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今までの人生と、医者がMBA進学を考えるまで②

こんにちは。前回の投稿から少し間が空きました。

MBAの正式な授業開始まであと1か月程度あるんですが、無料で開講されている授業を週1つずつやっていこうかという感じです。今週は1週間かけてblue ocean strategyというコースを終わらせました。

さて、今までの生い立ちシリーズ第2弾。大学時代です。MBAに繋がるイベントはないです。

典型的地方国立大学の医学部に進学し、1年生は教養科目の授業でした。医学部テニス部に入部したので、土日は部活の練習、平日は授業はほぼ出ず、カラオケと友達の家でゲーム、家庭教師のバイト。

2年生以降医学の授業が始まったものの、もともと文系脳の自分に解剖学、生理学、組織学など、生物っぽい科目は辛かったですね。今はわかりませんが、当時はあまりearly exposureというか、医師の仕事を実際に見てみる実習、授業もなく、モチベーションを何処にもっていけばいいかわからない、という感じでした。

普通の部活、バイト、恋愛に精を出す茶髪大学生と化し、今更後悔しても仕方ないですが、ただただ何も生みだしてない人生でした。美化しようとしても美化するところほんとない。

それでも臨床の授業が始まり、また部活の先輩たちが研修医になって東京に出て行ったりしているのをみると、少しやる気がでてきて、東京で研修医する!と思うようになりました(もともと田舎出身で、東京というものに非常に憧れが強いのもありました)。

都内の研修病院に5-6個病院見学に行き、ほぼ6年生に進学するころには第1希望の病院を決定していました。(東京の病院(市中3つ大学1つ)しか受験していません。結果的に第1志望にマッチしました)
あとそのころには医系技官にも興味があり、厚労省の説明会にいったような記憶も。ただ、臨床の経験はあまり求められず、早期に入省する人を求めているイメージがあり、結果的には辞めました。今になって考えると、そんなことないですね。個人的な意見としては、ある程度臨床経験(というか、現場の空気感)がわかってないと、辛そうな気がします。

ちなみにこのころの第1志望科は循環器内科。ミーハーな人間なので、わかりやすい王道の科がよかったんですが、循環器内科の実習では不整脈の治療(アブレーション)ばかり見て、そこに表示されている心電図の波形がなぜか12個じゃなく、??と思って僕の循環器内科の未来はなくなりました。

その後は心臓外科。でもこれは辛そうですぐに終了。
結果的にはざっくりメジャー外科系志望ということになりました

理由は、
①特にものすごくなりたい科がなく人が足りないところのほうが重宝されるだろうと思ったこと
②一日中カルテの前にいるのがつらかったこと(実際は内科系でもたくさん手技はあります)
③外科医モテそうだったこと
④外科の実習はなんかオペだけ見てればよくて楽だったので、なんか外科って楽そうだな?と謎の勘違いをしたこと

でしょうか。

東京の研修病院は筆記試験があるところも多いので、早めに勉強を始めたこともあり、卒業試験や国家試験は特に苦労することもなく終わりました。
特殊なこともしてないので特にいうことはありません。強いていけば、医師国家試験あるあるの、迷ったらみんなが選びそうな選択肢を選べ、という選択肢を選ぶ能力は高い気がします。

あとは、バイトについて。

家庭教師のバイトは複数やっていたものの、子供と何話せばいいかわからず!、たぶん子供につまらないと思われていたせいか、いずれも早期に解雇されて終了。

結局長くやっていたのは、医学部予備校のバイトと、あとはラーメン屋。ラーメン屋はマッチングの面接で受けがよく、おそらくマッチングの勝因はラーメン屋です(一〇堂さん、ありがとう)。もやしおいしい。

ただし、授業→部活→予備校バイト→ラーメン屋で深夜-朝方まで仕事で、その後バイトのフリーター達で飲みに行くのにさすがに参加できず(医学部生、という特殊な存在として若干奇異な目で見られていた感もあり)、勉強や部活のこともあり、辞めざるをえなくなったことが悔やまれます。

そんな感じでしょうか。次回は医者になってからバージョンです。


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