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守備職人 | Game 16 vs トレイルブレイザーズ | 2023年11月27日

シェイドン・シャープ、スクート・ヘンダーソンなどの若い選手たちが、派手だけど実力以上のプレーをしてミスしてくれるので、助かるな~若さかなあ~、などと余裕こいてたら、結局競り負けてしまった。
元ペイサーズのマルコム・ブログドンが粛々と堅実なプレーをし、良い味出していた。

ブログドンのショットクリエイションのうまさに翻弄されたのもあるが、インサイドへの決定的なパスがほいほい決められすぎだった。ペイサーズの相手チームは本当にオフェンスがしやすそうだ・・・ディフェンスレーティングリーグ28位は伊達ではない。

ディフェンスの酷さをリーグ1位のオフェンスレーティングで打ち消すのが(不本意ながらも)今季のペイサーズなのだが、この日はスリーポイントもフリースローも確率が悪く、勝利が逃げて行ってしまった。やはりオフェンスは水物で、最後の拠り所はディフェンスなんだと思う。そんな格言があったような・・・

対照的に、この日もブレイザーズのマティス・サイブルのディフェンスがアートの域だった。特に4Qの9:19、絶妙にネムハードからリバートンへのパスコースを塞いでアウトオブバウンズを誘ったシーンは素晴らしかったので是非見てほしい(ちっちゃいガッツポーズ付き)。シュートチェックもまさかの距離からビヨーンって飛んでくるのでシューター側はビックリして精度が落ちる。しかもそういうのを全部わかって狙ってやっている。
ハリバートンでさえも、サイブルのディフェンスの絶妙な距離感に苦しめられ(いやむしろ自分が苦しめられていることに気付いていないかもしれない)、ジャンプシュートを後ろからブロックされるシーンもあった。
うちのジェイレス君にも、何度も繰り返し見ていただいて、是非技術を盗んでほしい。

出場試合すべてで活躍していると言ってもいいスミスが、ヘンダーソンのリムアタックを止めに行って打撲、そのままゲームには戻らなかった。この試合でもエイトンやリースといったパワー系をしっかり止めていたので、残念。1週間ぐらいは欠場が続くのではないか?

マコーネルのディフェンス、ジャクソンのリバウンドとブロック、苦しい時間帯のニースミスの攻守におけるハッスルプレーと、良いところもたくさんあったが、シュートの確率の悪さが致命傷となった。あとは、全体としてディフェンスを高いレベルで維持できなかったことか。

前試合に引き続き、ターナーの存在感がNBA平均以下だった。


POR 114 - 110 IND
ハリバートン 33P 9AST
ターナー 11P 8REB 2STL 2BLK
B.ブラウン 11P 3REB 3AST 2STL
(POR)
グラント 34P 7REB 3AST 3BLK
ブログドン 24P 7AST
エイトン 22P 13REB 1AST 1STL
シャープ 11P 5REB 6AST 3STL

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