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快適なゲーム環境を目指して#01

 あなたはどのような環境でゲームをプレイしているでしょうか?PC?PS4/5?Switch?
 しっかりゲームをしようと思うと必要不可欠になるものはあります。それは自分の理想のスペースです。
 
 理想のスペースには様々なものが必要になってきます。例えばモニターで綺麗な画面でゲームがしたい!という理想もあればとにかくリアルサラウンド!といったようなお金のかかるもの、当然このゲームがしたいからこのゲーム機!等様々な方向にいろんな理想があると思います。ゲームにのめり込むという点では他の人に邪魔されないような個室でやりたいです。この記事では基本的に個室でゲームをやる人に向けて書いて行けたらなと思います。
 
 今回は一番使う機会が多くなるモニターについて話していきたいと思います。
 何故モニターが一番使う機会が多くなるか、それは簡単ですね。携帯ゲーム機やスマホゲーム以外をしようと思うと必ず画面が必要になってきます。またゲームのほかにもテレビを見たりアニメを見たりするのにも使います。
 
 それではどんなモニターがいいのか、モニターにはまず3つ絶対に知っておくべき点があります。それは画面サイズ、解像度、リフレッシュレートです。
 
 画面サイズは簡単ですね。画面の大きさです。例えばリビングで大画面でやる方は40インチ以上の画面サイズが欲しいです。今回は個室でやる人をターゲットにしているのでそういう方は21インチから32インチくらいの大きさになります。32インチを超えると全体を見るのに画面までの距離が足りなくなってきますし21インチ以下だと画面がかなり小さく感じます。
 
 次に解像度です。FHD(フルエイチディー)という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。FHDとは解像度が1920x1080(1080p)のことです。この数値は1920が横、1080が縦のサイズを表しています。画面サイズと関係なくその画面に表示される映像が「横に1920個、盾に1080個の点で構成されています」ということです。当然この点の個数が増えれば増えるほど画面の細かいところまで表現することができます。他にも4Kと呼ばれる物が有名ですが、そちらは3840x2160というFHDの4倍も細かい点で構成されています。
 最後にリフレッシュレートです。これは1秒間に何枚の画像で映像が構成されているかを表しているもので、例えば60Hzや144Hz等を見かけたことがあるかもしれません。映像というものは何枚もの画像を高速で切り替えることで動いているように見せています。パラパラ漫画をイメージしてください。60Hzの場合は60枚描かれたパラパラ漫画を1秒でめくり切りますが、144Hzの場合は144枚描かれたパラパラ漫画を1秒でめくり切ります。このパラパラ漫画は両方とも縄跳びを同じ回数飛んでいると考えます。そうすると60Hzのパラパラ漫画よりも144Hzのパラパラ漫画の方がより細かい画像を使っていることになります。
 
 そのほかにモニター本体の性能で見るものがあります。例えばHDRという機能があるかどうか、これは色のコントラストを強くできる機能です。他にもモニター自身にスピーカーが搭載されているか、搭載されていない場合は音声出力機能があるかどうか等音の部分もありますし、モニター自身の映像入力が自分のやりたい機種にあっているかどうかも見る必要があります。
 
 ここからは個人的な意見が強くなりますが、ゲーム用のモニターを選ぶうえで絶対に押さえておきたい点を上げていきます。
 まず最初に画面サイズですが24インチか27インチ、32インチがおススメとなります。理由としては24インチはEsportsのプロシーンで利用されているモニターのほとんどが24インチである、という点とFHDで粗が見えにくいサイズがこのくらいまで、という点があります。例えばFHDより画質の低いHD(720p)を32インチのモニターで見るとします。机にモニターを置いてプレイすると当然画面との距離は近くで見ることになりますから円などが少しガビガビとして見えてしまいます。それが見えにくいサイズ、ということです。27インチ、32インチはそれぞれ27ならQHD(1440p)と呼ばれる解像度、32インチなら4Kと呼ばれる解像度を買う場合に選ぶといいでしょう。
 次に解像度ですが使ってる物によって選択した方がよいです。例えばNintendo SwitchではデフォルトではFHDまでしか対応しておりません。そのためそれ以上の解像度の物を買ったとしてもオーバースペックになってしまいます。逆にPS5やゲーミングPCを利用している人は大体のモニターでオーバースペックになることはないと思うので個人的にはWQHD辺りがコストパフォーマンスがいいと思います。
 最後にリフレッシュレートですがこれは120Hz以上なら割と大丈夫だと思います。理由としてはよっぽどのプロでもない限りこれ以上のリフレッシュレートの違いは誤差だと感じますし、何より出力出来る能力のある物が限られてくるからです。
 
