瑞龍寺と五箇山合掌造り集落
大学時代の中の良かった友人(富山高岡在住)4人組のうちの1名から数年ぶりの連絡があったと思ったら「ステージ4の大腸がん」とのこと。長崎からも友人を召集し、神戸で私と合流して富山高岡へと向かう(福岡の1名は仕事で来れず)。
ステージ4の割には軽いというわけのわからない状況(体の各部に小規模のがんが転移しているが現状は『悪さ』を起こしていない)ではあったので土日2日間一緒に高岡観光でうろうろする。
初日はビフグルマンの中華に舌鼓を打ちつつ国宝瑞龍寺へ。ガイドでついたお坊さんが非常に熱心に見どころを紹介してくれた。「地元では戦争屋だった利家は一向一揆を抑えに来た『敵』という側面が強かった。むしろ2代目の利長こそが戦争を避けて国を富ませた為政者として慕われた」というくだりが印象深かった。
後半に五箇山合掌造り集落へ。金田一少年の事件簿あたりで舞台になりそうな山間のへき地にあり、明らかに「時間の流れ方が違う地域」であった。
きっかけはよろこばしいものではなかったが久々の語らいの場を持てたことは喜ばしいことであった。特に長崎在住の親友とは往復の特急サンダーバードのなかでタイマンでくだらない話を延々とし続けることができて、とても充実し英気を養うことができた。また頑張ろう。
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CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。