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【2024年最新】横浜国立大学MBAの概要と受験攻略法 ~気になる倍率や必要科目は?~

皆さん、こんにちは😊✨
やさしいビジネススクール運営です!

本記事では、国内MBA受験の中でも、人気のある、
横浜国立大学MBAについて、その概要と試験情報について、まるっと分かるようにまとめていきたいと思います🙆‍♂


①横浜国立大学MBAの基本情報

横浜国立大学大学院国際社会科学府経営学専攻(以下、横浜ビジネススクール)は、社会人実務家(企業等での実務経験3年以上)を対象とした平日夜間と土曜日開講型のMBAコースです。働きながら、最短2年間で経営学修士(MBA)を取得することができます。

以下、横浜ビジネススクールの特徴を説明していきます。

https://www.b.ynu.ac.jp/ybs/

学校名:横浜国立大学 大学院国際社会科学府 経営学専攻社会人専修コース
所在地:神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台 79-4
横浜国立大学経営学部1号館1階事務室内
アクセス:横浜駅→(約4分)三ッ沢上町駅→(徒歩約16分)→正門
授業時間:平日夜、土曜
入試時期出願提出:10月
1次試験(学力検査 /小論文):11月上旬、2次試験(口述試験):11月下旬
試験内容:書類審査(研究計画書を含む)、筆記(英語・小論文)、口述試験募集人数:各演習の入学定員は6名。
学費:入学金 282,000 円 授業料 半期分 267,900 円(年額 535,800 円)
教育訓練給付金制度:社会人専修コース(横浜ビジネススクール)は、厚生労働省「専門実践教育訓練給付金」対象講座に指定されています。
電話番号:045-339-3684(社会科学系事務部 大学院学務係)
URL:https://www.b.ynu.ac.jp/ybs/


②横浜国立大学MBAの2つの特徴

・特徴1 少人数による教育・研究


1つ目の特徴は、徹底した少人数による教育・研究です。
横浜ビジネススクールでは、入学試験時に2つの演習テーマを設定しています(演習テーマとは、研究テーマだと思ってください)。
この大学院側が設定した演習テーマと自分が研究したいことが合致する場合に、受験することになります。
設定された演習テーマと自分が研究したいことが合致しない場合は、自分の研究したいことが研究できないわけですから、受験は見送りになるということだとお考えください。
では、どんな演習テーマが設定されているのかと言いますと、2020年度は、「革新のための組織と戦略─ICT 時代の処方箋を探る」と「価値創造ストーリーの実現に向けたリスクマネジメント」の2つです。
2021年度は、「社会的課題とイノベーション: 組織・戦略の再定義」と「デジタル変革とビジネス価値〜認識科学と設計科学の統合」の2つです。
2022年度は「企業のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)戦略:人的資源管理論(HRM)と組織行動論(OB)からのアプローチ」と「サステナビリティ時代における価値創造戦略とコミュニケーション」です。
2023年度は「イノベーションの普及戦略」と「日本式オペレーションの再考察」の2つです。
そして、各演習(ゼミのことだとお考えください)の募集定員は6名ずつの合計12人です。
徹底した少人数教育の環境のもとで、教員やクラスメンバーとインタラクティブなコミュニケーションを図ることができます。

・特徴2 キャンパスの使い分け

2つ目の特徴は、社会人が学びやすいように、平日は横浜みなとみらいに立地する横浜ランドマークタワーのサテライト・キャンパスにて、18:50~21:00の時間帯に授業が行われている点です。

土曜日は、授業設備と経営資料が充実した常盤台キャンパスにて、授業と演習が行われています。

ですから、仕事がある平日は通学しやすい横浜みなとみらいに通い、休日で時間に余裕のある土曜日は授業設備と経営資料が充実した常盤台キャンパスに通うことで、社会人が充実した学びを得ることができる体制が整っているのです。


③横浜国立大学MBAの入試倍率からみた難易度

神戸大学の倍率・難易度は上がっている

MBAの難易度として倍率が2倍を超えてくると人気があり、難易度が高い傾向にあります。

神戸大学MBAは、例年2倍を超えており、MBA入試の難易度としては高いと言えるでしょう。

公式HPによると 2022年度の入試は、174名受験して、70名合格ですから、受験倍率は2.49倍となっています。

2023年度の入試は受験者数174名に対して72名と2.42倍になっていて、関西では人気のあるMBAになっています。

④入試内容

入学試験は、1年間に1回です。

具体的には、10月末に出願して、11月中旬に1次試験の小論文が実施され、1次試験に合格すると、11月末~12月上旬に2次試験の面接が行われるという流れになっています。

