株式投資私論『兵法三十六計、逃げるに如かず』(暴落は怖くない)

今週木曜日(12/16)はFOMC。
現在、私は先日買ったものでも利益出ている銘柄は売ってます。あまりこうした細かいトレードはしたくないのですが、今は現金を持っておきたいなと。
※この記事は全て個人的意見です。投資は自己責任でお願いします。

前回、暴落について書きました。

しかし、長期投資なら短期的な暴落は、そこまで怖くないです。

例えば、2020年のコロナショックですが、確かに短期的には下げましたが、数ヶ月でコロナ前まで回復し、更に高値を更新しています。仮に、また変異株ショックが来たとしても、同じようなパターンになる可能性が高いと思います。

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怖いのはドットコムバブルのような、内容がスカスカで期待値のみで上がっている場合です。もし、ドットコムバブルの頂点が買ってしまったら、10年くらい塩漬けすることになってしまいます(その前に損切りすると思いますが)。

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現在は金利が低く、将来の株価を織り込んでいる可能性もありますが、ドットコムバブルのような内容のない値上がりではないと思っています。しかし、それを差し引いても上がりすぎかなと思いますので、どこかで調整はくると思います。

私は、現在、売買を繰り返していますが、指数が上向きになってきたらホールドしようと思います(FOMC後にフルポジにする予定)。そして、金利上昇に弱いと判断したバリュエーションの高いハイテク銘柄は来年の2月に一旦売ろうと思います。そして、ここで一旦現金化し、ポートフォリオを少し変更しようと考えています。理由は、二月はアノマリー的に警戒されるからです。

金利上昇は、銘柄の評価が変化する時期だと私は解釈しています。このことについては、またどこかで書こうと思います。

もう一つ警戒したいのはリセッション(景気後退)ですが、私はアメリカ経済まだまだ大丈夫かなと思っています(米国株中心に投資しています)。もし、リセッションに入る場合は、多分、生活に変化が出てくると思います。

例えば、iPhoneやAndroidを使わなくなり、中国やインドのスマホを使うようになるとかです。Amazonは使ってますか?Facebookは使ってますか?マイクロソフト社のWord・excelは使っていますか?Google検索は使っていますか?

もし、これらが使われなくなり、他国のものが使われるようになったら警戒した方がいいのかなと思います。しかし、こうした変化が出てきた時には、先に株価に変化が出て来ているとは思いますが。

経済成長の一要素は人口です。インドが人口世界一になる可能性がありますので、インド株投資も面白いのですが、まだまだ米株が強いかなと思っています。

私はインド株は持っていませんが、注目している銘柄は、

・インフォシス
・ウィプロ
・サイファイテクノロジー
・タタ・モーターズ

などです。

インド株についても、また機会あれば述べたいと思います。

話は色々とそれましたが、今のところ、長期で見るなら、短期的な下げは、そこまで怖くないのかなと。けど、ここまでは簡単に利益を出せた相場が、今後は厳しくなるので、来年の二月に利確して、自己投資に回すことも検討中です。なぜなら、最高の投資は自己投資だからです。

「休むも相場」

そして、

「兵法三十六計、逃げるに如かず」

良いところで逃げるも勝ちです。

ポイントは、来年になってみないと、どうなるかはわからいので、全部は降りないこと(利上げによる調整はあるとは思いますが)。バランスよく分散投資すること。長期投資はしていこうと思います。これは利益を出すためもありますが、やはり、相場勘を養うためでもあります。来年2月に半分くらい利確して、自己投資に回し、少し現金を保有しようと思います。

それでは、また。

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