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2023年冬アニメ感想#9

第9回は、「英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜」を紹介します。

 英雄王イングレスが、不本意ながら女の子として転生し、最強の騎士を目指していく話です。美少女騎士+百合が好きな人におすすめです。
 巨大な国を打ち立てた英雄王のイングレスが死の間際に、女神アリスティアに「生まれ変わって、武を極めたい」と願います。希望通りに転生するのですが、女の子として産まれてきてしまいます。イングレスは、神騎士の能力と前世の記憶を持ち、エーテルが制御できます。 そのため、5才のときに魔石獣を霊素弾 (エーテルストライク)で消し去ってしまうほど、とても強いです。6才の洗礼のときに、魔印(ルーン)が授からず、聖騎士にはなれないが、幼馴染であるラフィリアの従騎士になることを決意しました。そして、15歳に成長し、美少女騎士のイングレスとラフィリアが最強の騎士を目指していくといったようなストーリーです。
 
 1話の時点では、イングレスとラフィリアは5才児で、ロリな騎士で可愛いです。1話見た時点で、面白いな人気ありそうだなという作品でした。2話では、2人とも15歳くらいになり、立派に成長します。美少女騎士で、百合的な要素があります。3話のお風呂での百合シーンは、良いです。2022年夏アニメの「リコリスリコイル」も百合であり、百合は需要がありますね。

 イングレスは最強の騎士になるため、強い敵と闘いたがります。美少女なのに、強い敵と闘いたがるというギャップが良いです。声優が鬼滅の刃の禰󠄀豆子などで人気な鬼頭明里さんで、鬼頭明里の低いボイスが良いです。個人的にですが、イングレスは、転生したらスライムだった件のリムル味もあります。ラフィリアは、イングレスと同い年の従姉妹であり、一緒に育ってきました。聖騎士である兄のラファエルを持ちます。いつもイングレスの側に居て、こちらもとても可愛らしい女の子です。

 世界観についてですが、ハイランドと地上に分かれていて、ハイランドから供給されるアーティファクトにより、魔石獣の脅威から地上の人が住む街を守ることができます。そのため、ハイランダーと地上人で、上下関係があります。ハイランダーの方が強いので、地上側の国王はハイランダーに従わざるを得ません。ただ、女騎士のイングレスが現れたことで、その現状が変わっていくのだろうと思います。

 3話では、ハイランダーのラーアルをエーテルストライクで消滅させ、騎士アカデミーに入学するために王都ハイラルに旅立ちます。登場人物が多く、話が難しくなっていきそうです。小説家になろう発で世界観・ストーリーはしっかりしていると思われます。ぜひ先の展開も見てみてください。