 次にデュアルモニターの紹介です。デュアルモニターはよくビジネスシーンやデイトレーダーなどが様々な情報を一気に見るために利用してたりすると思いますが、ゲームシーンでも活躍します。特に活躍するのがメインモニターにゲーム機の画面を映しながらサブモニターにそのゲームで必要な情報などをPCで映す、等の利用方法がおススメです。モニター1枚だといちいちモニターの入力を切り替えなければPC画面を確認できませんが、ゲーム画面を表示しながら追加の情報をサブモニターで確認することが出来るのはゲーム攻略の効率化につながります。
 
 最後にモニターに関しての周辺に関しておススメを上げていきます。
 
 モニターアームというものをご存じでしょうか?これは対応しているモニターのスタンドの代わりに裏面にねじ止めしてモニターを固定するものです。それだけなら普通にモニタースタンドでいいのではないか?と思う方もいるかもしれませんが利点として何点かあります。
 まずモニターの可動範囲を広げることが出来るということです。モニターアームは基本的に机に固定して使うものですが、固定されている点を基準にしてアームをかなりいろんな方向に動かすことができます。例えば画面が近く感じる、と思ったらモニターを後ろに動かすこともできますし画面を上下させることも出来ます。特にモニターを机すれすれまで大体の商品が出来るため、モニターを見下ろしてゲームを行う人は便利だと感じるでしょう。
 2つ目はモニターを浮かせられるという点です。先ほどデュアルモニターをおススメしましたが、机にモニタースタンドを2つも置くことは広い机でなければできません。しかしモニターアームなら机の外にモニターを配置することが出来るのです。基本的に空中というものは狭い個室などでもデッドスペースになりがちな部分ですが、そこにモニターを配置できるというのが大きい利点であると考えます。
 3つ目は2つ目に近いですが、机を広く使えるという点です。普通のモニタースタンドだと、モニターが支柱より前にあるため、支えるためにモニタースタンドを前目に広く使う形になっているものが多いです。しかしモニターアームは基本的に机に固定して利用するため、机の奥を広く占領することがあっても、普段利用するような手前までは固定部分が来ないため、手元を広く使うことが出来ます。
 
 HDMIの切り替え機も持っていると便利です。ゲーミングモニターはHDMI入力が基本的にありますが、1つか2つしかついていないものが多いです。そのため切り替え機を持っているとモニターにつなげるだけのゲーム機以外にもブルーレイレコーダーや現行機に互換性のない昔のゲーム機などを追加でつなげることもできます。また、少し高めの切り替え器ですとオーディオ出力がついている切り替え機も存在します。ゲーミングモニターに音声出力が備わっていない物もありますが、切り替え機に音声出力が備わっているとそちらから音声信号を取り出すことが出来、音を聞けるようになります。またデュアルモニターの場合、複数のモニターごとに切り替え機能がついているHDMIマトリックスというものがあります。HDMIの管理を1つでできるという面から見てもかなり優秀なものとなるので検討してみてもよいのではないでしょうか。
 
 まとめ
 モニターについて何もわからない人が見るべき項目は画面の大きさ、解像度、リフレッシュレート!
 筆者おススメは24~27インチ、FHD以上、120Hz!
 デュアルモニターにモニターアームとHDMIマトリックスでさらに快適に!