陸上コーチのMBです。
昨日Twitterを見ていたらアメリカのPenn Relaysという大会で70歳男子100mのカテゴリーでめちゃくちゃキレキレな動きをする選手がいて驚愕した。しかもタイムは13秒47で速い。走っている時のボディポジションが素晴らしいく、しっかりと鍛えられているなと。やはり年齢に関係なくトレーニングを継続することが大切。
Penn Relaysとは?
先ほどの動画を見て、Penn Relaysとは一体どんな大会だろうと興味が湧き、調べてみた。
調べたところPenn Relaysは1895年ペンシルベニア大学フィアデルフィアのFranklin Fieldで毎年開催されおり、アメリカ最古の陸上競技会として知られている。また、この大会はリレーレースを世の中に普及したことでも有名と書かれている。
よくよく思い出してみたら2016年のオリンピックプレキャンプの時に映画ローキーで知られる独立記念館やフィアデルフィア美術館に行っていたので、近くまで来ていたんだなと。
また、World Athleticsにはリレーレースの歴史はPenn Relaysなしでは語れないと書かれている。Penn Relaysより前にリレー大会は行われていたが、スポーツとしてのリレーレースが定着し普及に貢献した大会だと。
元々バトンはなかった
1913年まではバトンなく、走者同士でタッチを形式を取っていたそうだ。またリレーゾーン導入もオリンピックストックホルム大会の翌年にPenn Relaysで採用された。
五輪・世界陸上を除けば世界最大の大会
これまでBOLTなど数多くのトップアスリート大会に参加して大会を盛り上げた。そして、2019年時点では、五輪や世界陸上を除けば最も観客が大会を観戦している大会と書いてある。
リレーというコンテンツの歴史を正直知らなかったので、いつか行ってみたい大会の一つになった。
またリレーという種目は誰でも知っている、誰もが一度は走ったことがある非常にポピュラーなものなので、リレーというコンテンツを使って大会をもっと楽しめるものしていくのもありだと感じた。
Penn Relays 公式サイト