【将棋】藤岡隼太さんについて

一部の読者からデビュー29連勝した藤井聡太さんについて質問を受けたので私なり(アマ2段相当)の見解をば。

まず藤岡隼太さん(藤井聡太さんではなく)について語ろう。

藤井さんの27連勝目の相手、アマチュアの藤岡さんは十分とんでもない「主人公格」の人物であった。

奨励会5級まで(奇しくも中学2年生!)将棋を指していたが、受験勉強のために奨励会を止め。この4月に東大に合格し3ヶ月ほど将棋に復帰して即座に学生名人ってだけでも「十分化け物」だ。

その藤岡さんが「藤井さんに勝てる確率? 2%くらいですかね」と言わしめ、実際に藤井聡太さんが106手で勝利。感想戦で藤岡さんは「自分の53手目が指しすぎだった』と言う感想に対して藤井さんは「44手目に9五歩と端の位を取ったあたりで詰みの形が見えた」との返し。

何と言うか『見えているものが違いすぎる』としか言いようがない。

「60手先の局面イメージがある」というのも恐ろしいし、十分に一流の相手と「勝敗分岐点が9手も違う」時点で埋めがたい絶大な差があると言える。

藤岡隼太さんのプロフィール等
http://xn--58ja4ob.xyz/6379.html

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CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。