そして、最終合格発表は、12月中旬となっています。

入試科目は、出願書類(研究計画書、職務活動等報告書)、小論文、面接となっています。

詳細が気になる方は、こちらの横浜ビジネススクールの公式HPで募集要項等をご確認ください。

⑤入試対策

・出願書類について

まず出願書類から説明します。

出願書類は、研究計画書、職務活動等報告書の2種類です。

研究計画書は、日本語2,400字以内で研究テーマ、研究内容、研究方法などについて記入します。

横浜ビジネススクールは、各演習の入学定員は6名という徹底した少人数教育の環境のもとでの演習(研究)を行いますので、研究計画書の時点である程度はアカデミックな形での研究計画を提示する必要があります。

そのため出願の4か月くらい前には研究計画書作成に着手して、先行研究の読み込みなどを行う必要があります。

職務活動等報告書は、1,200字以内で過去の職務活動を具体的に書く書類です。

こちらは特にアカデミックな視点等が必要になるわけではありませんので、出願の1か月前に着手すれば問題ないかと思います。

・小論文について

次に小論文ですが、その年度に開講する「分野」ごとに問題が違っています。

以下のように分野1(経営システム科学分野)を選択した人用の問題、分野2(会計学分野)を選択した人用の問題、という形で毎年2問が出題されます。

引用:横浜国立大学公式HP(https://www.b.ynu.ac.jp/admission/past-exam-paper/bw241p.pdf)

内容を見ますと、経営学の理論的な知識を問う問題が出題される場合もあれば、リサーチメソッドを問う問題が出題される場合もあります。
経営学の基礎知識から研究方法論まで幅広い対策が必要になります。

そのため、小論文対策は、試験の6か月前には始める必要があると思います。

経営学、研究方法論の基礎的な知識のインプットを行った上で、小論文を書くための論述力強化のトレーニングをする必要があるためです。早めに対策を開始することをお勧めします。


・面接について

最後が面接です。

面接では研究計画書に書いたことが詳しく質問されます。

そのため研究計画書がしっかり書けていればあまり問題なくクリアできると思います。

分析方法やデータの収集に関して、かなり突っ込まれるケースもありますが、この点はこれまで自分が研究計画書を作成してきた蓄積をもとにできる限りの回答をすれば問題ないと思います。

すべてに的確に答えられなくとも合格していますのでご安心ください。

⑥MBA取得までのプロセス

引用:横浜国立大学公式HP(https://www.b.ynu.ac.jp/ybs/curriculum/outline/mba/index.html)

⑥MBA取得した卒業生のその後は?

  1. 電機メーカー勤務                             事業企画部門に所属しており、新規事業開発を担当していました。 事業企画を行うにあたり、経験的に習得した知識だけをベースとするのではな く、体系的に整理された方法論を修得する必要があると考えYBS へ入学しました。 構造的事象を取り扱う方法論のひとつであるシミュレーションを利用して,経営戦略における意思決定を最適化する技法について、研究を行っていました。修了後に転職して、現在は技術戦略立案に携わっています。業務上、 深い理工系分野の知識が必要とされますが、そこに社会科学分野の知識が加わることによって、戦略立案における視点の幅が広がり、より効果的な技術戦略の立案が出来るようになったと思います。

引用:横浜国立大学公式HP(https://www.b.ynu.ac.jp/ybs/carrer/pdf/carrer_03.pdf)                            

2.航空業界大手勤務
管理職として様々な部署・業務を経験して、実務を通じて身に付けたマネジメントや意思決定の論理を、アカデミックな環境に身を置いて、体系的・理論的に磨く研究をしたいと考えたのが動機です。仕事における課題や環境の把握、対応の意思決定などに関して、 以前より論理的な見方や考え方が身についたと思います。また、自分の意見 や意思決定を論理的に説明したり、後進の指導も体系的・論理的な裏付けをもって行うことができるようになったと思います。

引用:横浜国立大学公式HP(https://www.b.ynu.ac.jp/ybs/carrer/pdf/carrer_02.pdf

3.電機メーカー勤務                           知的財産の専門家(弁理士)として勤務していましたが、次第に知財が経営戦略として織り込まれるようになり、会社の知財戦略を構築する上で経営全体の知識が必要であると痛感したことが当初の動機です。また、自身のスキル形成として、いわゆるT字型人間の横棒の部分を広げたいという思いもありましたので、大学院に通学して本格的に勉強をすることを決意しました。YBS に通うことにより、知識の幅が広がり、実務能力(提案力・分析力等) を向上させることができました。また、学生間の交流が密で、前後の年度の学生とも情報交換できた点が、広く他業界の状況や企業文化を知る上で効果的でした。また、YBS 修了後に同大学院の博士課程後期に進学し、大学教員に転身する契機にもなりました。
引用:横浜国立大学公式HP(https://www.b.ynu.ac.jp/ybs/carrer/pdf/carrer_01.pdf

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