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こいしいたべもの/森下典子





#森下典子  さんの著書
『 #こいしいたべもの 』を拝読📖しました。







森下典子さんの食にまつわる思い出を綴った食エッセイ。
森下典子さんは20歳の頃から茶道をされています。
映画化もされた自伝エッセイ 『 #日日是好日 』は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


長年茶道をされていたこともあり、本書も和菓子が登場するものが多いです。
私、和菓子はさほど好きではないのですが、森下典子さんの心温まるエピソードにより身近に触れてみたくて、たまには和菓子食べてみようかしらなんて気持ちになりました。



食べることに丁寧に向き合われてきた方は、生き方そのものが丁寧なのだと思います。
本書を拝読し、和菓子やお料理が美味しそうだと脳内インプットされることはもちろん、思い出のエピソードも胸に沁み渡りました。


本書に鎌倉駅で買える『大船軒 鯵の押寿し』にまつわる思い出のエピソードがあり、その中に書いてあった女優・沢村貞子さんが連れ添った方を見送った後の言葉がとても素敵でした。

『なんにもできなかった。でも、1人だけ幸せにできた。』


これもまた丁寧に生きた方だからこそ発せられた言葉だろうと思います。




とりあえず、如水庵(博多で有名な和菓子屋)に行こうかな。









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