2023年冬アニメ感想#10
第10回は、「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」を紹介します。
ほぼ同棲している高校生男女が、仲を深めていくラブコメ作品です。天使様である椎名真昼の圧倒的な可愛いさに癒されるアニメといっています。
高校生の藤宮周(あまね)は、雨の中でずぶ濡れになりブランコに座っている同じクラスの椎名真昼を見かけて、傘を貸す。自分に傘を貸したことで、ずぶ濡れになり風邪を引いた周に対して、真昼は負い目を感じ、周の看病をする。周と真昼は1人暮らしで同じマンションの隣同士である(←現実にそんなシチュエーションあるのか?)周の部屋を訪れた真昼は、汚部屋っぷりやズボラな食生活に呆れて、真昼の良心・善意から、掃除をしたり、作りすぎて残った料理をタッパーに入れて与えたりする。(そんな人いる?と思う) 奇妙なお隣同士の付き合いが始まり、互いに仲を深めていくというストーリーである。
2話では、真昼が周の家に来て、料理して一緒に夜ご飯を食べます。また、真昼の誕生日に、ハンドクリームとくまのぬいぐるみをプレゼントします。気兼ねなく居られるから、一緒にいるので合って、好きでも付き合っている訳でもありません。やっていることが同棲で、夫婦同然であり、「もう付き合えよ」って思います。
3話では、周と真昼がいる所に、周の母親がやってきます。母親と息子がいるため、名字ではなく「周くん」と呼ぶ流れになります。周も「真昼」と呼んでみます。真昼はあまり名前を呼ばれた経験がなく、名前で呼ばれて嬉しいと感じました。周と真昼は、名前で呼ぶ間柄になり、また1つ仲を深めていくことになりました。はやく付き合ってくれと思います。
原作絵は、はねこと先生であり、超人気な神絵師です。はねこと先生の絵目当てに、ライトノベルや特典のアクリルスタンド・タペストリーを買うくらい、はねこと先生の絵は良いです。原作絵が良いだけに、どうにしても、アニメでは作画が劣化してしまうが、それでも超絶かわいいです。
原作絵とアニメ絵について説明します。原作絵とアニメ絵は違うものです。原作絵の方が良いことがほとんどですが、原作絵よりアニメ絵の方が良いときもあります。ビジュアルボードに落とし込んで、アニメ用の絵に再構成します。作画(線画・配色)しやすくして、作画チームの共通認識(作画ルール)を作るためです。全部、原作絵のようなクオリティでやっていたら、作画コストがすごいですし、そもそも原画マンが全員、神絵師の絵を再現できないと思います。
1話終了後に曲が流れたのですが、まさかのオーイシマサヨシさんのOP「ギフト」でした。曲の歌手名言われなくても、オーイシマサヨシっぽいなと思いました。癖が強い曲で、お隣の天使様のOPがこれでいいのか?と思いました。天使が舞い降りた〜とあるから、このアニメのために書き下ろしてるのかな?オーイシマサヨシさんは「ようこそジャパリパークへ」や「君じゃなきゃダメみたい」で有名です。
椎名真昼の声優についてですが、原作のライトノベルを詳しく読んでいる訳ではないですが、キャラと声が合っていると思いました。落ち着いているけど、何事にも一生懸命で、絶対に手を抜かない所が、声と合っていて良いと思います。
普段は、あまり男の子に言及しませんが、男子目線で、藤宮周くん、ちょっと格好いいなと思いました。美少女相手に思ったことを素直にぶつけ、手軽に接する所や、起き上がる時に手を差し伸べるなどの男としての気遣いが良いと思いました。人付き合いが苦手な設定の割には、全然コミュ障の童貞っぽくないです。
お隣の天使様は今期の癒し系アニメです。癒されたい時に見る用として、見ないで貯めていましたが、本記事の執筆時点で、もう9話まで出ており、貯めているというか、貯まっているに近いです。おそらく最終話まで見ると思います。
2023年冬アニメの講評
今期は、トランスジェンダー系、異世界系が代表的なクールになったと思います。個人的には、「あやかしトライアングル・英雄王・お隣の天使様・防振り・スパイ教室・久保さん・氷属性・転生王女・おにまい」あたりが今期の中で好きです。毎クールそうですが、良いといった作品でも、結局、最後まで見るのは、この中で3つくらいしかないのだろうと思います。
今期のアニメで人気なのは、ブルーロック・ダンまち・スパイ教室・文スト・陰の実力者・防振り>お隣の天使様・おにまい・転生王女・英雄王・ヒロアカらへんだと思います。人気アニメの2期以上が強いといった印象です。今回の記事10作品は新作アニメに絞っているので、取り上げていませんが、一応見ています。
-Nier: Automata Ver1.1a は、一時延期しているのが残念です。(3/10時点で6話まで公開)延期がなければ、もっと人気になってたはずです。東京リベンジャーズは、Amazon プライムビデオとdアニメストアで、会員でも課金しないと見れないので、かなり痛いです。(テレビ東京月曜24時があるようですが)アニメが人気になるかどうかは放送枠も重要です。進撃の巨人 The Final Seasonが始まっているので注目です。放送されるたびに、Twitterのトレンドに上がってきますね。
今期のOP/ED曲は、正直ずば抜けたもの(神曲)はなかったと思います。強いて言えば、冰剣の魔術師が世界を統べるOP 「Dystopia」・お兄ちゃんはおしまい!OP 「アイデン貞貞メルトダウン」・Buddy Daddies OP「SHOCK!」が良かったと思います。YouTubeで、2023冬アニメ OP/EDメドレーを聞いたので、おそらく抜けはないはずです。そんなに良い曲だったら、すでに耳に届いているはずです。
今期の作画は、-Nier: Automata Ver1.1a がずば抜けて良いと思います。SAOで有名なA-1 Picturesが担当しています。(見てない作品もあしますが)その他のアニメは、あまり差はなく、あとは絵の好みです。2023年のアニメの作画は、基本的に綺麗です。
個人的に、今期の可愛いキャラは、
・椎名真昼 (お隣の天使様)
・久保 渚咲(久保さんは僕を許さない)
・花奏すず(あやかしトライアングル)
・緒山みはり(お兄ちゃんはおしまい!)
・リリィ(スパイ教室)
・イングリス(英雄王)
・アニスフィア(転生王女)
です。
以上で、2023年冬の新作アニメ10作品と今期の講評を終えたいと思います。今回は10作品に絞っていますが、紹介したい作品はまだまだありました。アニメの感想を記事として書くのは、初めてでしたが、10作品分やりきることが出来ました。合計2万弱の分量になりました。アニメに対する情熱が伝わればいいなと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。