仲間外れが全然平気な理由

■<思春期の仲間外れ>【後編】トラブルを先生に相談したいけれど「言わないで」という娘。尊重すべき?
(ママスタジアム - 12月14日 21:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=7225233

****************************

私の場合「そんな連中と仲良くする価値がないよなぁ」と思うだけ。幸い、現代日本は一人でも退屈しないで楽しく過ごせるし、捲土重来を期して自己研鑽に励むのもちょうどいいだろう。新たな仲間づくりに向かうのもよい。

「媚びへつらって無理やり仲良くしてもらう」というのは絶対に間違いだ。

無視や陰口というのは相手の領域にあってコントロールが難しいものだからどうにかしようともせずに「気にしない」「あきらめる」のが正しい対応だ。むしろ、実害のある攻撃のほうが対処を強いられる分面倒くさいくらいだ(笑)。

私の場合は記事とは真逆で、笛にグリースを塗られるなどの実害のあるいじめだったので
即座に「先生に言いつけて自力解決するから心配しないでくれ」と親に告げた。担任教師が弱腰で頼りなかったので、副担任の体育教師に目星をつけて体育教官室に出入りして、手伝いをするなどして「教官の共感(ちと苦しいか)」を稼ぐ。以前使っていた古い眼鏡を用意(今なら古いスマホになるんだろうか)。担任教師が腰痛で休んだ日の昼休み、皆の前でいじめっこの主犯とすれ違いざまにささやくように挑発。

「一人じゃ何もできないんだよね」

予想通り手を出してきたので自分で派手にすっ転んでみせてわざとらしく眼鏡を壊す。
速攻で体育教官室に駆け込み、告げ口という流れ。ケガこそしていないけれど、器物損壊がついたので当然親御さんに連絡がいき無事に解決。

両親には「問題解決するのはいいけど、方法はもう少し何とかならんのか」と苦言を呈された(笑)。

いじめっこ集団はもうニ度ほど攻撃してきたけれど、私は徹底して主犯しか告げ口をしなかった。周囲の取り巻き連中は第三者の目撃証言なとでやり玉にあがりはしたが主犯ほど厳しい断罪を受けなかった。

理由は簡単で「相手グループの足並みを乱すため」だ。主犯は自分ばかり怒られる。取り巻きはさほど怒られない。この差異で仲間割れを起こしたので私を攻撃するどころではなくなった。中高一貫の進学校だったので、悪目立ちする私を暇つぶし、ストレス解消でいじめをしてきたのだろうが、彼らが相互にいがみ合うことで自己消化できるようにしてあげたのでWIN-WINだと思っている。

巻き込まれた私は被害者であり、いい迷惑だったんだが、あまり被害者感がないのは、このエピソードを私自身持ちネタにしてるからだろうか(笑)。

で、本記事のお嬢さんの場合だが自力解決できるのか?あるいは気にしないと諦めノーダメージにできるならば今のままでよいが、継続ダメージを受けるなら、他力でもよいので解決すべきという意見に一票である。自力解決できないのに援助も求めず大丈夫というのは無責任だ。「告げ口」に一部批判的な意見があるのは「いじめっ子側が一番困るから」である。相手がこちらを困らせてくるなら、こちらも相手が1番困る手を有効に用いるべきだろう。それが公平というものだ。貴方を軽んじる相手に無駄な労力や時間を割くべきではない。なるべく少ない労力で片手間に排除するのが良い。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。