見出し画像

【2024年最新】神戸大学MBAの概要と受験攻略法 ~気になる倍率や必要科目は?~

皆さん、こんにちは😊✨
やさしいビジネススクール運営です!

本記事では、国内MBA受験の中でも、人気のある、
神戸大学MBAについて、その概要と試験情報について、まるっと分かるようにまとめていきたいと思います🙆‍♂


①神戸大学MBAの基本情報

神戸大学MBAは、神戸大学の大学院研究科の一つ。
正式名称は「神戸大学大学院経営学研究科現代経営学専攻」です。
「学理と実際の調和」という理念のもと、日本のビジネス界をリードする人材の育成を目指しています。
日本の基本的な経営学を中心としながらも、海外でも活躍できる人材を育てることにも力を入れており、30年間の歴史の中で練り上げられてきたメソッドを学ぶことができます。
「働きながら学ぶ」学生を意識した教育を行っており、土曜の週末集中講義、最短一年半で修了できるプログラムが用意されていることも魅力的なポイントです。

学校名:神戸大学大学院経営学研究科現代経営学専攻(MBAプログラム)
所在地:神戸市灘区六甲台町2-1 神戸大学大学院経営学研究科 教務グループ
アクセス:阪急「六甲」駅から約20分
授業時間:平日夜、土曜
入試時期出願提出:11月
1次試験(筆記試験):1月初旬、2次試験(口述試験):1月下旬
試験内容:書類審査(研究計画書を含む)、筆記(英語・小論文)、口述試験募集人数:69名
学費:入学金 282,000 円 授業料 半期分 267,900 円(年額 535,800 円)
教育訓練給付金制度:厚生労働省が実施する「教育訓練給付金制度」の専門実践教育訓練講座として指定を受けています。一定の条件を満たした方は給付が受けられます。
電話番号:078-803-7258
URL:https://mba.kobe-u.ac.jp/

②神戸大学MBAの2つの特徴

・特徴1 「プロジェクト研究」方式という教育方法

引用:神戸大学公式HP(https://mba.kobe-u.ac.jp/about/three_st/)

神戸大学MBAの大きな特徴は、神戸独自の「プロジェクト研究」方式という教育方法にあります。「プロジェクト方式」とは、産業界からの要望の高い解決すべき複数の課題について、5~6名の社会人学生からなるプロジェクトチームを編成し、学生相互間および教授陣・学生間でお互いに知恵を出し合いながら、共同研究により解決策を探る教育システムです。在職のまま通えて産業界での中核的な人材になるべく、総合的な経営能力を養えるその独自のプログラムにあります。

このプロジェクト方式では、学生の経験や書籍から得た知識をベースに課題解決を目指すのではなく、フィールド(経営の現場)で収集されたデータに基づいて現実の重要な問題を見つけ出すことに力点が置かれています。

過去の経験に依存するのではなく現場で得られたデータをもとに意思決定するというグラウンデッド・セオリーの考え方を実践するMBAとなっています。

このプロジェクト方式では、一つひとつのプロジェクトチームごとに、指導教授陣を中心とするきめの細かい教育研究体制が整っており、この教育方法は全国に例をみないユニークなものとして、社会より高く評価されています。

・特徴2 土曜日のみの授業&1年半で修了できる

引用:神戸大学公式HP(https://mba.kobe-u.ac.jp/about/outline/)

もう一つの神戸MBAならではの特徴として、「土曜の週末集中講義、最短で1年半修了できること」があります。夜間のMBAの多くは週3~4日の通学が当たり前ですが、神戸は土曜日の週末だけで修了できるのです。そのため全国各地から学生が集まっています。
また、1年半で修了できる点も神戸ならではです。

