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江戸時代の流行病と新型コロナ

今回は江戸時代の流行病も交えてお話したいと思います。
長文ですが・・・w

無症状感染者は偽陽性者?

コロナの無症状感染者は、実は偽陽性者であり、これはPCR検査の回転数が高いことから起こる問題です。その証拠に台湾では2020年のコロナ死は7名でした。台湾の対策が良かったと言われていますが、台湾の回転数は35未満であることも要因の一つと言えると思います。ですから、日本で陽性と出ても台湾で検査すると陰性と出る可能性があるわけです。

コロナに感染すると半数は無症状と言われていますが、一般的にPCR検査も感度は50-70%と言われ、半数が偽陽性となってしまうからです。

偽陽性者であるため、無症状感染者からコロナが感染することはありえません。武漢1000万人を対象として疫学調査では、無症状感染者から感染する可能性は少ないと述べられていますが、無症状感染者は偽陽性者であるため、偽陽性者から感染することはありえないのです。そのことは以下の記事で書きました。

無症状感染でも後遺症が出る理由

しかし、無症状感染であっても後遺症が出る、という報告があります。

米国立衛生研究所(NIH)によると、後遺症は「全身の疲労感、息切れ、「Brain Fog(頭のもやもや)」と呼ばれる認知機能障害、睡眠障害、抑うつなどの精神症状、胃腸症状、そして嗅覚・味覚障害」であるとされます。

無症状感染者は偽陽性者であるにも関わらず、なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか?考えられる可能性はノセボ効果です。

ノセボ効果とは、プラセボ効果(偽薬効果)の反対の概念です。つまり、それが悪いものだと思うことで負の作用が起こるのです。つまり、連日、マスコミがコロナウイルスの凶悪性や後遺症の恐ろしさなどを報道することで、偽陽性であっても「陽性です」と判断されることで負の作用が起こると考えられます。

また、PCR検査で陽性になってしまったことで、周囲からどのように見られるであろう、どのように謗られるであろうとするストレスに晒される可能性があります。私の知り合いから聞いた話では、陽性となった人の家には石が投げ込まれたり、壁に落書きされたりし、家の人は引っ越したり、自殺した人もいます。ですからPCR陽性者となってしまうと、生存を脅やかされる程のストレスを受けるわけですから、かなりのストレスを受けると思われます。ですから、こうした無症状感染者の後遺症はとても深刻な問題であり、特に心のケアを重視する必要性があると思います。

この無症状感染者の後遺症は、米国の調査では、一ヶ月後に約2割で発症すると言われています。そして「精神的な症状も多い」と報告されているのです。これらは風邪の症状ではないので、心因性であると考えられるのです。

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出典:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC210Q00R20C21A6000000/

倦怠感や不安障害が多いというのが後遺症の特徴であり、やはり心因性である印象を受けます。では、味覚や嗅覚はどうなのでしょう?これも心因性味覚障害・嗅覚障害を起こります。人間の心は、その症状をかなり作り出してしまいます。

ここでお断りしておきたいのは、私は「後遺症はただの気のせいだ」と言っているわけではありません。もし心因性であるならば、その病因を取れば症状は消える可能性があります。ですから、もし心因性であるならば器質的な疾患と分けるべきだと思うのです。後遺症に苦しんでおられる方々には治療方法が確立されて、1日でも早い回復をお祈り申し上げます。

マスメディアによる不正確な情報が原因

心因性のものは意外と身の回りに存在しており、腰痛も心因性があるとされます。心因性の腰痛の増える原因の一つは、マスメディアの発達とともに、現代社会にはこうした誤った情報が増幅され、ばらまかれていると考えられています(『腰痛は怒りである』春秋社p16)。コロナに関しても、マスメディアが必要以上に煽って恐怖感を与えている、これが後遺症の原因の一つであると考えられるのです。

