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プレドラフトワークアウトに招いた選手たちが語ったこと

Leonard Miller  (2023年5月31日)

Gリーグでプレーをすることで、プロの試合の雰囲気やペースに慣れることができた。リアルな競争に身を置き、毎日が戦いだったと思う。ルールもNBAと同じものだし、NBAへの備えとしてとても有意義だった。
僕のバスケットボールは非常に堅実だ。チームの勝利に貢献するために、どこにいて何をすればいいかわかっている。
カナダ人選手は謙虚で柔軟で、コーチしやすい。だから成功するんだと思う。カナダ人選手が多く、馴染めているペイサーズに入れたら光栄だと思う。
アンドリュー(・ネムハード)は兄のエマニュエルと遊んでいたから、自分は弟のような存在だと思う。ベンとは最近仲良くなった。いいやつで、話すのが楽しい。

Cam Whitmore  (2023年6月1日)

僕は安定感のある真のシューターで、ストリーキーシューターではないことをワークアウトで見せられたと思う。ドリブルからのシュートでも、キャッチアンドシュートも、すべて高レベルだと思う。
ペイサーズは、オールスターガードのタイリースが試合を作り、マイルズというリムプロテクターもいる。自分はガードスポットとウイングとして間違いなくフィットできる。
[略歴にバリトンサックスが吹けると書いてあったが] ああ、まあ自然に吹けるようになった(質問に若干動揺する)。小学生6年生のときに、親に勧められて始めて、何も考えずバスケと並行してやっていた。高校1年生までバンドで吹いていたけど、バスケに集中するために辞めたよ。
ワークアウトではピックアンドロールをしたり、ペースの速いオフェンスにも参加した。しっかりフィットできた。ラリーバードが僕一人を見ているのは素晴らしい経験だった。プレッシャーには感じなかった。
他の職業と同じく、プロの仕事として、素晴らしいキャリアを積みたい。
5歳の頃からの夢がいま叶おうとしている。ドラフトの夜が、帽子をかぶって、ライトを浴びる瞬間が、待ちきれない。

Trayce Jackson-Davis  (2023年6月5日)

父がプレーしたインディアナの地でワークアウトをすることは、モチベーションになった。ラリー・バードに練習風景を見てもらい、父の時と同じリック・カーライルが監督をするペイサーズのワークアウトに参加しているいまこの瞬間が、数年間努力を重ねてきた成果だと感じる。
インディアナ大学は強かったが、さらに勢い付けるようなものを自分は残してきたと思っている。マイク・ウッドソンヘッドコーチは、NBAで競い合うために必要なすべてのことを教えてくれた。努力を続け、ついに今、パワーフォワードとしてこの場に立っていることを誇りに思う。
僕は非常にIQの高い選手で、ディフェンスでは相手選手の動きを読み、オフェンスでは周りを活かすことができる。NBAの世界では、これまでよりもジャンプショットの重要性が増してくるし、あらゆるプレーで自信を持たなくてはいけないから、ショットの改善に継続的に取り組むつもりだ。
自分はアンセルフィッシュで、良いチームメイトだ。ハードワークをいとわず、ルーズボールにはダイブする。それが期待されてるのはわかっている。フォワードだろうが、スモールボール5だろうが、結局はバスケットボールをうまくプレーすることだと思っている。高いIQをもって、コーチが求めることは何でも柔軟に実行する。
自分のプレースタイルのモデルは、左利きのセンターで司令塔でもあるドマンタス・サボニス、高いIQでゲームを作るドレイモンド・グリーンなどが挙げられる。僕は高い位置でパスを捌くことが得意だ。
生まれ育ち、父がプレーしたインディアナで、家族のそばでプレーすることができたら、それは祝福だ。

Azuolas Tubelis  (2023年6月5日)

