DALLE3で複数の画像を統合し一枚の画像をつくるAI統合画像生成:ChatGPTの新アップデートを使用
今回(2023年11月7日)のアップデートで、ChatGPT Plusの全追加機能が同時に使えるようになりました。それによって様々なことができるようになりますが、今回もDALLE3を使った簡単なテクニックをご紹介したいと思います。
その名も「AI統合画像生成」です。
必殺技のような名前をつけてみましたw
その名の通り、複数の画像をAIで統合して画像生成することです。
PDFからもご覧いただけます↓
統合画像生成のやり方
左上のタブをクリックし、「GPT-4 With DALL·E, browsing and analysis」にチェックを入れます(↓)。
次に、画面左下のクリップのマークをクリックします。
ここに統合したい画像をいくつか入れていきます。
以前から使っているお馴染みの猫天使エリオスくんと、ウサ耳のミコちゃんの画像を、一つの幻想的な背景に入れようと思います。
この二人の特徴である、猫天使とウサ耳の特徴が反映されていて、幻想的な風景であれば成功とします。
ということで、以下のようにしました。
画像を入れたらプロンプトで、三つの画像を統合するように指示します。
すると、以下のように統合された画像が生成されました。
1番目の画像が気に入ったので、ダウンロードしました。
どうでしょうか?
猫天使とウサ耳女子の幻想的な画像が完成です。
服装や背景はかなり変容しましたが、猫天使とウサ耳の特徴が維持できているので、よしとします。
画像の量産
画像の量産は簡単です。
「他にも作って」
とプロンプトで指示するだけです。
そうすると、以下のような画像が二つできました。
一つ目は、ややウサ耳のミコちゃんがやや幼い感じ。
二つ目は、ミコちゃんの目の色が左右で微妙に違うような。
とまあ、seedやgen_idを使っていませんので、少し安定しませんね。
量産する場合、seedやgen_idを使ってください。
画像の派生
画像の派生ももちろん、できます。
今回は、エリオスくんとミコちゃんが手を取り合っている画像を作ってみたいと思います。
数回作ってみて、やはり安定しないので、今回はgen_idと画像プロンプトを組み合わせて派生させてみました。
1番目の画像が気に入ったので、ダウンロードしました。
gen_idを使った分、服装がオリジナルに近い雰囲気を維持しているように思われます。
統合画像生成の用途
複数の画像を統合した場合に、1回目は、その特徴がうまく表現されます。しかし、2回目からの画像の量産や派生は安定しません。また、gen_idは一つしか取得されないため、1回目のみ、渾身の画像を作成するのには、このやり方は有効ですが、画像を量産するなら、gen_idを複数設定する方がよいと言えます。
この統合画像生成は、壁紙やポスターなどの渾身の一枚を作りたい、という場合に用いるとよいのではないでしょうか。
ということで、また。
ps.DALLE3関連の過去記事もよかったらご覧ください
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