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きれいで美味しい北海道#2さっぽろ雪まつり

 前回は、室蘭のきれいな夜景とご当地グルメについて紹介しました。今回は、北海道の市町村の中で1番といっても良いぐらい有名な、「札幌」についてお話していきたいと思います。札幌の魅力は、たくさんありますがその中でも「さっぽろ雪まつり」に着目したいと思います。
 
 札幌のイベントと言われるとまず思いつくのは、さっぽろ雪まつりではないでしょうか。雪まつりは毎年、2月頭頃に大通公園などで開催される雪像などが展示されるお祭りです。展示される雪像は、人よりも大きく、大雪像は10mを超えます。そんな雪まつりは、コロナ禍の影響でしばらく大通公園での開催ができず、オンラインでの開催をしていたそうです。

ですが、2023年に3年ぶりに会場を設けての開催ができました。
 上の写真は、2023年に展示されていた雪像です。大通公園は1丁目から12丁目まであるとても大きな公園で、小さい数字の所には札幌市内の高校生のつくった雪像や参加している企業の雪像が並んでいました。この辺りでは左の写真のような人より少し大きいぐらいの雪像が並んでいて、人気のキャラクターなどのデザインがたくさんありました。また、変わったものだと実際の人をモデルにした雪像もあり、2023年は野球の大谷翔平選手の雪像などもありました。
 さらに奥に進んでいくとだんだん大きな雪像になってきて、最終的には右の写真のような建物と変わらない大きさの雪像が展示されていました。この辺りでは、アニメのブースで声優さんなどが参加するイベントが開催されたり、雪像の前で踊るパフォーマンスをするステージなどが開催されていました。2023年はテレビアニメの「僕のヒーローアカデミア」の主人公デクの声優さんが来ていたそうです。
 
 このように完全に復活できたかのように思える雪まつりですが、まだコロナ禍前と同じようにできていないことがあります。それは、食べ物です。私は、コロナ禍に北海道へ来たので前の雪まつりを知らなかったのですが、以前は雪像の展示の合間合間に軽食を売っている屋台があったそうです。そこで温かい食べ物を買い、温まりながらゆっくり雪像を見ていたらしいのですが、2023年は点々と屋台が並んでいるのではなく、テレビ塔の下に固まって屋台が並んでいて、食べ歩きではなく、設置されているテントの中で食べていくという方式になっていました。早く以前のように屋台が並ぶ雪まつりが戻ってくると良いなと思います。