アンセルフィッシュであり、コートを走り、自分や味方のイージーバスケットを生む。リバウンドを取る。チームメイトを活かす。そういうのが僕の仕事だ。だからアリゾナ大はいっぱい勝ったんだと思う。ただ一生懸命プレーして、結果的に20点を取ったりしているんだ。
ヨーロッパからアメリカに進学してよかった。スピードの違いや、トランジションゲームにフィットすることができた。
チームメイトのマスリンは、自分の成功を願ってくれた。彼のロッカーの写真を送ると、自分のものに触れるなとスーパースター気取りだ。彼は見かけよりもずっと面白い男で、大好きだ。マスリンをより良い選手にしたのは僕だよ(笑)。彼はドリブルできなかったから・・・今もだけど。僕がワイドオープンの彼を見つけて、彼は決めるだけだったんだ!
トレース(・ジャクソン・デイヴィス)とはラスベガスで対戦したから、よく知っている。あの時は勝ったけど、夏のトレーニングで彼はだいぶよくなった。スリーも打つようになっている。・・・まあ、彼も僕がより良い選手にしたと言えるよね(笑)。僕はいつも他の人を良くしているんだよ。

Taylor Hendricks  (2023年6月7日)

ペイサーズは、若いコアメンバー、ハリバートン、ターナー、ジェイレン・スミス、そしてベネディクト・マスリンを中心として今後リーグ屈指のチームになり、何かを築くだろうと思っている。僕はその一員になりたい。ぴったりフィットできる気がする。
ワークアウトでは、横方向の速さでガードを守ることができることを証明できたと思う。
好きな選手はアンソニー・デイビス。全方向のディフェンスIQを持っている。ショットをブロックし、自分で決めることができる。
UCFのコーチは僕が様々なタイプのポジションを守れるように、多くの状況に置いてくれた。それが成長につながった。ボールハンドリングは強化できた。今後ショットクリエイションを改善できれば、もっと良くなると思う。
[このあとジェイレス・ウォーカーの個人練習があるけど・・・] 彼と僕はともに高いレベルでディフェンスをすることができるし、フロアにスペースを作ることができる。共通点が多いように思うし、僕か彼のどちらを選ぶかという議論があるのは知っているけど、僕は素直に彼との競争を楽しみたい。彼は本当に良い選手で、今後を楽しみにしている。

Jarace Walker  (2023年6月7日)

ワークアウトでは、オフェンスとディフェンス両方での自分の多才さを見せることができたと思う。
ディフェンスにおいて自分が特別と評される要因は、リーチ、敏捷性、サイズ、攻撃的な姿勢、ガードを守れるし、ビッグマンにも対応可能であることなど。
他にはプレーメイキングとショットクリエイションも僕の長所だ。
大学では、まず第一にジャンプシュートやスリーポイントを強化した。ケルビン・サンプソンコーチは彼のIQと経験のすべてを私に伝授してくれた。それが最も私を成長させた。
自分のモデルとなる現役選手として、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、KDをよく見ている。素晴らしい2-Wayプレーヤーであり、自分やチームメイトのプレーをクリエイトしている。

Maxwell Lewis  (2023年6月19日)

僕の売りは運動神経で、ファーストブレークで時々ウィンドミルダンクをするかもしれない。
基本的には、良いチームメイトであり、リーダーであれれば良いと思っている。
ウィングスパンが7フィートあるので、ブロックやシュート妨害の脅威はすぐにNBAでも効力を発揮できるだろう。
自分のプレースタイルのモデルとして、ポール・ジョージをたくさん研究している。今すぐは無理でも、3~4年以内には彼のような役割がほしい。
大事なことを忘れない。ハードワークをして、良きチームメイトであり、やれることを何でもする。
いまは体作りに集中している。1日4食、プロテインシェイクを2回。大学時代にはなかった食習慣を取り入れ、運動能力を維持するのに最高の体重になっている。
NBA入りはできても、残るのは困難なことだとわかっている。僕は中堅リーグの出身だし、これから証明しないといけないことはたくさんある。ただひたむきに練習に励むのみだ。

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