見出し画像

2020年のはじめに思うこと

明けましておめでとうございます。

誰に向けて書いているかわからない、たぶん自分に向けて書いているnoteを久しぶりに書きます。

早く終わってくれと祈っていた2019年が終わってしまって、いざ2020年を迎えると、いつか来るだろうけどまだずっと先だと思っていた近未来が今になってしまって、なんだか焦っています。

なんだそりゃ。

2019年は自分が向き合えなかったこととたくさん出会った1年でした。

1月頭に財布を皮の買って、その1週間後に手ピカジェル漬けにして萎えて始まった2019年。

大学を卒業して、全てのお別れで号泣してきたのに何故か1番思い出深いゼミのお別れは一滴も涙が出なくて、なんだかそれが少し寂しかったり。

4月から社会人になった。

就活をあまりちゃんとやらなかったから、頂けた内定のうち、自分に無いものを得れるような、苦手そうなところを選んで入社した。

それは、自分が思っているよりも苦しいことだった。

ご飯が食べれなくなる時もあったし、毎晩涙が止まらない日もあった。周りから言われる「明るく前向きで何事もそつなくこなす自分」と「実はなんにもできなくて逃げ出したくてたまらない自分」のギャップに苦しんで、結局どちらにもなれなかった。

営業の仕事は好きじゃない気がすると入社前思ってたけど、やっぱり好きじゃなかった。「全ての人を幸せにすることはできないんだよ」と言われた。その通りだと思った。

自分がやっているしごとに自信が持てなかった。でも自信を持って良いものだと言えなければ、絶対に売れないということも痛いほどわかった。良いものだと思い込もうとしたけど、思いたくない自分もいた。結局、どちらにもなれなかった。

いろんな人と出会った。人の可能性を信じたいと思っていた。でもそれはそんなに甘いもんじゃないと実感した。無理なものは無理だと知った。社会から拒絶されるとはこういうことなのか、と体験できた。でも、無理じゃない世界があっても良いなと思った。そういう世界を作りたいなと思った。結局、どちらにもなれなかった。

「あなたみたいな人は貧乏くじを引く」

会社の人との面談で言われた言葉。なんだかずっと心に張り付いて離れない言葉。言いたいことはすごくよくわかった。わかったから悲しくなった。でもやっぱり、そのくじが貧乏かどうかは私に決めさせて欲しいと思った。

2020年どうするか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?