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名のないシシャ/山田悠介



4年前にブロ友さんと #わらしべ読書 と称して本を交換した1冊を拝読していたのですが、4年の月日を経て満を持しての登場です。


名のないシシャ/山田悠介



#山田悠介  さんの著書、
『 #名のないシシャ 』を拝読📖しました。
山田悠介さんの初読です。





著者は、『 #リアル鬼ごっこ 』など、ホラー小説のイメージが色濃い作家さんだと思っていましたが、本書を拝読してそのイメージは一気に払拭されました。
少しネタバレするかもしれませんが、それでもよろしかったらお付き合いください。



突如、横浜の時計台下に現れた少年少女たち。
彼らは人間の姿をしていますが、人間に本来あるべきものが多く備わっていません。
血・骨・心臓・名前・疲労感・空腹感・温度感etc。。。
ただ分かっていることは、彼らは人の寿命が”秒”という単位で見え、それぞれが持っている3年分の時間を人に与えることが出来るということ。
そして、彼らは『使者』だということ。



主要3名の使者が同じタイミングで、それぞれに大切な人たちと出会い生きる意味を見出していきます。
しかし、同時に愛するがゆえの決断にもせまられます。



本書を拝読して、改めて時間の大切さを実感しました。
大切な人たちと過ごせる時間は限られたもの。
その限られた時間の中で私が出来ることはなにかと考えさせられます。




私事ですが、実はココ最近寝付きが悪くて、何度も起きてしまうのです。
昨夜も深夜3時頃に目覚めて、なかなか寝付けなかったので読書でもして眠くなったら寝ようと思い、手にしたのが本書でした。


ところが、話にグイグイ惹き込まれ気付けば3時間で読了していました。
最後辺りは泣きながら拝読したため、朝目覚めたら目がボッコし腫れていましたとさ🤣








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