例えば、マスメディアはWHOの重要な指標である超過死亡に対しては一切触れません。ですから私の言うコロナパラドックについても一切情報は出てきません。日本のPCRの回転数の高さや(台湾の回転数の低さ)、厚労省のカウント変更、武漢1000万人の調査から無症状感染の可能性が低いことについても述べていません。ただ、単に感染爆発を述べているだけです。視聴率を稼ぐためには、人々の恐怖を煽った方がいいのかもしれませんが、しっかりとした情報を提供してほしいと思います。

ちなみにコロナパラドックスが起きたのは、都心部であることを述べました。通常、凶悪なウイルスが入って来ると超過死亡数は増えるのですが、逆に超過死亡数は減少しているのです。そして、都心の方が超過死亡は増えると思われますが、都心部の方が逆に減っているのです。これは、都心の人々の方が警戒感が強く、情報量に関係するのだと思われます。

こうした負の心因性をノセボ効果と言い、実態のないものであっても、みんなが恐ることで、集団催眠のような状態となり、症状が起こることがあります。無症状感染は偽陽性者の可能性があることは述べましたが、実態がないのに症状が出る可能性は十分あるのです。

江戸時代の奇妙な病気

実は、江戸時代にこうした実態のない病気が入って来ました。それが「玄癖(げんぺき)という病気です。これは中国から入って来た医学の概念であり、お腹のコリでした。しかし、それが江戸時代になると脇腹のコリとなり、「肩癖」となって行き、「肩こり」になったとされます。私たちがよく知る「肩コリ」も、心因性の可能性があるのです。その証拠に、ある医師がドイツに行って肩こりをドイツ人に説明したのですが、誰も理解してくれなかったそうです。「肩こり」と言う言葉(概念)がなければ、肩こりは存在しないのです。

また、江戸時代には「癪(しゃく)」や「疝気(せんき)」と言った病気があり、これもかなり心因性の印象を受ける病です。時代劇では、

「持病のシャクが・・・」

と言ったセリフで出て来る病気です。ざっくり言うとお腹のコリです。現代人は「肩が凝った」とはよく言いますが、「お腹が凝った」という人は珍しいと思いますが、そのような病気が江戸時代にはあったのです。

疝気とは、下腹部から股間の痛みであり、酷くなると陰部が腫れるとされる病気です。このような病気が「十人中、一人いるかいないかくらい多い」とドイツの外科医エンゲルベルト・ケンペルは述べています。現代はこのような病は存在しませんので、心因性の病と言えます。

しかし、こうした癪や疝気は、仕事を休むくらいキツイ病気だったと思われます。重要なのは、実態がなくても、本人が辛いと感じているかどうかなのです。ただし、「疝気の下風、芳香道具」と言われるように、仕事を怠ける口実に使われていたこともあったようですがw

このように実態がなく心因性と言っても、かなりキツイ症状が出ることがあります。

ワクチンのノセボ効果と超過死亡数

ちなみに、ワクチンにもノセボ効果はあるようです。ファイザー社の実験では、塩水を注射した場合、三人に一人が疲労感や頭痛を訴えた、とされています。このワクチンの恐ろしさはネットで書かれていることが原因だと思います。

参考:日本経済新聞
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO68250190Y1A110C2000000/

ただ、ワクチンの場合、接種後に死者が出ていることが報告されているため、受ける場合はメリットとデメリットを考えて打つ必要があります。

一応、厚生労働省はワクチン接種後の死亡は約1000人程としていますが(出典)、国立感染症研究所が出している超過死亡数のデータでは、1000人では済まない程の超過死亡数が確認されています。

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4月11日までは移動平均線にありますが、それ以降は超過死亡数が増加しています。これは4月12日からの高齢者3600万人対象のワクチン接種が関係している可能性があるのです。

前述したファイザー社の実験では、塩水を投与して起こるノセボ効果は疲労感と頭痛であり、そこでは死者は確認されていません。しかし、データでは超過死亡が確認されているのです。これは重く受け止めるべきデータだと思います。

こうしたことに関しては、マスメディアやネットの情報に振り回されないようにし、自分で正しいデータを探し、正しく安心し、正しく恐怖しなかればいけないと思います。

それでは、また。

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