのスリーが要所で決まり、37-31の6点リードで1Q終了。

2Qに入っても流れを継続。しっかり守って隙があればスリーを決める。ニースミスが非常に安定している。ハリバートンはこの日2本目のディープスリー。
とにかく走りまくってディフェンス→カウンターの流れを連発したのはシンプル且つ効率的で良かった。特にニースミスは一度も足が止まらない。ワンパスでバディの得点に繋げるカウンターもあった。

3Qからは若干雲行きが怪しくなる。
ジャクソンがフリースローの10秒バイオレーションを吹かれブチ切れて一旦コート外に下がったり(このリフレッシュ行動、前にスミスもやっていた気がするが、流行っているのだろうか)、ニースミスがデイレン・テリーの侮辱行為(?)に笛を吹かれなかったことに激昂してレフリーに迫る(幸いテクニカルは吹かれず)など、得点が止まった中なんか嫌なムードまで作ってしまい、この間にブルズ10連続得点で25点ぐらいあったリードを一気に溶かしてしまい、スレスレまで詰められる。

4Qに入っても、中々得点できず。
スミスへのアレックス・カルーソの頭突きは相手のチャレンジ成功でファウルが無効に。マスリンの29本(?)続いていたフリースロー連続成功記録も途絶える。3Q終盤からなんか嫌~な感じが続く。
こういうときどういう風に状況を変化させられるかが試されているぞ。

8:00にはコービー・ホワイトのショットクロックぎりぎりのロングスリーでついに逆転を許す。

ターナーがパトリック・ウィリアムズをブロック→バディ同点スリー。バディがホワイトに良いオンボールディフェンスを見せショットクロックバイオレーションに追い込む。
最近はあまり見られなかったタイプの好プレーが出て、これが変化のきっかけになったかもしれない。その後ハリバートンが2連続スリー、ターナーへのキラーパス→ターナーアンドワンと、ここに来て魔法バージョンに化けるエース、ハリバートン。やはり本物だ。

これで完全に相手の流れを断ち切り、その後もハリバートンがゲームを作り、リードを11点まで広げる。ハリバートンへのマークがきつくなる中、バディがワイドオープンを作りスリーを決めてリードを保つ。
カルーソにスリーを返されるが、その後ニースミスがオープンスリーをきっちり沈める。ニースミスは本当に誰よりも練習してるんだろうなっていう感じがする。

傾きかけた流れをディフェンスから立て直し、最後はエースが決めるというカッコいい形で勝利。自信に繋がる経験値を得ることができたに違いない。
相手をロースコアに抑えての勝利という点も良かった。このスターティング5とローテーションが機能している可能性が高いから、今後も要ウォッチだな。

ハリバートンが、20点、20アシスト、0ターンオーバーを達成した、1985年以降2人目の選手に(2016年のクリス・ポールの記録が1人目)。

実に、ハリバートン最高・・・ってなった試合だった。


IND 120 - 104 CHI
ハリバートン 21P 20AST 2STL 1BLK 0TO
ターナー 24P 6REB 3BLK
スミス 15P 7REB
ニースミス 12P 5REB 1STL 2BLK
ヒールド 19P 6REB 1STL 1BLK
マスリン 15P
(CHI)
ウィリアムズ 22P 5REB 3AST 2STL
デローザン 21P 5REB 5AST 2STL
ホワイト 16P
カルーソ 15P
ドスンム 15P

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