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一眼レフを買った

僕が最初に一眼レフカメラを買ってからほぼ30年が過ぎた。

一眼レフにオートフォーカスがやってきたのがミノルタのαで、その後追いでキヤノンが出してきたのがEOS。それが安定して、けっこうこなれた価格帯になった頃に買ったのがEOS 100QDというモデルだった。QDというのはQuartz Date。日付が入るという機能がわざわざうたわれていた。これに、SIGMAの28-70と70-210を組み合わせていた(純正レンズは高かった)。取材目的で買ったカメラだったが、子供の運動会でも使った記憶がある。

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それからほぼ30年(正確には29年)。まさか自撮りのためにレンズ交換式カメラを買うことになるとは思わなかった。定番のはずのLogicool Webカム(C910)で済ませるつもりが、オートホワイトバランスがちゃんと機能してくれていない。散々な言われようなので、まずはiPhoneをWebカムに使うことを考えた。

iPhoneをMacのWebカムに使うアプリにはいくつかあるが、僕が使っているのはEpocCamというもの。無料アプリから有償までいくつかバージョンがあるのだが、そのハイエンドのEpocCam HDというiPhoneアプリを購入。980円とまあ安い。Mac側にはドライバを入れると、iPhoneがUVC(Universal Video Class)のカメラとして認識する。普通のWebカム扱いで、内蔵のFaceTime HDカメラ、LogicoolのWebカムと並んで、EpocCamという表示が追加される。

EpocCam HDは、Wi-Fiだけでなくて、Lightningケーブル接続して低レイテンシの接続ができる。画質はHD(1080)だ。これで十分なんじゃないかと思うのだが、ドリキンはそれでも不満だという。どうしても僕に一眼Webカムを買わせたいらしい。

一眼レフ、ミラーレスなど、高画質カメラでWebカメラにできるものとしては、筆頭に来るのはSIGMA fp。なにしろUVCに追加アプリなしで対応するので、そのままMacでもWindowsでも使える。ただ、値段が高い。22万円もするのだ。

その後、EOS Webcam Utilityを皮切りに、既存の一眼レフ、ミラーレス、コンデジをWebカムにするためのドライバが、メーカー自身から出されるようになった。

CamLinkやATEM MiniなどのHDMI端子からの映像を取り込むキャプチャデバイスを使うのでなければ、こうした対応カメラとメーカー製ドライバソフトが必要。ただし、Windowsに限る、という状況が長く続いてた。

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