マガジンのカバー画像

MBA損保マンのこっそり教える損害保険の裏側

39
正直わかりづらい損害保険という商品を 現役損保マンがMBA(アメリカンな経営学修士)を通して 得た経験・知識を惜しむことなく使い わかりやすく、得する情報を発信します。
運営しているクリエイター

#地震

保険日誌 第9回 3.11 & 4.14

​​​​​​3.11 4.14 ​ 皆様には、この3桁の数字はただの数字に見えますでしょうか?? この3桁の数字は、損害保険会社に勤める者にとっては特別な意味を持ちます。 2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震による災害が発生しました。また、これに伴い福島第一原子力発電所事故による災害も発生しました。 2016年(平成28年)4月14日 熊本県・大分県で相次いだ地震が発生しました。震度7が記録されています。政令指定都市で震度6弱をより大きな地震は、東日

台風で巨額の支払い 保険会社の倒産リスクは?

このたびの台風で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。 改めて浮き彫りになった日本の災害リスクですが、そのリスクを引き受ける保険会社が倒産したら元も子もないです。 さて、 台風で巨額の支払い 保険会社の倒産リスクは? 答え:異常危険準備金(いじょうきけんじゅんびきん)を積み立てているので、なかなか倒産することはない。 異常=今回の台風19号や東日本大震災のような大規模災害 保険会社は大数の法則(たいすうのほうそく)をもとに、リスクに対して支払う保険金を想定して

最大級の台風上陸、その時損保社員は

今日は、台風のことをnoteに記すしかないですね。 私は、北海道に住んでいるので、台風が上陸することはほぼないのですが、今回の台風の針路のNEWSは毎日食い入るようにみています。 東海地区、関東地区の皆様の安全をお祈り申し上げます。 さて、台風のような自然災害を前にすると、損害保険会社に勤める社員達はただならぬ思いに至ります。 今こそ保険の出番だ!本当にそう思います。 大規模災害に被災すると家も、車も、時に大事な人の命が奪われます。 大地震、津波、大型の台風、噴火