ベビーカーエレベーターあるある「強敵と書いて友と読む」

ベビーカーで移動するようになり、移動経路上のエレベーターの少なさを突き付けられる。不便なことこの上ない。神戸市内は比較的発達しているほうだとは思うがそれでも移動がままならない。日本の地方に行くともっと顕著なのだろうと思う。

で、移動しているとよく他のご同輩に遭遇する。彼らは同じ育児の苦労を知っている「戦友」であると同時にエレベーターを競う「ライバル」でもある。「強敵と書いて友と読む」みたいな感じだ。

多数いて1台しか乗れないというような場合は当然に先行利益を得やすいわけだが。両方が乗れた場合、かつ降りるフロアが同じ場合はエレベーター特有の「後のり先降り」が発生して順序が逆転する。そして行き先が同じだった場合などは次のエレベータをめぐっての競争が再開されるわけだ。

次のエレベーターでもご一緒することも多いので、気まずくなるのもよろしくない。卑怯にならぬ程度に急ぐというか。お互いに苦笑いになることが多い。

CIA(内部監査人)や行政書士資格から「ルールについて」、将棋の趣味から「格上との戦い方」に特化して思考を掘り下げている人間です。