働きながら学ぶ学生にとっては非常に通学しやすい環境があるのです。


③神戸大学MBAの入試倍率からみた難易度

神戸大学の倍率・難易度は上がっている

MBAの難易度として倍率が2倍を超えてくると人気があり、難易度が高い傾向にあります。

神戸大学MBAは、例年2倍を超えており、MBA入試の難易度としては高いと言えるでしょう。

公式HPによると 2022年度の入試は、174名受験して、70名合格ですから、受験倍率は2.49倍となっています。

2023年度の入試は受験者数174名に対して72名と2.42倍になっていて、関西では人気のあるMBAになっています。

④入試内容

神戸大学MBAの入試内容は、事前に提出する研究計画書、筆記試験の英語、小論文、そして面接です。

この中で最も重要なのは研究計画書です。

先に説明した通り、神戸MBAでは、フィールド(経営の現場)で収集されたデータに基づいて現実の重要な問題を見つけ出すことに力点が置かれています。

そのため修士論文ではフィールド(経営の現場)で収集されたデータをもとに仮説を構築する、あるいは仮説を検証する、というアプローチが求められます。

この研究をおこなうに当たってのポテンシャルがあるかどうかが研究計画書で試されているのです。

そして、プロジェクト方式で学んだり、研究をしたりするポテンシャルがあるかどうかが面接で確認されるのです。

その他の小論文や英語は研究計画書に比べるとウエイトは低いと思います。

小論文は経営学の基礎的な知識があれば解答できる時事的な論述問題が出題されています。
経営学の基礎知識と論理的な文章を書く練習をしておけば問題はないと思います。

この研究をおこなうに当たってのポテンシャルがあるかどうか英語はTOEIC730点以上の方は試験が免除になりますので、それほどウエイトは高くないと思います。

やさしいビジネススクールでの指導経験から言えることですが、TOEIC400点~500点ほどの方でも合格していますので、英語の筆記試験がそれほどできなくても合格すると思います。

ですから、時間がない方は英語の勉強は後回しにして研究計画書に力を入れることをお勧めします。

⑤入試対策

入試対策をする際に、過去問は神戸大学生協が入試過去問題コピーサービスを行っています。
入試対策をする際には過去問を必ず入手しておきましょう。
続いて入試対策について詳しく解説をしていきます。

・研究計画書(最重要!!)・面接

一番力を入れるべき研究計画書から説明します💪

研究計画書を作成するには、まずは自分の仕事上の課題を研究テーマに落とし込んでいく必要があります。

そのためには、課題の明確化をするために書籍や学術論文などの読み込みが必要になります✏️

読み込みをおこなっていくと、自分の仕事上の課題が経営学の分野においてどこに属するのかが見えてきます。

これが見えてくれば、実務上の課題に該当する経営学領域が把握できたことになり、研究テーマが見えてくるはずです✨👍

テーマが決まれば、そのテーマをどのように研究するのかという方法論を模索することになります。こちらは書籍や学術論文を読み込んでいくと自然と見えてきますので、見えてくるまで読み込みを続けるといいと思います。

方法論を考えながら同時に考えるべきことが、データをどう収集するかです。

どこからデータを収集するのか、という点を考える必要があります。このデータの収集を考える際に、自分が利用できる資源(協力先)を整理するのです。

自分が所属する法人会の参加者がデータ収集に協力してくれそうだ、とか、自分が主催している勉強会のメンバーがデータ収集に協力してれくれそうだとか、といった点を整理しておくのです。

これによってデータ収集先も見えてくるのです。ここまでできればもう完成したも同然です。

あとは、「志望動機」「キャリア計画」などの記載ですので、これは自分が考える動機やキャリアをそのまま自由に書けばいいのです。

志望動機に関しては神戸大学の特徴を知る必要があるので、神戸大学専門職大学院(MBA)が「プレMBAの知的武装」という書籍を出版しているのでこちらを読んでから取り組みましょう。研究計画書は上記のようにかなり手間と時間がかかりますので、出願の3か月前には着手することをお勧めします。

この研究計画書の作成でしっかり研究テーマ、研究方法、問題意識などを固めておけば面接対策はさらっと対策するだけで大丈夫です!
想定質問(なぜ神戸大学MBAを希望するのか、何を学びたいのか、研究では何に取り組みたいのかなど)について回答を整理していました。言い換えると、研究計画書に時間をかけ、しっかり考えて作成することは、面接の準備と言えます。

