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AIが迷わないGPSプロンプトを大公開!ChatGPTの逸脱を完全に防ぐプロンプトナビゲーションシステム

こんにちは、ワンダー佐藤です。

今日もAI競争イノベーションを進めていきたいと思います。前回は「ChatGPTは一流のライターです」とか「コーチのプロです」といったプロンプトを使わない方がいいという話をしましたが、今回はそのプロンプトエンジニアリングについてさらに深掘りしていきます。

AIは私たちの意図を完全に理解しているわけではなく、時には話が逸れたりすることもありますよね。そんなときに役立つのが、今回ご紹介する「GPSプロンプト」というナビゲーションシステムです。

本記事を読んで、是非、プロンプト設計のナビゲーションシステムを理解し、あなたのAIに正しい方向性を与えてください。

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⏱️ タイムライン - 0:00 イントロダクション - 1:10 GPSプロンプトの概要説明 - 3:20 AI共創イノベーターツールの紹介 - 5:29 物語生成におけるGPSプロンプトの応用 - 7:37 GPSプロンプトの実践デモ - 12:01 高度なプロンプトエンジニアリングの解説 - 15:15 柔軟性のある文章生成の重要性 - 17:23 専門的な文章から分かりやすい文章への変換 - 19:32 プロンプトエンジニアリングの重要性とまとめ

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GPSプロンプトとは?

「GPSプロンプト」とは、私が考案したAIとのやり取りを迷わせないためのプロンプトエンジニアリング手法です。GPSの各要素を使ってプロンプトを構築します。

  • G(Goal): ゴールを設定する

  • P(Process): プロセスを定義する

  • S(Start): スタート地点を決める

この手法は、小説のような長い文章や複雑なタスクに特に効果的です。ストーリーの始まりと終わりを設定し、その間をAIに推論させることで、話が逸れることなく、しっかりと目的に向かって進むように導きます。

もちろん、ブログ記事のような短い文章に有効なので、AIライティングでも是非、活用してみてください。

GPTsにプロンプトエンジニアリングを設定

プロンプトエンジニアリングが難しいと感じる方におすすめなのが、私が開発した「AI共創イノベーター」というGPTsです。このツールを使えば、専門性のあるプロンプトエンジニアリングを自動で行えます。

たとえば、「新しいアプリを作りたい」という要望があるとします。このツールを使うことで、最初に設定するスタート(S)や最終ゴール(G)、そしてプロセス(P)を自動的に最適化してくれます。これにより、AIが迷わずにあなたの意図に沿った結果を出してくれるのです。

⬇️AI共創イノベーターの詳細記事⬇️


GPSプロンプトの実践例

このように「GPS軸」によるプロンプトエンジニアリングを行うと、仏教と量子力学が融合した視点から、心身を通じて宇宙の真理を探求するというテーマに沿った文章が生成されます。

たとえば、次のように設定します。

#GPS軸の基本設定

##ゴール(G) 東洋と西洋の融合

##専門性(P) 仏教、量子力学

##コンセプト(S) 心身で宇宙の真理を解明する

#文章のテーマ 仏教と量子力学

これにより、AIは仏教と量子力学の専門的な知識を活かしながら、東洋と西洋の思想が融合した形で宇宙の真理を探る、深い洞察を持った文章を生成します。このプロンプト設定は、特定の方向性(軸)を示しつつも、AIに柔軟性を持たせることで、想像力に富んだ新しい視点を引き出すことができます。

※つまり、「量子力学と仏教を関連させて」と意図的に繋げるのではなく、自然な形で繋がるような文章生成をGPS軸で導きます。
※実際の生成の様子は動画をご覧ください。

柔軟で創造的な文章を作るためのポイント

GPSプロンプトを活用すると、AIが生み出す文章が非常に柔軟で創造的になります。具体的なプロンプトを設定することも重要ですが、時には抽象的に設定することで、AIの創造性を引き出すことができます。

例えば、「相対性理論と浦島太郎をテーマにしてみて」といったプロンプトを設定すると、AIはこれらの概念を組み合わせて、驚くほど新しい視点を提供する文章を生成します。つまり、「こことここをつなげて話してください」とする具体的な指示を出さずに、AIが自律的に連鎖するようなプロンプト設計にすることで、想像力豊かな結果が生まれるのです。

そして、そこにしっかりとした軸があれば、AIに柔軟性を与えても話が逸れることなく、あなたの意図に沿った結果が得られます。軸と柔軟性をうまく使って、よりクリエイティブなAI活用を実現してください。

※動画内では、相対性理論と浦島太郎のプロンプトに軸はないように見えますが、その前のチャットでのプロンプトエンジニアリングが効いている可能性があります。

まとめ

プロンプトエンジニアリングは、AIの可能性を最大限に引き出すために欠かせないスキルです。GPSプロンプトを使えば、AIが迷うことなく、あなたの意図に忠実な結果を提供してくれるようになります。

さらに、「AI共創イノベーター」を活用することで、プロンプトの設定が自動化され、初心者でも簡単に専門的なプロンプトエンジニアリングが行えるようになります。

これからは、ChatGPTを使った新しいプロジェクトを進める際には、ぜひGPSプロンプトを試してみてください。これが、次のレベルへとあなたのAI活用を引き上げるカギとなるでしょう。

ということで、また!

文章生成:ChatGPT-4o

【プロフィール】
ワンダー・佐藤源彦(さとう もとひこ)
医療系の研究所、心理学の研究所の勤務を経て独立し、心身に関する研究をしている。
心理学・カウンセリング・コーチングをAIに技術転用し、AI共創学を開発している。
現在、文系アナログ思考でもわかるAI企業研修や個人向けのAIスクールを開催。
これまでに書籍や雑誌など、執筆多数。AI共創ライティングを開発中。

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