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ニースミスがカッコ良すぎた日 | Game 46 vs サンズ | 2024年1月26日

ハリバートン、シルクっぽい素材のパープルのスタージャケットを着てベンチを闊歩。3試合連続で調子乗ってる格好。

ブッカーが1Qだけで29点の化け物スコアリング。試合観てたのにブッカー一人にこんなに点取られていたことに全く気付かなかった。1クォーターでの得点としてはキャリアハイ、今季NBAでは1位とのことで、ペイサーズ名物、「相手チームの誰かが何らかの個人記録を達成する」が今日も実現。

試合は3Q 11:00の時点で85-75と殴り合いバカゲーハイスコアゲームの様相。これに慣れると絶対POで負けるからやめた方がいい・・・なんかペイサーズがどんどんダメな方向に行ってる気がする。

そんな中で、一途にディフェンシブマインドを失わずに走り続ける男がいる。アーロン・ニースミスだ。

ニースミスの真骨頂は運動量であることに気が付いた。人より走ることで、そこに僅かな差を生み出している。それによって生み出されるリバウンド、ディフェンス、オフェンス時の効果は、明らかにチームの強みの一つになっている。

ニースミスは、スミスと並びオフェンスリバウンドの奪取率も高く、ボールがどこに落ちてきそうかという嗅覚もあるが、やはり足を動かすことでチャンスを増やしているところが大きいと思う。
この試合ではオフェンシブリバウンド数で21-7とサンズに大きく差をつけた。

ニースミスのスティールからトッピンが抜け出しダンクコンテスト並みの見事なレッグスルーダンクを決めたのは鳥肌ものだった。

4Q 2:44、突き放しを狙ったブッカーのスリーポイントを後ろから野獣のようにブロック。2点差まで追い上げ、グレイソン・アレンからチャージングを取り雄叫びを上げる。この流れは本当にかっこよかった。

最終盤の1ポゼッション差を争う攻防の中、1ミスで勝利が遠のいてしまう場面で躊躇せず攻め込んで2連続得点を挙げたネムハードも見事だった。

最後はトッピンがオフェンシブリバウンドを取りレイアップを決め、これが決勝点となった。リバウンドの大切さを象徴するような締め方であった。

デュラントやブッカーのいる残り3秒強は非常に怖かったが、ここでもニースミスのプレッシャーでブッカーがインバウンズパスのキャッチにもたつき、時間ギリギリで放ったスリーは大きく外れて時間切れ。
強者に勝つために必要なエッセンスが詰まった1戦となった。
何度も繰り返し見たい試合になった。


PHX 131 - 133 IND
シアカム 31P 7REB 4AST 2STL
トッピン 23P 11REB 3AST 1STL 1BLK
ニースミス 22P 6REB 3AST 1STL 1BLK
ネムハード 22P 8AST 1STL
スミス 20min 13P 10REB(5OREB) 1STL 1BLK
(PHX)
ブッカー 62P 5REB 4AST 1STL 2BLK
デュラント 20P 7REB 6AST 1STL 1BLK
ゴードン 14P

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