上官の命令に逆らって民間人を救い逃がそうとする軍人みたいなもの(違)

すこぶる身近な話だが。

私自身は虫の類はまったく平気なので、アスファルトに迷い出た虫やミミズなどを草むらに戻すなどして救出を良くしていた。

一方でうちの奥さんは虫が大の苦手で。たとえば独身時代、マンションのドアの上にオンブバッタのメスが止まっていたため、出勤が遅れて遅刻しそうになったそうな。

で、結婚して一緒にほっつき歩くことが増えたわけだが。私が虫を救出しようとすると色々と面倒くさいことになっている。ただでさえ「手を洗え」と厳しいプレッシャーがあったことに加えてこのコロナ禍である。奥さんからのプレッシャーはもはや常軌を逸するレベルになっていて、私もそれにあらがってまでは虫を救うことはできなくなったという話である。

家の中でハエトリグモが出た場合なども奥さんからは「抹殺指令」が下るわけだが、その目を盗んで何とか命を救い、殺さずに外に逃がす。「上官の命令に逆らって民間人を救い逃がそうとする軍人みたいなもの」か(違)。

あ、Gやモスキート、ハエなどの「人類目線での不快害虫」については私も悪即斬である。独身時代に比べて奥さんの衛生管理の賜物か、まるで遭遇しなくなったなぁ。(遠い目)

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。