・小論文

時事的な経営学に関する論述問題が出題されますので、対策としては基本的な経営学の知識をインプットする必要があります。

同時に論理的に文章を書く練習をする必要があります。

こちらはインプットとアウトプットの双方が必要になりますので、試験前4~5か月に勉強を開始すればいいと思います。

最新の時事問題にも対応できるように「日経ビジネス」を定期購読し、企業経営に関する時事的な知識を頭に入れておくと良いでしょう。

小論文の問題演習として過去問や、小論文対策の書籍も出版されています。


・英語

TOEIC730点以上の方は免除されますので、受験対策というよりもビジネススキルを上げるためにTOEICの勉強を日々しておけば特に受験対策は必要ないかと思います。

ただし、TOEIC730点に達していない方は筆記試験を受験する必要があります。

この場合の対策としては、経営学や経済学の問題が出題される傾向がありますので、英字新聞を読んだり、著名な欧米の教授が書いたマネジメントの原書を読むといいと思います。

試験では英語は割り切って受験して、日々TOEICの対策はおこなって受験とは関係なく英語力をアップさせてビジネススキルを向上させるように努めるといいと思います。

⑥MBA取得した卒業生のその後は?

  1. 病院勤務                             医師として仕事をこなしていく中で、医療業界だけでは解決できないような問題に多く直面。MBAでなら課題解決の手段を得られるのではないかと思いました。神戸大学MBAを選んだのは、よりアカデミックに問題意識に取り組みたいと思ったためです。ビジネスについて門外漢であった自分にとって、経営学の全体像をつかめたのはとても勉強になりました。また、表層的な解決方法だけでなく、根源的な問題まで掘り下げて検討することに付き合ってくださるなど、先生方との時間はとても大切で贅沢なものだったとも思っています。MBAで経営を学んだことで、健全な病院経営と医療倫理のジレンマなど、漠然と感じていた問題意識がより具体的になり、責任を感じられるようになりました。

引用:神戸大学公式HP(https://mba.kobe-u.ac.jp/voice_alumni/15287/

2.電機メーカー勤務
知識を体系的に学びなおしたいと考え、働きながら実践的に学べ、かつ国立大としてMBAの老舗である神戸大学MBAを選びました。

引用:神戸大学公式HP(https://mba.kobe-u.ac.jp/voice_alumni/13932/

3.システムインテグレーター勤務                   営業活動の幅を広げたいと考えたことがあります。COVID-19の感染拡大に伴い近年、急速に社会情勢は変化してまいりました。そのような変化の中で、ITに求められる役割も大きく変わってきました。ここ数年で大きく認知されるようになったDXは、ITで業務を効率化するだけでなく、デジタルで価値を創り出し、事業や経営環境を改革していくことを指します。私たちシステムインテグレータにおいても、お客様の経営層や事業部門とデジタルで価値を協創していくことが求められてきており、デジタルを通してお客様の事業にどう貢献できるか語れるようになりたいと思いMBAを志望しました。同期となる方たちが、多種多様なフィールドで活躍されている方たちが多いことも魅力的な要素でした。

引用:神戸大学公式HP(https://mba.kobe-u.ac.jp/voice_alumni/17061/)

学生生活の中では、コア科目をはじめとして、知識を体系的に学び直すことができました。学びを得たうえでの最終的な目標は、実際のビジネスでその知識を応用し、成果を出すこと。まだまだ時間をかけて努力を続ける必要はありますが、専門職学位論文にまとめた研究テーマの事業化に向けて活動を行っています。

商業系の大学では西の神戸大学、東の一橋大学と言われます。
一橋大学MBAにも興味がある方は、以下のリンクから情報収集できます✨
https://note.com/mba_yasabi/n/n73c4ad179d65

国内MBA受験パーソナルコーチング

神戸大学MBA受験、ぜひチャレンジしてみたいと思われた方は、
是非一度、
やさしいビジネススクールの公式LINEを登録してみてください😊

今なら限定で、
充実の5レッスン(合計約40分)の、
国内MBA受験の基礎マスター講座
が無料でご受講可能です🎁✨

また、MBA受験を知り尽くししているカウンセラーに相談できることはもちろん、自分に合ったMBAはどこなのか?をご提案することも可能なので、ぜひぜひ活用してみてくださいね!✨

詳細は、下記のバナーからどうぞ🤲

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?