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長瀬有花 - コンセプトライブ「Form I」

去る2023年3月25日に行われた、長瀬有花さんの2ndコンセプトライブFormシリーズ第一弾「Form Ⅰ」について、少しだけ感想など。
ちなみに、まだ見てない人はアーカイブを見よう。100回くらい。

さて今回のシリーズは下北沢某所を転々として行われるとのことで、「FormⅠ」は”ビードロ下北沢”という美容室(!?)を舞台に開催された。
下北沢というと、昨年のコンセプトライブSEEKのキービジュアルにも使われていて、今回のFormシリーズは新しいライブでありつつ、そういう点ではつながりの様なものを感じた。(奇しくも、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」がバズっており、下北沢に明るくない層も今年はかなり耳にした地名なのではと思う。有花さんもツイッターで聖地巡礼していたり笑、ちなみに、ぼざろ楽曲は「星座になれたら」が好きです。対よろ。)

ネコwww

開場から開演までは、順番待ちしているであろう有花さんの生態を堪能できます。BGMにオリジナル曲のインストが流れていることも相まって、この部分だけで成立している。なんだろうね、見ていて飽きないというか、ずっと見ていたい謎の魅力があります。(動きの質は違うけど、ユニクロックみたいな中毒性)

有花さんのライブといえば、本編の直前だったり準備期間だったりと色々見せてくれるのが特徴な気がします。Alookの時は開演前にちょこちょこ出現したり、SEEKの時はゲリラライブも含めてライブの宣伝という物語を見せてくれたり。いきなりライブ本編となるよりは、このパートがある事でゆっくり向こうの世界に入っていける気がする。(いきなりドドーンと始まるのも好きです。)

今回のライブ、いくつか「お?なんか新鮮」と感じたポイントが。

ひとつ目は、この高解像度。
これまでのライブは姿がイマイチはっきりしていない(薄暗かったり、ピントが合ってなかったり、低解像度だったり)ことが多かったので、いい意味で普段との違和感を感じた。ひとつ段階が上がったような。(もしかしたら今回だけかもしれないですけども)今まさに目の前で歌っているという、時間だけじゃなくて空間も共有している感じがよかった。より深くライブにのめり込めた感じがした。

ふたつめは開催時間。
これも普段のライブは夕方というか夜間帯が多いのですが、今回は昼下がり。陽の光が差しているという時点で、普段と雰囲気が違っていて新鮮でした。

そして最後はセットリスト。
・SHAKE/SMAP
・ラブリー/小沢 健二
・きらり/藤井 風
・喜劇/星野 源
・ハミングがきこえる/カヒミ・カリィ

今回は全曲初披露のカバーセットとなっているのですが、有花さんのライブでセトリにオリジナル曲が入ってないのは、おそらく初めて・・・な気がする。(一応、#ながラボはミニライブとなっていて全曲カバーでしたが、ライブと銘打って大々的に告知・開催している中では初ということで。)いずれにしても珍しいというか新鮮でした。選曲もさることながらアレンジもよくて耳が幸せでした。

柱にシルエットが映っている点が、個人的な好きポイント。

オンラインだけど、現地にいるような空気感、とても贅沢な時間でした。
Formシリーズ、次回以降も楽しみです。




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