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なぜ投げ銭が必要なのか?

マガジン金曜担当:pococha配信中のMCワカ🎤🏎です。

今日は「対価をもらうこと」について触れていこうと思います。

私はライバーを「仕事」として捉えて、配信をしています。
それは「喋りで食べていく」と決めているからで、日々配信をしながら「お金が発生する喋りとは?」について考えるし、自分なりに分析もしています。
収入が発生しないのであれば、企画を考えることも、1日20時間配信にチャレンジすることもありません。
見に来てくれる視聴者さんの名前や特徴を覚えたり、配信時間に気をつけたり、イベントに出て夢を語ったり、ましてや「毎日配信」しません。

趣味ならば、責任もないし、好きな時にやって好きな時にやめて、おこづかいくらいもらえたらラッキー☆くらいの軽い気持ちで臨みますが、私にとっては「そうではない」ってことです。
真剣に向き合ってやっています。
最初はそこまででもなかったのですが、視聴者さんが毎日来てくれたり投げ銭をもらって「自分に価値を感じてもらえている!」と思うようになってからは、向き合い方も変わりました。

自分の喋りに価値が付けば、それが嬉しい。

とはいっても「稼ぐお金の多さ」にはこだわりがありませんでした。
ライブ配信で、視聴者が使った金額からライバーに入るのは2~3割と言われているからです。
実際に視聴者さんはもっと何倍もの価値をつけてくれているので、私の手元に入る金額だけを追うと、その差に不満を感じてしまうかもしれません。
私のライブ配信収入を時給換算したら「プロの喋り手」をするよりも「アルバイトをした方がいい」状態なので、収入だけにフォーカスしていたら、続かなかったと思います。

※ライバーの契約については守秘義務があります。
pocochaの場合は時間ダイヤという時給分の報酬が発生したり、アイテム以外のコメント数やいいねの数も報酬の一端を担うので、いただいたアイテムから推計して、おおよそ何割というような単純計算も出来ません。
あくまで広く知られている一般的な割合としてあげられるだけで、アプリの種類やライバーのスキル、所属事務所によって割合が大きく違うこともあります

でも私が最初に感じたのは「応援してもらったこと」に対する責任と、
自分の「喋り」に価値を感じて投げ銭してくれた人に自分が返せるものはやはり「喋りである」という事実
さらにイベントなどでいただく「対価=賞品」は、自分一人では到底手に入れることの出来ない「経験」です。
ライバーも視聴者さんも、みんなで一丸となって「対価」を得た時の喜びは、お金に換えられないものがあります。
それを考えると、投げ銭タイプのライブ配信というのは「お金」を動かしていながら、お金儲け以外にも価値を見出せる面白い仕事だな、と思うわけです。

1人の人から熱心な応援をいただくことも多いのですが、それだけじゃなく、より多くのファンの人から支えてもらえるライバーになりたい!と私は思っています。

もちろんたくさんのライバーの中から、視聴者さんに選んでもらい、足を運んでもらっても「相性」みたいなものってありますしね。
「見た目」「声」「話の内容」etc...
いろんな要素があいまって、ずっと見ていられるなぁという感覚は人によって違うので、ハマるハマらないがあるのも重々承知しています
(自分もリスナーとして色々他の枠を見たりもするので、その感覚は大事だな、とも思ってます)

それでも私は声を大にして言いたい。
私の配信に毎日のように来て下さるのならば、ぜひ「応援してほしい」と。

それは「使い方も含めて、ライバーからお願いする」ことでライブ配信全体の活性化につながります。

応援がない、投げ銭(アイテム)が飛ばない⇒ライバーにとってメリットがない⇒配信を続けられない⇒ライバーが減る⇒選択の自由が少なくなる⇒視聴者にとってもつまらない⇒リスナーも減る⇒運営が難しくなる⇒終了。

応援がある⇒ライバーのモチベーションがあがる⇒配信が楽しい⇒視聴者も楽しい⇒また応援したくなる⇒たくさんの応援があれば運営も潤う⇒ライバーへの還元も増える⇒ライバーが増えて、競争の原理が働き、全体の質が上がる

経済を回す、ってよく言いますが、お金は本当に動かしてナンボなのです。

ただ配信するだけでなく、日々コミュニケーションをとりながら、視聴者さんがまた来たい、と思ってくださっているのであれば、それに対する対価をもらっていいし、対価をもらえるライバーになりたいと私は思います。

もちろん課金して応援してもらうことが、ライバーにとってもプラットフォームにとってもプラスにつながるのですが、ライバーに気に入られたいばっかりで、身の丈に合わない重課金をして身を滅ぼす例も多く聞くので、その闇には迷い込んでほしくない・・・

だからまずは無課金でも全然いいと思うのです。
pocochaでは配信を7分間見ると、ぽこBOXというプレゼントが開き「1コイン~10コイン」がランダムに発生します。

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1人のライバーの配信を見ると1日に2個BOXが用意されているので、その7分間でライバーと交流しながら、BOXを開けてもらうのです。
具体的な交流を促すため、ただ見ているだけではBOXが開かず、90秒に1回はコメントしないと、7分間のタイマーが止まるしくみになっています。

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赤文字はタイマーがとまっていることを表しています。
何かコメントをすれば、また動き出します。

私の配信に毎日来て、15分以上視聴してくれている方には、このBOXで得たコインをためて、月に100コインを投げて「コアファン」になって欲しいと思ってます。(※使い方は随時配信の中でも説明しています)

pocochaやBIGO LIVEは「無課金」で見ることが出来ます。
ストリートミュージシャンや大道芸のみなさんのパフォーマンスを素通りしていくのと同じ。
足を止めて見てみたけれど、自分にはどうもハマらなかった⇒そのままさようなら、でいいと思いますが
じっくり見て、楽しい時間を共有出来たのであれば、ぜひその「対価」を形にしてほしいと思っているし、それを上手にお願いできるライバーにならないといけない。だって、仕事なんだから。

無課金でもある程度までは楽しめるようになっているので、無課金でアプリをすることを否定はしません。
私もゲームアプリは無課金で楽しんでいますし。
でも、課金している人たちがいるから、私は無料で楽しめているんだ、ありがとう♪という気持ちで遊んでます。

そんなワケで、最後は私が普段からよく使う言葉で締めたいと思います。
「おかねつかうか、時間つかうか、頭つかうか。
どれか使わないと、何かを手に入れることは出来ない」

~お金を使わないのであれば、時間を使ってBOXを取って応援してほしい。
お金も時間も使えないのであれば、センスあるコメントで一瞬にして心を掴むことで、存在価値を感じちゃう。

投げ銭をもらうことは「価値あること」なのです。
自分の価値、高めていきましょう☆彡

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ライバー事務所 のぞプロ


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