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Quantic MBA その①

数個記事を書いてみましたが、ついにnoteを始めようと思った本来の目的である、Quantic MBAについて書きます。では、行きます。


おそらく、この記事に流れ着いてきた人は、online MBAとか、海外MBAとか、学費の安いMBAの検索をした中で流れ着いているので、MBAというものの総論については他記事を参考にしてください。

(文系学部出身でもないし、ビジネス経験もないし、まだ授業始まってないので、よくわかってないことが多すぎて評価できない、ということです)

Quantic MBAは正式にいえば、Quantic School of Business and Techonologyが提供しているオンラインMBAで、MBAコースと、Executive MBAコースの2つがあります。

代表的なメリットは、
①完全onlineで海外のMBAが取得できること(これの認定の問題はさておき)

②Mobile(スマホでもiPadでも!)上で完結できるように作られているプラットフォーム

③学費が安いこと(奨学金がありますし、なくても$9600。経済的メリットは明らかです。なんなら途中でいやになって退学しても惜しくないくらいの値段です。今は円安だから100万こえますけどね。。僕も奨学金もらって半額くらいになったし、ネットで探していると結構たくさんの人がもらっています、無料の人もいます)

④授業、参考資料、問い合わせなどなど全部英語なため、英語の文字のシャワーは浴びれること

⑤少なくともネットに投稿してる人のコース評価は高そうなこと

⑥入学に必要なステップ、書類が少ない(推薦状、ちゃんとしたCV不要です)

でしょうか。授業を受けに行く、という概念がないので、病院の土日のシフトとか、当直とか緊急手術とか、そういうのを気にしなくてもよいのが僕の中ではだいぶ大事でした。国内のパートタイムMBAも土日だけのものやオンラインも多く、だいぶ魅力的ですが、正直土日全部投資するのいやだし…


あと、医者の仕事ってやってる人はわかると思いますけど、拘束時間は長いけど細切れ時間が多い。きちんとパソコンの前に座って講義受けるほどの時間はないけど、診察室で採血結果出るまでの時間とか、手術室入室待ちの時間とか、15-30分の時間って結構たくさんありますよね。

受講した人の満足度が高いとか、修了後に昇給するとか、誰もがしってるあの大企業に転職できる、とかもあるんでしょうが、これはQuanticだけの利点でもないと思うし、医師として働いてる場合はやはり大多数の人とは異なりやすいと思うので、そこはあまり気にしていません。後、自分自身が現時点でGAFAMとかの転職を目標にしてるわけではありません。

逆にデメリットもたくさんあるとおもいます。

①独習がメインなので、自分を律していかないといけないこと(これは、応募しておきながら、1番の自分の苦手分野です。過去記事も参考。)

②MBAの醍醐味である世界中のいろんな人との人脈形成という意味ではかなり特殊な環境であること
英語のコミュニケーションもネット上でのグループワーク以外なさそう。

③おそらくQuantic出身の日本人や日本人医師が少なく、先輩の例が少ないこと。ま、これは逆に言えばチャンスです。先駆者です。

④Business Foundationコースを受けて感じたのは、native speakerじゃないとどうしても英語を読んで→選択肢を選ぶ、という若干英語の試験になりがち。本来伝えたい本質みたいなものに気持ちが向くまで時間かかるかも。

まだまだ挙げればキリがない気もします。

応募の実際の流れは下のように進めました。

①ネット上で応募 必要書類など取り寄せしました。

②Business Foundationコースを受講。授業始まったらモバイルで授業受けるのってこんな感じです、っていうのを掴むのと、このコースの進み具合が選考に影響するって書いてあるので、結構ハイペース(10日くらいで)やりました。点数は関係ないかな?と思います。ちなみにネットでやるもののコピペ→翻訳サイトで翻訳、はできないので、わりと頑張るしかないです。

③zoomでのインタビューの連絡が来ました。この時点である程度絞られているようです。選考基準とかはわかりません。
個人的に考えれば、バックグラウンドがapplicantの中では比較的rareな存在であること(日本人、医師、博士課程の大学院生で研究もしていること)、Business Foudationコースをすぐに終わらせてやる気あるアピールしたこと、書類も早めに揃えたこと、日本の医療を変えたい!くらい大きなことを書いた(笑)、くらいでしょうか。

いくつか選択肢を送って、土曜日の朝6時くらいからzoomで面談。おそらく担当してくれてる女性と15-20分くらい話しました。英語早すぎてわからんところは正直にもう一回ゆっくり言ってって頼みました。圧迫というか、こっちを品定めしてくる感じは一切なし。

聞かれた内容は、事前にwebで書いてるなぜMBAを志望するのか、今までの職務経験、今後MBA取ってどう将来に活かしますか?みたいな内容でした。英語喋れないので、たぶん事前のデータに書いてあることと同じことしか言えてません。だいぶ凹みました。

でもたぶん世の中もっと熾烈なMBA争いがあることを考えると、正直辛くないほうだと思います。

あと、僕は社会人歴は10年くらいあるので、本来はExecutiveコースに応募する人が多いようなのですが、ビジネスや金融、人事など、MBAで学ぶようなことの経験がほぼないため敢えてMBAコースを申し込みました。
これもどうする?って面接官に当日聞かれたので、上のような理由があってMBAにしたけど、判断はQuantic側に任せる、と伝えました。→最終的にはMBAで合格。

インタビューが終わった後は、向こうからメールが来て、実際に外国人医師でMBA修了した人のサイトを参考としてリンクを送ってくれました。優しい。

合格してからの入学前(今ココ)についての流れはまた別記事で。



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